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➃マニラ(香港→マカオ→深セン→マニラ旅)

今回は5月14日から約2週間ほどかけて4ヶ国を回ってきました。フィリピンのマニラに行く予定ができたのですが、マニラだけの往復ではつまらないなということで、香港にもついでに行こうということになり、香港に行くなら香港からすぐ近くにあるマカオと深センにも行っておこうということで今回の旅のプランが決まりました。

今回はフィリピンのマニラです。
ようやく今回の旅の最終地点になります。
今回のマニラはオカダマニラで開催される1300人規模の日本酒イベントに参加するために訪れました。

今回のフィリピン旅行は今までのフィリピンへのイメージと180度変わった旅になりました。
このタイミングでフィリピンへ来てよかったです。
すごいチャンスに満ち溢れた国でした。

飛行機の乗り遅れからスタート(香港→マニラ)

マニラへは香港から飛行機で移動です。
空港のラウンジが使えたので余裕を持って空港に行きました。
ラウンジでくつろぎ、そろそろ出発時間になったので搭乗ゲートに移動しました。
電光掲示板を見てマニラ行きの飛行機を確認すると出発予定時間から1時間ほど遅れているではありませんか。
仕方がないので仕事をして待ち、ようやく搭乗案内が始まったので列に並び飛行機に乗ろうとすると「あなたのチケットの便はもう行ってしまっている」と衝撃的なことを言われました。
英語で「Your flight is already gone!」ですね。
どうやらマニラ行きは同じですが、別の航空会社の便のゲートに並んでいたみたいです。しっかりと便名まで確認せずに、マニラ行きだけで判断してしまった僕のミスです。。

嘆いても何も始まりませんから別の便を調べるとその日の便はすべて終わっていたので翌日の便になりました。航空券を取り直しです。
今夜香港に泊まるホテルも予約して、既に取っていたマニラのホテルはキャンセルできませんから文字通りのダブルブッキングです。痛い出費になりました。

香港に戻るともう夜です。空港に行ってラウンジでくつろいだだけの一日になりました。とほほ。。
夜ご飯は海老ワンタンを食べました。美味しかったです。

香港市街に戻り海老ワンタンを食べる

翌日はリベンジのため、また空港へ移動です。昨日と同じバス停に朝早くから並び空港へ移動しました。
空港に着くとマニラ行きの飛行機が3時間遅れています。。また遅延ですが、今回はしっかりと搭乗ゲートを確認しました。
仕事をしながら待ち、ようやく無事に飛行機へ搭乗です。
香港からマニラまでは2時間半ほどかかるので朝早くからホテルを出たにもかからず、マニラに着いたのはもう夕方でした。
飛行機の乗り遅れ、飛行機の遅延などの問題を乗り越えなんとかマニラに到着しました。
マニラ暑いです。。

マニラのニノイ・アキノ国際空港に到着

明日の日本酒イベントの前夜祭がやっていたのでマニラに到着するとすぐに会場へ移動して参加しました。
飛行機の遅延もあって少し遅れての参加です。
日本各地からの酒造会社や飲食業の方などたくさんの日本人が参加していました。
海外で会った日本の方とは仲良くなれるのでやっぱり海外は素晴らしいです。

埼玉県川越市のCOEDOビールさん

フィピリンの高級エリア

次の日はフィリピンの街を観光しました。
案内をしてもらいながらの移動だったので、よりフィリピンのことを知れました。
まず訪れたのはBGCというフィリピンでもっとも最先端の街です。
このエリアに入った途端、急にアメリカのようなきれいな街並みに変わってびっくりしました。
そしてBGCに入る前には厳重なセキュリティチェックがあり、治安も良いです。
言い方は悪いですが、フィリピンのイメージは汚くて治安の悪いイメージだったのでこのイメージがひっくり返りました。

BGCの街並み
3Dモニターもありました

BGCに丸亀製麺があり、ここの店舗が世界の丸亀製麺の中で一番利益率の良い店舗のようです。
というのもこのエリアは物価が高く、日本の8~9割ほどの価格になります。
物価はそこまで日本と変わらないのですが、フィリピンは人件費が安いので、人件費分が丸っと利益になるので利益率が上がるようです。
聞いてみるとフィリピンは平均月給3~4万円のようでした。

BGCにある世界一利益率の高い丸亀製麺の店舗

フィリピンの人件費の話に戻りますが、フィリピンはBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)の国で、英語が喋れて人件費が安いので欧米の企業からの仕事がたくさんあります。
アメリカのコールセンターなどはほとんどフィリピンにあるので、アメリカの企業に電話をかけても話しているのはフィリピン人みたいです。
こういう外資系のコールセンターなどで働いても月給は3~4万円のようです。
フィリピン人は「どうやって暮らしているんだろう。」という疑問が湧いてきたので聞いてみると、親族の中にほぼ必ず1人は海外で働いているエリートがいてその人からの仕送りで生活しているようでした。
その理由からか、東南アジアの中で国外から自国への送金額はフィリピンが1番多いです。

