美麻珈琲とは
立山黒部アルペンルートの玄関口として知られる長野県大町市。風光明媚なこの地は、紅葉の美しさが県内有数の名勝地として知られる高瀬渓谷、四季の移り変わりが豊かな居谷里湿原や唐花見湿原、北アルプス山麓唯一の天然湖:木崎湖、雄大な北アルプスの山々、豊かな自然に恵まれています。
この恵まれた環境の中で自然と協調し、リラックスした心持ちで、小さなコーヒー専門店をゆっくりと育んでいきたいと考えております。
長野県大町市は水がおいしいことで知られ、東側は標高900mの居谷里湿原の湧き水を「女清水」、西側は標高3000mの北アルプス上白沢(黒部ダムの入り口の川の上流)の湧き水を「男清水」と呼び、市水道として使われています。
美麻珈琲で使用する水は「女清水」居谷里湿原の湧き水と美麻の里山:小熊山の湧き水が合わさった柔らかで甘い水です。美麻のおいしい水で淹れたコーヒーをぜひお楽しみください。
ストローベイルハウスとは、藁(ストロー)のブロック(ベイル)を積み重ねて土と漆喰で塗った家のことです。 美麻珈琲はストローベイルハウスを自分たちの手で一から建てました。解体しても土に還る、産業廃棄物がほとんど出ないエコロジーハウスです。
壁の厚さは50センチにもなり断熱性や保温性に優れ、夏の冷房や冬の暖房にかかるエネルギーを節約できます。内部の壁や床もすべて自然素材で作りました。 建物で過ごす人の心身に居心地の良い空間を目指しました。
良質な豆を「煎りたて」で提供し「挽きたて」「淹れたて」の三拍子そろった鮮度感のあるコーヒーを大切にしています。店内で焙煎し、数日で売り切る量しか焼きません。焙煎したてのコーヒー豆は酸化していないから、香り豊かでおいしいです。
農作物であるコーヒー豆は、すべてが良品ではありません。手作業でチェックしたものを提供しています。
焙煎前のコーヒー生豆は、お米と同様に低温15℃までの管理が良いとされています。 美麻珈琲がある中山高原は、平野部よりもさらに平均気温は3〜5℃程度低く、夏もさわやかです。 店舗の地下は、生豆の貯蔵にふさわしい温度を保っています。
よくお尋ねいただく薪ストーブは、フィンランド製『Nunna Uuni』社の石造り蓄熱式ストーブです。炉内外にふんだんに組み上げられたソープストーンという石は27億年前の地層から産出され、優れた蓄熱性・耐熱性があります。
耐火性の高いソープストーンを火室にも用いて、薪を燃焼させます。ストーブ全体で蓄熱し、鎮火後はゆっくりと熱を放出して、店内を快適な室温に保ってくれます。
空気を効率よく炉内に取り入れ、燃焼温度が下がらないよう空気の流れを制御しています。適切な給気により高温で燃焼するため煤や煙の発生を大幅に抑制し、薪から得られる熱エネルギーをより多く取り出せるため熱効率が良く、環境への負担を減らします。
店舗のほか、オンラインストアもご利用いただけます。ご来店をこころよりお待ちしております。
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