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ファーム経歴【オーストラリアワーホリ】

こんにちは。みあっちです。
ひとつ前の記事で「時給のファームジョブの見つけ方」について書きました。


今回は実際に働いたファーム全4カ所をご紹介します。
Optusの電波について言及していますが、ファームのある地域ではTelstraの方が電波が強かったからです。TelstraのSIMカードにすればよかったと思いました。

2019年12月〜2020年4月の間での経験談です。情報は変わる可能性があります。


1つ目 GrapeCo

Melbeinエリアの食用グレープファーム
・12月
・行った仕事は、ぶどうのトリミング(歩合)とプランティング(時給)
・住む場所の提供あり
・Wi-Fiあり
・Optusでも電波あり
・家から畑までのピックアップの提供あり
・スーパーバイザーや家を管理している人がいる
・砂ぼこり注意(布マスクがオススメ)
・虫はめちゃくちゃ気になる程はいなかった

NICHIGO PRESSによく求人が掲載されているところですが、ファーム名は伏せられていました。基本的に日数は取れます。半年以上ここのファームにいる人や、毎年来る人もたくさんいます。それくらい大きなグレープファームです。長くいればいるほど良い仕事がもらえるようです。やはり長期間いることでスーパーバイザーからの信頼は得やすくなります。

気温が高すぎると仕事はできません。高温になりやすい地域です。


2つ目 Trentham Berry Farm

Trenthamエリアのラズベリーファーム
・12月〜2月
・行った仕事は、ラズベリーのピッキングとパッキング(時給)
・住む場所の提供あり
・Optus電波なし
・Telstraの場合使用可能
・敷地内に畑あり
・個人ファーム
・虫との戦い

とても素敵な個人ファームでしたが、今季を最後としファームを閉めてしまったので、もう人は雇わないそうです。オーナーが気さくな人でした。また会いに行きたいなあ。

このファームは1番思い入れがあります。ワーカー7人みんなで一緒に食材を買って、ご飯を作って、毎晩一緒に食べていました。
朝晩の寒暖差がとてもあり、凍え死ぬかと思いきや、暑すぎて動けなくなったり。
毎朝カンガルーにおはようって言って、
毎晩のようにきれいな星空を見上げて、
今までこういうことしてこなかったなあと思いました。

自然の中に、畑も寝床もキッチンもあったので虫との戦いが毎日繰り広げられていました。ここで出会ったファーム経験者から「いずれ慣れる」と言われましたが、たしかに慣れていきましたね。自分でもびっくりです。完全に虫なんて平気!にはなりませんでしたが、居て当たり前だという考えが根づきました。

生きる力がついた!


3つ目 Thor manpower

Colbinbbinエリアのワイン用グレープファーム
・2月〜3月
・ワイン用ぶどうのピッキング(時給)
・住む場所の提供なし
・(Optusでも電波があったか忘れてしまいました)
・ピックアップなし
・車必須
・ハエとハサミムシ多

ファームというより人材派遣会社みたいなところから仕事をもらってました。シーズンは短いです。ここでついにハエネットを使い出しました。

クビになるかならないかの対戦が裏で繰り広げられていることもつゆ知らず、ふつうにちゃんと働いていたら、勝負に勝っていました。日本人は真面目でNOが言えないから利用されやすいと聞いたりしますが、ここでは良い面に結果が出ました。


4つ目 Seeka

Bunbarthaエリアのフルーツファーム
・3月〜4月
・洋梨とキウイのプラントトレーニング・トリミング(時給)
・住む場所の提供なし(ありの人もいました)
・Optus電波なし
・ピックアップなし
・車必須
・虫はそんなにいなかった

いくつもファームを持つ大きな会社です。求人はあまり出してなさそう。働いた期間が閑散期だったので、仕事の終わりが見えると焦っていました。
オーストラリア人も働いているようなしっかりとしたところなので、タイミングよく入れれば、数ヶ月は働けるのではないかなと思います。
優良ファームは求人を出さなくても人が集まってくるので、いかにして入るかが重要です。
わたしは友達の友達の友達の友達から情報を得るという奇跡的な出会い方をしました。


農業と自然

雨が降っていても仕事をするファームもありますが、だいたいのところはお休みです。
雨が降る前に仕事を切り上げたり、雨が止んでからスタートしたり。

また、
作物の熟し具合(天気によるからどうしようもない)
市場の需要量(作物によっては顧客からオーダーが入らないと仕事ない)
シーズンの長さ(作物によってシーズンの長さが異なる)
自然災害(森林火災、雨が降らない、気温が低い、等かなり影響を受けました)
などによって仕事の有無や仕事量が変わってきます。
人間の力ではどうしようもないことが多いです。


ファーム移動の話

ファームを移動しながら仕事を続けていくことはよくあることです。
わたしもシーズンが終わるごとに移動していました。
シーズンが終わってからだと次の仕事が見つかりにくいので、シーズンが終わる前に移動先を検討し確保するべきです。
また、良い仕事はかなり早い時期に求人が出ることが多いように思います。
先に必要な労働者を確保するためです。
すぐ働けるというところは、人がすぐに出て行ってしまうような待遇の悪いファームである可能性もあります。

わたしは最初に2つ目のファームに行くことを決めていました。仕事の始まる1ヶ月ほど前に求人が出ていました。


まとめ

わたしが働いたファーム全4カ所でした。ビクトリア州内でもかなり移動しています。移動手段は車、電車、バスでした。
大きなファームだと複数の畑を持っているので畑間でも移動が結構あります。車は非常に大事です。
車があることによって、選ぶ仕事の幅も広がり、良い仕事も手に入りやすいです。

次回はファーム生活に欠かせない、住居と車についてお話ししたいです。


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