【MIA】マイアミ・マーリンズ展望2024 〜 先発投手編 〜
どうもマイア・ミッシーです。
メジャーリーグも先日開幕を迎えましたね!
私の贔屓球団のマイアミ・マーリンズ。昨年は下馬評が低かったものの、チーム全体で接戦をものにする勝負強さを遺憾なく発揮し、見事ポストシーズンに進出することができました。
今年も下馬評は低めですが、昨年に続きポストシーズンを目指すのは変わりません。
なお、早速いきなりパイレーツさん相手に、開幕4連敗を喫しスイープされて今後がやや不安ですが。
そこで今回はマーリンズの戦力分析と注目ポイントについてお話ししたいと思います。
野手編は私と同じMLBファン合同noteのMIA担当あおいちさんが執筆しておりますので、是非ご覧ください!👇
ではご覧下さい、どうぞ!
【先発投手陣】
まずは先発投手の陣容
開幕時の先発ローテは上記の5人。
昨シーズンは、アルカンタラ,ルザルド,ギャレット,カブレラ,ペレスとこの5人がベストの先発ローテでしたが、内4人が開幕時故障離脱という厳しい状況となりました。
そんなローテにおいて、今シーズン開幕投手に抜擢されたのはへスス・ルザルド。
昨シーズン自身初の規定投球回に到達し、球団の左腕投手シーズン奪三振記録を更新するなど飛躍のシーズンを送り、MLBを代表する本格派先発左腕になった地元マイアミ都市圏育ちの男が、今シーズンは地元球団のエース格を担います。
ルザルドについて期待と安心を持てる一方、今年のマーリンズ先発陣は2番手以降の投手が、未知数な要素多くある印象が強いでしょうか。
開幕2番手はA.J.パック。OAK所属時のマイナー時代はルザルドと共に将来のエース候補として大きく期待されてた身長201cmの大型左腕投手。デビュー以降は全登板リリーフ登板で、昨年はシーズン前半はクローザー、後半は色々な役割で投げ、今年から再び先発に転向します。
奪三振力と制球力を両方兼ね備え、リリーフ専任だった昨シーズンは主に武器のスイーパーとフォーシームの2球種を投げてましたが、先発転向に合わせ持ち球のスプリットやシンカーも投球のレパートリーにより多く加えるそうです。パックが今年先発でどのような成績を残すか注目です。
開幕3番手はライアン・ウェザーズ。昨シーズンのTDLでパドレスからトレード移籍した24歳の若手左腕。
20年のポストシーズンでメジャーデビューを果たした男も、その後3年間は思うような成績を残せず伸び悩み状態。オフシーズンのトレーニングでは今季の飛躍を目指すべくツーシームの取得に取り組み、またSpring Trainingの試合では球速が自己最速の98.7マイルを記録するなど、その成果が見事現れています。怪我人が戻ってくるまで己の実力をしっかり示し、今年こそ先発投手として飛躍のシーズンになることに期待です。
開幕4番手はトレバー・ロジャース。21年シーズンは新人王投票2位に入る活躍を見せた期待の左腕も、ここ2年間は故障の影響で思うよなシーズンを送れていません。
とにかくロジャースは怪我をしないことが最重要課題。健康で居続ければハイパフォーマンスが期待できるだけに、彼の今シーズンのパフォーマンスは未知数な部分の多い先発陣にとって1つのカギとなってきそうです。
開幕5番手はマックス・マイヤー。20年ドラフトでドラフト全体3巡目指名で入団した期待の有望株右腕。22年にメジャーデビューも、メジャー2登板目を終えた後、肘の痛みを訴えTJ手術。昨シーズンはリハビリのため全休となりました。
TJ手術明けということもあり、マイナーオプションが行使され開幕をAAAで迎える予定でしたが、故障者が続出しまさかの開幕ローテ入りとなりました。怪我人の復帰や周りの投手の状況次第では、またAAAに戻される可能性が高いですが、自慢の90マイル台の高速スライダーを武器に、メジャーのバッター達をねじ伏せる姿を見られることを期待してます。
上記に書いた通り、実に昨年の先発ローテ陣5人のうち4人が開幕時負傷者リスト入りという厳しい状況。
昨年ローテに定着し活躍した、七色の変化球を優れたコマンドで操る技巧派左腕ギャレット。最速150中盤の超高速チェンジアップを武器とする、埋蔵資源が彷彿な剛腕カブレラ。肩の痛みでSpring Training中に離脱してた2人が4月中に復帰が見込まれるのは、不安のある現在の先発陣にとって救いの要素でしょうか。
ただ残念ながら、一昨年は球団初のサイ・ヤング賞を獲得する大活躍を見せ、昨年は不調ながらチーム最多のイニング&完投数を記録してPS進出に貢献したアルカンタラが、TJ手術を受けて今シーズン全休予定。チームのみならずMLBを代表する最高クラスのイニングイーター投手を失うのは、やはり大きな痛手です。彼の代わりに誰がイニングを多く消化するのうかは、今シーズンのマーリンズ先発陣の注目ポイントであります。
また20歳でメジャーデビューし、いきなりエース級のピッチングを見せた怪物エウリー・ペレスも、Spring Training中に肘の痛みを訴え検査を受け離脱。TJ手術は回避したものの、状況的に前半戦の多くを欠場となりそうです。年齢的にも今年は球数・イニング制限継続なので、今年もハイパフォーマンスの投球を見たいと思う反面、できる限り無理はして欲しくないところですね。
最後に
今年のマーリンズ投手陣は相変わらずフレッシュな陣容ですが、例年と比べて経験の少ない選手が多いという印象です。
この中から今年何人ブレイクするか。メジャー定着を果たせるか。そしてシーズン終了後、最終的にはどのような陣容になっているのか。いい意味で未知数な部分が多い今年のマーリンズ投手陣に注目です。
あと、救援投手編はまた数日後に投稿いたしますのでぜひご覧ください!
それではまた👋
Let's go ! Fish !