ランガラカレッジ ホームステイ概要&体験談🇨🇦
こんにちは、Miaです!
今日はランガラカレッジのホームステイプログラムについて紹介します! ホームステイに当たり外れはつきもの。星の数あるほどあるエージェントの中から選ぶか、学校附属のプログラムを選ぶか… すごく迷いますよね。私の体験談が参考になれば嬉しいです!
(ランガラに限らず、ホームステイをしていた友人から聞いた話もご紹介します!)
※私がホームステイプログラムに申し込んだ2020年2月時点での情報であり、最新の情報とは異なる可能性があることをお断りさせていただきます。
※最後に追記。長めの記事になりました。もしよろしければ目次をご活用ください。
ランガラホームステイプログラムとは?
ランガラカレッジが留学生に向けて提供するホームステイプログラム。Homestay Program Officeという担当オフィスが手配や説明会などを行う。最低滞在期間は2ヶ月で、月のホームステイ代は3食込みで$870 $900(2020年12月ランガラHPによる)。
概要
<費用>
(2020年2月時点)
紹介料 $400 (返金不可)
1ヶ月(3食込み) $870 (2020年12月現在確認したところ、$900との表記)
最低滞在期間2ヶ月分の費用 $1740 $1800? (申込み時支払い)
(希望者のみ) 空港までのお迎え $100
<支払い方法>
●初月分が日割りの場合… <$29/泊> を直接ホストファミリーに支払う
※私の場合はカナダの銀行口座同士で使用できるE-transfer を使用)
※2020年12月時点では$30 かもしれません
●初月分&最終月の2ヶ月分 $1740 ($1800?)…申し込み時、銀行送金やカードで学校に支払い
●3ヶ月目以降…ホストファミリーに直接支払う(現金, 小切手, E transferなど)
ランガラの支払い、入学前はやたらと銀行送金、Wire Transferを勧められます。他のトランスファーより使い勝手がいいのかもしれませんが、(確か)$20、手数料が発生します。自分で学校の支払い窓口のようなところに電話をすると、電話窓口からカードでの支払いが出来ました。
多少の手間はかかりますが、手数料を支払いたくない/カードで支払いたい方にはそちらをお勧めします。私はLEAPの時もHomestayの時も、入学前は電話してカードで支払いました。(状況が変わっていたらすみません。)
<プログラム内容として保証されるもの>
3食の食事
家具付きの専用ベッドルーム/勉強場所
基本的な家電(洗濯機, 掃除機 など)の利用
(可能な限り)学校まで45-60分以内の立地
私のランガラホームステイプログラム体験
結論からいうと、私にとっては当たりのお家で、すごく良かった!! のですが、それでは私の感想になってしまうので、項目別にご紹介します!
<ホストファミリー>
高齢の1人暮らしの女性。娘さんが家を出た後の部屋を貸し出し、長年ホームステイの生徒を受け入れている。
<ルームメイト>
その時は、UBCの語学プログラムに通う日本人女性1人。大学からの留学生で歳が近かったので、休日にホストマザーに頼まれたお使いに一緒に行ったりもした。出かけた時に少しだけ日本語を話したけれど、お互い英語勉強したいよねってことを話して、家の中、チャット等基本的に英語で会話。
時期により、日本人以外にも、ベトナム人、中国人、イラン人、中国人、カナダ人(フランス語圏からの国内留学)など様々なバッググラウンドの生徒を受け入れているお家。
<立地>
ランガラまでバスで20-30分の治安の良いエリア。徒歩圏内にスーパーやレストランなども有り。
<食事>
朝昼晩毎回違うものを手料理で提供してくれた。パスタなどの麺類、米、パンなど主食も様々で、野菜の多い食事。学校がある時のランチはサンドイッチがメインで、たまにピザトーストやベーグルなども。用事があり遅くなる時は事前に連絡を入れれば夕食をとっておいてくれた。
<個人部屋>
シングルベッドと小さい机の小さな1人部屋。机が古くてガタつくなど多少の難はあったが、勉強部屋としては十分。収納場所は広く整理整頓もできた。プライベートコントロールの暖房(ヒーター)も有り。wifiも無料で使わせてもらえた。(wifiはホームステイの保証内容に入っていないので、家による/ご好意であるとオリエンテーションで念押しされました。)
