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ミアズChapter4のはじまり

なんとかオープンできた。
オープン前の1週間くらいは、HPをやりなおしたり、カレンダーを書いたり、材料や消耗品の発注やら、メニュー作りで、作業がいろいろ残っていてバタバタした。よく大橋トリオが言う「大橋トリオは、せーの、一人です。」って言葉が何故かぐるぐる回って、「ミアズブレッドの芯のところは結局一人の頭の中にあるのかぁ〜」って考えていた。ずーっとミアズのこと考えているのは私ひとりだもんな。今朝見た「ボクらの時代」のゲストのバックナンバーの清水さんも同じようなこと言ってたな。(大橋トリオは実際もひとりだけど)
でもなんやかんやいっても、芯さえ決めたらみんなで作っていけるので、実は一番理想的だったりする。実際お店はみんなが持ってきてくれた緑で溢れている。

何度も予行演習みたいにプレオープンしていたので、本番はその延長で自然な感じだった。昔からミアズに付き合ってくれているお客様も来てくれた反面、存在すら知らなかった人もいた。「へ〜粟のとなりにあったの?ぜーんぜん気づかなかったわ〜」苦笑いをしつつ、胸があつーくなりそうなところにサッと水をかけられるような。お商売ならではの感じ。

でもさすがに「オープン」となると船が港から離れて旅が始まったような感覚がある。ここまで来るのはドドドドドって地殻変動しているくらいの勢いでもあるけど、実際は日々の一生懸命を繋いで、小さな力を集めて、なんとか形ができた。
子供が何かに興味を持って、ダーッと走り出すのと、紙と鉛筆さえあればどんどん世界を作っていくのとがミックスしたような感じ。

まだまだ未完成だけれど、働きながら作っていく予定。自分でもどこまでやれるのかわからないけど、もうすでに周りは海!波とお天気と相談しつつ、やっていく。沈没しても泳ぎは鍛えているから大丈夫。(ヘロヘロスイミングだけど)

今年の夏は海に行けなかったので、 パーク・デル・マーの海


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