女子ボスのトリセツ (1)
私は知人の影響で、再び本を読む事を始めた。
読書の習慣化を今年の目標にしようとしている。
そして、このnoteもそのアウトプットに利用する事にした。
タイトルに本の題名を、その後ろに何冊目かを記録する。
リハビリ期間も考慮し、まずは50冊を目指そうかと思っている。
そんな意気込みを持った私が最初に選んだ本は【女子ボスのトリセツ】である。
ここでいう“女子ボス”とは組織やグループを不条理に支配しようとする女性の事であり、ここでは“女子ボス”によるパワハラについて解説している。
少し前の私がまさにそのターゲットになっていた事もあり、これを1冊目に選んだ。
“女子ボス”と呼ばれるパワハラをしてしまう女性の性質や注意点が解説されているのだが、この“女子ボス”という生き物は、そもそも理不尽に相手を攻撃するという特徴があり、誠実さと正論だけでは攻略が難しいらしい。
そんな厄介な存在の“女子ボス”だが、彼女たちから身を守る対処法が幾つかあるそうだ。
ここからはその身を守る方法の中から、私が取り入れようと思っている方法を2つ紹介しようと思う。
1つ目は、自分と相手との間に境界線を引く事だ。
そのやり方は至ってシンプルである。
まずは、会話は短く済ませ、はっきりと言い切る事。
更にこちらの情報を必要以上に与えないように注意する事。
これらが意図的に境界線を引く方法なのだそうだ。
振り返ってみると、私はこの対応が出来ていなかった。
私は子供の頃から誰とでも仲良くなろうとする節があり、そのせいで嫌な思いをした経験も何度かあった。
確かに自分に危害を加える相手とわざわざ仲良くしようとする必要はないし、この境界線を引くという行為には納得だ。
そして2つ目は、まともに相手と張り合わない事である。
“女子ボス”という生態は攻撃性が高く、理不尽な言い分を正当化しようとする特徴を持つ。
そのため、正論で張り合っても分かり合える事はなく、こちらの精神ばかりが消耗される。
現に私が出会った“女子ボス”も自分にとって都合の良い事だけを受け入れ、それ以外は聞く耳を持たず、上司にも歯向かっていた印象がある。
このように会話を深められない相手とは、まともに会話をしようとはせず、その場をサッと終わらせるのがベストなのだという。
いづれにしても、このような“女子ボス”に分類される相手とは戦おうとはせず、極力関わらないという選択をしたほうが賢明なようだ。