<バスルーム>
ホストマザーとは別で、ルームメイトと2人で使用。浴槽にシャワーが取り付けられているタイプ。
<ハウスルール>
夜11時以降はQuiet time
洗濯は週に1回(乾燥機有り)
シャワーは15-20分以内
バスルームの清掃は自分たちで行う
自分の部屋で食べ物を食べない など。
<その他>
ランガラに提出したはずの”食事の好み”、のような書類はホストマザーに届いていませんでした。ホストファミリーへのメッセージも提出したのですが届いていなさそうです。彼女が受け取れていなかったのか(機械に弱い方だったので…)、それとも「いつも届かないんだよね…」と言っていた通りランガラ側が送っていないのか…。苦手な食材やその他の持病(アレルギーとか)は一番初めに自分で再度伝えた方がいいと思います。
<ランガラホームステイの感想>
この他にも、買い物やちょっとしたお出かけに一緒に連れて行ってくれたり、休日は教会に一緒に行かせてもらったり、学校のプレゼンの練習を手伝ってもらったり、日常会話の中でも英語のワードチョイスや発音などを直してくれたり、すごく良くしていただきました。正直、本気でハズレ、過酷な環境を覚悟していたのですが(ホームステイでは何かしらのトラブルはつきものなので)、全くもって嫌な点が有りませんでした。
残念ながら、コロナが広まり、ホストマザーが高齢だったので、お互いに(移す、移される心配をせずに)安心して過ごすためということで、2ヶ月半ほどでホームステイプログラムをやめました。円満家出(?)だったので、家探しにアドバイスをもらったりしながら、またいつか家が空いてたら戻ってきていいよ!と送り出してもらいました。沢山会話をしてくださる方だったので、英語の上達はもちろん会話を通していろいろなことを知り学ぶことができ、すごく良い経験だったなと。私の数少ない”リアルで”会ったカナダでの知り合いです笑 現在もたまに近況報告をしていて、数週間前コロナが少し落ち着いていた頃にも(消毒、マスクをした上で)会いに行ってきました:)
ホストマザーはもちろん、1ヶ月ほど一緒に過ごしたルームメイトとも仲良くすることができたのも恵まれていた点です。ホストマザーに聞いた話ですが、過去にはルームメイトと全く口を聞こうとしない子がいたこともあったそうです。夕食など一緒に食べるのにそれでは気が滅入ってしまいますよね…
私は自分に合ったホームステイ先だったので恵まれていました。同じお家、同じルームメイトでも人同士合うあわないがあると思うので、運が良かったのだなと思っています。
知人のホームステイ体験談
ここからは、カナダで知り合った人たちに聞いたホームステイ体験を少しご紹介します。良し悪しあるよね、という参考になればと思います。
<食事が合わなかった>
Aさん
ホストファミリーはすごく良い人だったけれど、食事のカレーの頻度がすごく高かったそう。自分でランチを買ったり友達とご飯を食べてから帰ったりしていました。ホームステイを辞める/変えてもらう事も考えたそうですが、帰国予定日までの期間が短かったため、そのお家で過ごしていました。
Bさん
友人から又聞きした話なので噂程度ですが、食事が全く合わず、食べられるようなものではないものが出されていたとか…ほとんど食べなかった(食べられなかった)ので、何キロも痩せてしまったそうです…
<環境が苦手だった>
Cさん(ランガラのホームステイ)
ルームメイトが夜遅くまで大きな声で電話していた上に、ホストファミリーが大きな犬を飼っていて、早朝から吠えるので睡眠が十分に取れなかったそう。ホストファミリーに相談して部屋をルームメイトと違う階に変えてもらったそうですが、犬の鳴き声問題は解決しなかったようです。また、ルームメイトとホストファミリー全員で同じバスルームをシェアしていたのでシャワー等が大変だったそうです。
Dさん
大人数の生徒を受け入れていて、ホストファミリーとはあまり関与しないお家。上の階に来てはいけない、と厳しく言われており、ある時急用で上階に行くと見知らぬ日本人に遭遇。”同じ家に日本人がいない” ということを売りにするホームステイプログラムもあるため、鉢合わせないようにして隠して何人か受け入れていた…?という可能性も。
紹介したホームステイ体験談について
