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「Mais moi,」の仲間紹介①アイシャ

皆さまこんにちは!

「Mais moi,」(以下メモア)代表のミアです。

今回は私の大事なメモアの仲間たちを紹介させていただきます!

まずはメモアの商品開発に欠かせない、セネガルの現地パートナー・Ashley(アイシャ)の紹介です。

なぜ私がセネガルに渡航し、アイシャと出会うまでに至ったのか、などなど、少し長いですが綴っていきますので最後まで読んでくださると嬉しいです!

私がセネガルに渡航するまで

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遡ること5年前、私が24歳の時です。

当時の私は25歳という節目の前に「新しいスキルを身に付けたい!でも仕事に直結するスキルというより、一生ものの教養になるようなものが良い」と漠然と考えていて、そこで頭に浮かんだのがフランス語でした。

学生の頃にフランス人の友達ができて、彼らが話している美しい言語に魅了されたのを思い出したのです。

ノリと勢いで行動する私なので、「日本人でフランス語話せたらかっこよくない?」という軽い理由ですが、思い立ったら即行動できるタイプなので、思い立ったその日のうちに超基礎から勉強できる薄めのテキストを購入。

「アン、ドゥ、トワ…」(数字の1、2、3)から始めて「1日3ページ進める!休日は5ページ進める!」と小さい目標を立てて進めて行くのが楽しくて仕方ありませんでした。

テキストを1周し終わった頃、「どうせなら海外で学びたい!」と思いGoogleで「フランス語 格安留学」で検索したところ、なんとヒットしたのがセネガルという国。

当時すでに20カ国以上旅していた私でしたが、セネガルは名前だけなんとなく聞いたことある程度でちんぷんかんぷん。

「セネガルってどこだ?え、アフリカ?おもしろそう!!」

当時は宿代授業料込みで月10万円でできる格安のフィリピン留学が流行っていましたが、セネガルも同じように宿代と週3回のマンツーマンのフランス語レッスンで月10万と、とても安かったので、即申し込み、ダカール行きの航空券も購入。

しかし初めてのアフリカ、初めてのフランス語での生活。

実際行ってみると日中は暑すぎて外に出るのも億劫だったし、日本人は珍しいのか外に出ると周りからの視線をずっと感じて落ち着かず、引きこもり状態になってしまいました。

(今となっては人の視線なんて気にならないのですが当時は慣れない環境でちょっとのストレスでも敏感になってしまいました…)

同じ宿の日本人とたまに会話をする程度で、外部との接触も最小限だし、セネガル観光もできず悶々とする日々…

そんな状況の中で唯一の楽しみがアイシャとのレッスンでした。

アイシャとの出会い

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(「snow」という自撮りアプリでいろんなエフェクトでふざけて何百枚も写真を撮って遊んで、レッスンの時間があっという間だった…笑)

彼女は宿のオーナーさんに紹介されて知り合ったフランス語の先生。

笑顔が素敵で、気さくで、オシャレで、家族思いの彼女。

すぐに友達として大好きになりました。

しかも日本人の生徒を多く見てきたからか、日本人に寄り添ったフランス語の発音や正しい言い回しなど丁寧に教えてくれて、教え方も上手で本当に良い先生。

レッスンは私が自由に話したいトピックを選べるのですが、同い年ということもあり、お互いのメイクを見せ合ったり、好きなファッション、お互いの国の恋愛事情やデートスポット、結婚観や仕事観など本当に様々な話をした時間は今でも忘れられません。

(しかし彼女の課題はとてもハードで、A4ノート6ページ分の作文をフランス語で書くというもの…ヒーヒー言いながらフランス語と向き合ったのは良い思い出…。)

私が日本に帰国したあとも連絡を取り合ったりと友人でいられているのは本当に嬉しいです。

彼女がジョインしたきっかけ

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メモアを立ち上げようと決めた前から「世界中の布を使って誰もが元気になれるお洋服を作りたい」という思いがあり、最初に思いついたのがセネガルでした。

街に出ると色鮮やかな布のお店が軒を連ねていて、見てると気分が上がったのを覚えています。

セネガルでは自分で布を選んでテイラーさんにオーダーメイドのお洋服を作ってもらうのが定番なのですが、5年前の渡航時に引きこもり生活をしてしまった私はオーダーメイドのお洋服を作っているわけもなく…

それが後悔として残っていました。

「またセネガルに行きたい!セネガルで体型や障害の有無も関係なく楽しめるお洋服が作れたら最高…!!」

そして旦那を説得し、1ヶ月の渡航が決定。

「でもわずか1ヶ月で何ができるだろう、知り合いのテイラーさんもいないのに…今からできる事は全力でやっておきたいのに、何をすれば良いか分からない…」

と途方に暮れていたところ、ブランド立ち上げの相談をさせていただいたBISSAPのあきこさんから、

「セネガルに知り合いはいないの?もしテイラーの知り合いがいなくても、知り合いがいたらその人が良いテイラーを知ってるかもしれないし、頼れそうな人には頼ってみると良いですよ」

とアドバイスをいただき、すぐアイシャに連絡を取りました。

もちろんセネガルに着いたらアイシャと久々に会ってみたいとは思っていたものの、「彼女も自分の仕事があって忙しいだろうし…会えてもお茶する時間があれば嬉しいな」と少し遠慮していました。

ですが開き直って

「セネガルの布でお洋服を作ってブランドを立ち上げたいんだ。体型や障害の有無に関係なく楽しめるお洋服を、カラフルなワックスプリントで作れたら絶対素敵だと思う。もし時間があれば手伝ってくれない?もちろんちゃんとお礼もさせてもらうから!」

と言ったらすぐ返事が来て、

「なんて素敵なアイデアなの!!すごい良いね!もちろん協力するよ!!」

と快く引き受けてくれました。

それだけでなく、「実は私の姉テイラーやってるの!ミアがデザインした服、彼女に作れるか聞いてみるよ」と言ってくれたのです!!

その後のやりとりでお姉さんの職場の人も協力して作ってくれることになり、発狂するほど嬉しくて、お風呂に入っていた旦那に「ねぇ聞いて!!棚からぼたもち!!」と叫んで伝えたほど。笑

当初の予定では、セネガル着いたら一人で布を探して、一人で手探りで優秀なテイラーさんを探して、拙いフランス語で交渉して…でも今回の渡航では収益を得られるほどアイテム数を得られそうにもないし…どうしよう…

と気が遠くなる思いでしたが、この悩みが一気になくなったのが信じられず、安心したのと同時に一気に物事が進み出したぞ!と興奮が止みませんでした。

それからはほぼ毎日連絡を取り合い、私の代わりに布屋さんに行って布探しをしてくれたり、値段の交渉も行ってくれています。

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(布屋さんに行って「どの布が良い?」と全て写真を撮って見せてくれました。全部で80枚…!!ありがとう😭)

フランス語がまだまだ拙い私にとって、英語が話せて優しくて、彼女以上に心強い仲間はいません。

ブランドを立ち上げるなんて、ましてやセネガルでお洋服を作るなんて初めての経験なので、アイシャたちに何をどこまで伝えたら良いか、ここまで求めて迷惑ではないか?とたまに迷うこともあるのですが優しさに甘えてなんとか10月の渡航までにある程度進めることができそうです。

素敵な彼女と一緒に仕事ができるようになり、本当に感謝しかありません…!

まだまだ始まったばかりですが、引続き応援してくださると嬉しいです。

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