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両親へ。

父と母へ。
とても、感謝しています。
今まで、育ててくれてありがとう。

これからいつまで一緒にいられるのか分からないけれど、いつまでも大切に思っています。

最近は、わりと楽しく過ごせています。
大学もたぶん順調かな。
しんどいことも、なんとかやり過ごせてるよ。

ずっとずっと迷って生きてきたけれど、今いる大学に通うことができて、よかったと思っています。

わがままきいてくれて、それぞれのやり方で寄り添ってくれて、ありがとう。

私が隠してきたことには、触れないでいてくれて、ありがとう。

いつでも帰って来られる場所になってくれてありがとう。

まだ小さな時から、私の将来を考えていてくれてありがとう。

おかげでほんの少しだけ、学ぶことが好きです。

おかげで一緒に頑張ってくれる仲間が、今でもいます。

まだ、何を好きになるか分からないうちから、色々なことに触れさせてくれて、ありがとう。

当時はあんまり乗り気じゃなかったものもあったけど、今になって、習い事を沢山経験できてよかったなと思ってるよ。

どれもあんまり伸びなくてごめんね。

習い事以外も、芸術に触れさせてくれてありがとう。

一緒に観た演劇も、沢山聴きに行ったコンサートも、今となっては覚えてないことも多いかもしれないけれど、ちゃんと私の人生を豊かにしてくれました。

父さんへ。
いつも頑張ってくれていて、ありがとう。

仕事もして、家のこともして、働きものの父さんはすごいなと、いつも思っています。

あんまり手伝ってこなくてごめんね。

父さんには、少し物言いたくなることもあるし、嫌だと思うこともあるけれど、それ以上に好きで大事に思っています。

私は、父さんが描いていたような子には、もしかしたらなれていないかもな、と思っているけれど。そんなことないかな。どうかな。

私がやりたいと思ったことの多くを認めてくれてありがとう。

季節の果物を色々買ってきてくれてありがとう。

美味しい野菜を沢山食べさせてくれてありがとう。

人より、学費のかかる道も、歩ませてくれて、ありがとう。

学校がずっと苦手で、嫌いで、行きたくないと言いまくってきてごめんね。
今はようやく、自分の意思で、行きたいと思えるようになりました。

ひきこもりがちな私を、外に連れ出してくれてありがとう。
色々なものを見て、たくさんのものに触れて、多くの刺激を受けながら成長できました。

私に、名前をつけてくれてありがとう。
SNSでは、よく偽名を使っているけれど、
私にくれた私の名前、私はとても好きです。

名前の通りの生き方は、死ぬまでに出来るか分からないけれど、人との繋がりを大事に生きていけたらいいな。

あんまり早く、いなくなっちゃ嫌だよ。
健康に、長生きしてね。


母さんへ。
いつも私を受け入れてくれてありがとう。

母さんには、私の話を沢山たくさん、聴いてもらったね。いつまでも拙い私の話を、聞いてくれて嬉しいです。

沢山心配してくれて、ありがとう。
顔には出さないことが多いみたいだけど、心配かけてるなぁとは感じてます。ごめんね。

高校までずっと、早起きしてくれてありがとう。
お弁当も、ありがとう。

必要以上に早く家を出る私の送り迎えは大変だっただろうに、文句ひとつ言わないで付き合ってくれて、ありがとう。
おかげで、あんなに辛かった学校も、なんとか通いきることができました。

ご飯も、家のことも、色々な手続きも、沢山たくさんしてくれてありがとう。
本当に、感謝しています。

本当のことを、信じてくれずに、怒られた時はちょっとだけ、しんどかったな。

でも、それだけ。あとはずっと、私が私でいられるように、家を作ってくれて、ありがとう。

大きくなったのに、ずっとくっついていても嫌な顔しないでくれて、ありがとう。
帰って来られるように受け入れてくれて、ありがとう。

今まで我慢して来たり、しんどいことを経験して来た分、好きなことを好きなだけ、楽しんでくれたらいいな。できる限り楽しめるように、そのお手伝いもするから、いつでも言ってね。

私を産み育ててくれてありがとう。
痛い思いをしても、大切に守ってきてくれて、ありがとう。

あんまり頑張り過ぎないでね。
好きなことだけ、できる分、楽しむ生き方をしてくれたらいいな。

急にいなくならないでね。
もし、万が一、どんなに悲しいことがあっても、
最後まで、どうか寄り添わせてね。


ここに書いたって、
両親がこれを見ることは、私が死にでもしない限りないとは思うのだけれど。

直接言えるのは、ここに書いたことの2000分の1くらいしかないだろうから、せめて書き出しておきたくて。

本日、無事に20歳を迎えられたことは、すべてあなた方2人のおかげです。

沢山愛情を持って育ててくれてありがとう。
貰った分には到底足りないだろうけど、私も2人に心を贈れるように、頑張って生きていきます。


これからは自分のために生きてね。
あなた方の、子どもより。

2024.12.28 note7

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