あえて、何かトラブルがあった点だけ書き出しましたが、良い点悪い点それぞれあります。私も、嫌な点はなかったと先ほど言いましたが、コロナが広まって来てから出るまでの数週間は、コロナ対策について再三言われ、アレルギー反応でくしゃみが出ただけでも”風邪じゃない?””熱はない?””本当に大丈夫?”と毎回聞かれ、また、高齢の方だったのでこちらも万が一移してしまったら…というプレッシャーのようなものもあり、ストレスでした。
上記の知人たちを含め、大体の人がカナダに慣れて来た頃に引越しをしています。今シェアルームに住んでるよ!という人と話していても、来て最初はホームステイ、ということが多い気がします。繰り返しますが、それぞれのお家に良し悪しがあります。もっと良い環境に恵まれる人もいれば、もっと大変な思いをする人もいるはずです。これはあくまでも私や友人の話を一部抜粋しただけなので、参考程度に、そんなこともあるんだなぁと思ってください。
ランガラホームステイプログラムを選んだ理由
最後に、元々のテーマはランガラホームステイだったので、話を戻しましょう。いろいろなホームステイ体験がある中で、私がランガラを選んだ理由は「”学校”を通している安心感」です。学校の名前がついている以上、学校としてもそんなに変な、問題になるようなホストファミリーは受け入れ先として選ばないだろう、と。
実際、ホームステイオリエンテーション <Langara LEAP オリエンテーション②>の際には緊急連絡先などが紹介されました。なんらかのハラスメントなどを受けた際には、24時間連絡可能な電話窓口があり、すぐに対応してもらえるそうです。過去に、ホストファミリーからセクシュアルハラスメントを受けていたものの学校に言い出せずにいた生徒がいたそうで、ホストファミリーや学校に遠慮する必要はないので、すぐに連絡するようにと言われました。
また、私がホームステイプログラムを辞めるかどうかで迷っていた時には、返金やその他の手続きについてHomestay office の方にメールで相談したのですが、親身に対応していただきました。ホストマザーもホームステイプログラムのスタッフの方何名かの顔と名前を把握していたりと、学校側がホストファミリーのことを熟知しているような印象を受けました。
やはり、もし万が一、何かあっても、”学校”に相談できるという安心感は大きかったです。仮にホームステイオフィスの方までも当てにならなければ、他のオフィスに訴え状況を伝えることも可能なはずです。問題を起こしたくないからホストファミリーの味方をして生徒の言い分を聞かない、なんてことは起こりにくいだろうと。自分、ホストファミリー、手配先、の3点のみの環境下よりは安心できました。
ホームステイエージェントをどのように決めるか
ランガラ推しになってしまいましたが、ランガラのプログラムで大変な思いをした人も、他のプログラムですごく良い経験をした人も、いろいろな人が居ます。ホストファミリーとの相性が合うかどうかはエージェントによって左右されるものではないと思います。
そうすると、料金、保証される内容はもちろん、「万が一何かあった時にどこがいいか」というのが重要なポイントではないかと思います。トラブル対応をしてくれるか、すぐにホストファミリーを変える手配をしてくれるか、一緒に解決策を考えてくれるか、返金はされるのか、そもそも安全な相談先はあるのか。など、各エージェントの特徴が見えてくるはずです。私の場合、ランガラ以外の最終候補が知り合いの知り合いがいるエージェントでした。ランガラの方が料金は高かったですし、「知り合いという安心感」に惹かれもしました。しかし、「万が一何かあった時」に自分の性格上、知り合いだからこそ遠慮/我慢してしまうと思ったので、遠慮なく言えるであろう学校を選びました。
結果的に、私の場合は急を要する万が一、が起こることなく、ホストファミリーとの相性も良かったです。それでも、最後はホームステイを辞めることにはなりましたし、やめるかどうか決めかねている時に、homestay officeの方は無理に続けさせようとされたりすることなく相談に乗ってくださいました。コロナ渦だった事もあり、返金手続き等も柔軟に対応してもらえたので良かったです。
最後に
今回は、個々の体験談が中心になってしまいましたが、いろいろなケースがあるんだなぁとぼんやり想定する際の参考になれば嬉しいです。また、ランガラホームステイプログラムの料金や内容について、調べた範囲で追記しましたが、基本的には2020年2月時点でのものですのでご了承ください。