BGCでは新しく三越ができており、その中にニトリも入っていました。
ここのニトリはオープン当初はすごい行列だったみたいです。
この三越の上には4つのコンドミニアムが建っており、野村不動産が管理しています。
コンドミニアムにはそれぞれ「春」「夏」「秋」「冬」という名前が付いていました。
場所が一等地とのこともあり値上がりが著しいようでした。

BGCにある三越

BGCの次はロックウェルというエリアに行きました。
こちらも高級エリアです。
BGCの時と同じく、このエリアに入る前に検問があります。

ロックウェルのデパート

このデパートのフードコートでお昼ご飯を食べました。
ランチの価格は日本と同じくらいでフィリピン人は富裕層でないとこの値段のランチは食べれません。
このフードコートには世界中の料理が20店舗ほどあり、見ていて楽しいです。
僕はタイのパッタイを食べました。

フィリピンのマニラで食べるタイ料理

ロックウェルの視察が終わったら次はフィリピン不動産の話を聞かせてもらうためにDMCIという会社に移動しました。

DMCIはフィピリンで一番中流向けのコンドミニアムを販売している会社で、令和の虎の虎側としても活躍している方に説明をしていただきました。
フィリピン不動産市場の熱さがよく分かりました。
フィリピン不動産欲しいです。

DMCIでフィピリン不動産の説明を聞きました
屋上にプール付きのコンドミニアム

オカダマニラでの日本酒イベント

フィリピン不動産の説明を聞き終わったら、ついに日本酒イベントに参加です。
1300人規模の日本酒イベント。盛り上がりがすごいです。

1300人規模の日本酒イベント

日本から20を超える酒蔵さんが出展されており、僕の地元鳥取県の日本酒の千代むすびさんも出展されていらっしゃいました。

鳥取県の地酒、千代むすび

出展している酒蔵の一覧です。
獺祭やサッポロのビール、チョーヤの梅酒など有名な会社さんも出展されています。

出展している酒蔵さんの一覧

日本酒はもちろん、食べ物もマグロ一匹丸ごと出ていたりすごい規模でした。

マグロ丸々一匹

このイベントは15,000円くらいしたのですが、日本人の僕からしても結構高い金額です。
それにも関わらずフィリピン人の方がたくさん参加しており、フィリピンを下の国だと思っていてはすぐに日本も追い抜かれてしまうという焦りを感じました。

フィリピンと日本の橋渡しのこのイベント。マニラを回っている際も街中のいたるところにこのイベントのチラシやポスターがあり、「SAKE MANILA」のイベントムード一色でした。
このイベントを企画したのは日本人の方で、日本のお酒を知ってもらうイベントを企画して、この規模で成功させているのは学ぶべきことだらけでした。

マニラのコンドミニアム

フィピリン最終日はマニラに住んでいる日本人社長さんのコンドミニアムにお呼ばれして昼からお酒とご飯をいただきました。
このコンドミニアムの1階に入っているスーパーは、日本の成城石井などの高級スーパーよりも高いスーパーが入っており、フィリピンの富裕層の生活水準の高さを目の当たりにしました。
野菜はカラフルでキレイに並べられています。
海鮮売り場は日本のホタテや牡蠣の他にロブスターやエビなど、こちらもキレイに並べられていました。

きれいに並べられた高品質な野菜
海鮮売り場

招待していただいたコンドミニアムのプールも見せていただきました。
その社長さんはこのプールを見て、ここの物件に決めたと言っていたほど素晴らしいプールが備え付けてありました。
子供がいる方はプールがあると遊べて良さそうです。

フィリピンコンドミニアムのプール

お酒とご飯をいただき仲間もできて最終日まで楽しかったです。

コンドミニアムでお酒とご飯をいただきました

まとめ

現在フィリピンの平均年齢は25歳で、人口ボーナスが2050年まで続くと言われているとても勢いのある国です。
2027年にはマニラに2つ目の空港が完成予定で、現在あるニノイ・アキノ空港の3倍もの利用客予定のようです。そしてマニラの地下鉄も東京メトロが協力して建設しているみたいです。

現在の日本は人口が減少して国力も伸び悩んでおり、日本の若者は頑張っても報われないから努力するのをやめようという方も多いです。
その反対にフィリピンの若者は皆、将来フィピリンはもっともっと良くなると信じており、とてもポジティブなエネルギーに満ち溢れている国でした。

フィリピンはすごく可能性に満ちており、楽しい国でした。
ベトナムと同じくらい好きになった国なので将来は仕事で来たいと思います。

マニラで一緒に回ってくださった方々ありがとうございました😊
そして最後までお読みいただきありがとうございます。

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