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【レポート】人が集まる場所のつくりかた

豊中村の大阪大学の近くでMIBU SANCIという学生向けの下宿を夫婦(管理人)で運営しています。が、ただの下宿にあらずです。
わたしたちは、自宅に友人・知人を招いて「面白い大人」と「学生」が出会う機会を作っていきたいと考えています。

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で、こないだの日曜日、妻の知人の小野さんが遊びに来てくれました。小野さんは梅田の北に位置する中津で、「キタの北ナガヤ(通称:キタナガ)」というミニ複合施設を運営している人です。(「ミニ複合施設」という言葉は、いまわたしが勝手につけました)

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トップの写真はそんときに小野さんが作ってくれた中華料理で、なかでも異彩を放っていた麻婆豆腐です。

『やたらと美味い中華料理を出してくれるけれど、この人は一体何者なんだ?』という不思議な空気からトークがスタートしました。

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どんな想いでキタナガを作ったか、キタナガが完成するまでの苦労話(ネタみたいな話)、コロナ禍で売り上げが95%減になって「マジでヤバイ!だけどだからこそ燃えてくる!」など、どの話もとても興味深かったです。

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特に印象的だった話をお伝えすると、小野さんは概ね以下のようなことをおっしゃった。

「地主さんや不動産のオーナーさんは、大手の業者さんに『このボロい建物壊しちゃって新築のマンション建てるとか駐車場にしちゃった方が儲かりますよ?』的な誘惑を受けています。なので、"その街に似合う"古い建物が壊されないようにするには、こっちも儲け話を持って行かなくてはダメなんです。古い建物を残したいという思いだけではどうにもならないんです」

上記は一語一句そのまま正確な発言ではなく「わたしの要約」であることをお断りさせていただくとして、とかく小野さんはそのようなことをおっしゃった。そして地主さんや不動産のオーナーさんに古い建物を残してもらうための秘策のプレゼン方法をわたしたちに教えてくれたのです。

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秘策のプレゼン方法をここで明かすことは出来ませんが、とても魅力的な提案内容でした。ちょっと大げさですが、抽象的に言うと、地主さん・オーナーさん・業者さん・運営者・お客さんの全員が平等にハッピーになることを目指した未来、そんな感じです。

が、ここで本稿が終わってしまうとあれなんで、ヒントをお伝えします。
キタナガに3回くらい遊びに行ってください。勘のいい人はわかると思います。


文:MIBU SANCIの夫の方

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