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気になることに突っ込んで行く。
奈良マラソンの日。
この辺りはマラソンコースになっており、長時間交通規制があるので、界隈のお店はほぼ臨時休業になる。右に倣えは苦手なのでお店を開けることにしたのだけれど、意外に忙しくて楽しかった。
オープン前にお店の前でランナーを見ていたら、こっちの方を見て手を振ってくれる人や、私の名前を読んでくれる高校の時のクラスメートがいたりして、このままずっと見ていたい気持ちになった。
応援の後に食事に来てくれる人や、てくてく歩いてパンを買いに来てくれる人。
「めっちゃ暇かも?」と思っていただけにとっても嬉しかった。
後半の声援を聞いていたらこっちまで泣けてきそう〜。ということで、来年も開けよう!っと。
昨日は楽しみにしていた上原ひろみのコンサート。彼女のライブにはもうかれこれ10年くらい続けて通っている。ピアノを通してパッションを表現する波動のようなものが私にはすごく合うのだ。毎回編成が変わるのだけれど、今回は前回と同じメンバーだった。全体のサウンドは素晴らしくて感動的だけど、やっぱり彼女のソロのパートの方に引き込まれてしまう。
なので次回(すでに12/27のチケットもゲットしている)のソロコンサートはとっても楽しみ!
それにしても、年々夜のライブが辛くなるお年頃。奈良で見るよりやっぱり大阪で見るライブの方が断然いいので、電車を乗り継いで行くのだけれど「行きは良い良い帰りはこわい〜」でライブで消耗した体でミッドナイト近くに帰宅するのはなかなかヘビーだ。
でもスカパラも同世代だし、吉田美奈子さんも大貫妙子さんもアッコちゃん(矢野顕子)も私よりもオールドなんだから、できるだけ足を運んで同じ空間を共有したいと思う。
なんかねー。やっぱりメッセージが飛んでくるんだよなー。音に入り込むと同時に自分の中の宇宙空間に入っちゃうのかもしれないけど。
世間への違和感とは別の心地よい空間が輪っかのように重なってパカンと外れてそっちの方が強調されていくような。
帰りの電車の中では、またも現実空間に戻ってくるのだけれど、「ま、いいや。なんとかなる。」と思える。
気になることの方に突っ込んで行く方が面白い。楽ちんの方に流されず、めんどうなことにはヒントがあるよね。
写真は関係ないけど20代の頃に行ったアラスカ