![2_クローバーhead](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/9875609/rectangle_large_type_2_346a2d1cc3c9b819a6a9cb4731f96382.png?width=1200)
2.クローバー ~小さな幸せをそっと~
ルノルマンカードの意味を一枚一枚Miboなりに深堀してゆこう第2回です。
リーディングの一つのヒントとしてご活用いただければ幸いです。
2.クローバー(Clover)
キーワード:小さな幸せ、ラッキー、ちょっとした、漢方
クローバーの意味はとてもシンプル。
昔も今も幸運のシンボルとして扱われています。
私の場合、クローバーと聞くと最初についついCLAMP作"CLOVER"という漫画を思い浮かべます。
その一節
四つ葉のクローバーを見つけたら
幸せになれるの
でもね 内緒にしてて
クローバーの白い花がどこに咲いていたか
その葉が何枚あったのか
四つ葉のクローバー
貴方を幸せにしたいのに
貴方のものにはなれない
この漫画の主人公は四葉のクローバーです。
みんなが自分を探してます。
"それ"には確かに"力"がある。それを得れば自身の"力"となる。
クローバー自身が幸せになれるのかを知らずに。
話がそれてしまいました(汗) クローバーのカードの意味です。
クローバーはアイルランドやイギリスにおいて昔から幸運のお守りでした。
昔とはいつなのか…というのは具体的な記録はあやふやなようで、
アイルランドの聖パトリックは、三位一体を説明するためにこの草を使ったとされます。
一つの葉は父のため、一つの葉は息子のために、そして最後の葉はHoly Spiritに。すべてが一つの茎に神の一部として。
のちに四葉のクローバーは希少であること、十字に形が整っていることから四葉のクローバーは幸運のシンボルとなったという説があります。
四葉の意味は、名声・富・健康・忠実な愛。
クローバーを夢見るのであれば、結婚からの繁栄を保証するという言い伝えもあり、悪い縁に対しての魔除けとしても使用されていたようです。
さて17世紀頃のフランス、ここでは葉の形に言及せず、クローバーそのものが幸運のシンボルとれていたとする文献もあるようです。
ルノルマンカードの絵には三つ葉と四葉、カードによって絵柄が異なります。しかし、その意味はどちらも幸運であり、それを見つけた瞬間、出会った瞬間、ときめきを運んでくる素敵なラッキーシンボルなのです。
しかしこのシンボル、少し気を付けてほしいのが、"ちょっとしたラッキー"であること。理由は生鮮植物であり"木"とは異なり草である為すぐに手元になくなってしまう。長くそのラッキーが続くわけではなく、一時的であるために幸運がいつのまにか離れてしまう可能性があるので注意しましょう。
そんなきゅんとしてしまううれしくも儚いシンボル。
その価値を大切にしてみてください。
Mibo
いいなと思ったら応援しよう!
![Mibo](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/9094677/profile_f61d8fda3f0cb0743d7c135f00d19e2f.png?width=600&crop=1:1,smart)