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最近の oasis鑑賞
最近、オアシスのアルバムを、和訳を見たりインタビュー記事を見たりしながら一曲一曲聞き返している。そういう鑑賞の仕方は、いつからかしなくなっていたなぁと思いながら。今、まるで若いときに聴いていた以上に、心行くまま感心したり感動したりしている。
オアシス解散と同時にスタートしていた社会人生活で削られるように失われてしまっていたところから、その衝動を今、取り戻しているかのようにも思えてくる。
集めてた洋楽のほとんどのCDは、二度の引越しを機に手放してしまっていたから、近頃買い集めを開始した。
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記憶を辿ると、私がオアシスファンになったのが07年で、08年に初めてライブを観て、解散した09年が、新卒一年目だった。大学生活から一転して、どんどんと音楽どころじゃなくなっていった日々も相まって、その存在が突如なくなってしまった喪失感は年を追うごとにじわじわと大きくなっていたように思う。自分の中ではオアシス解散の、あの時に時が止まってしまったのだ。
結局そんな中でもオアシスはずっと聴き続けたアーティストになったけれど、好きな気持ちばかりが大きくなってしまうと後で困るから、片思いしてる人を敢えて避ける行動をするみたいな、そういう距離の調節をしながらオアシスとは付き合っていた。笑
その代わりに自分としてはたくさんの音楽、主に洋楽に出会ってきたけれども。
そのうちの一アーティストで、ライブも何度か観に行った大好きなケミカルブラザーズの、大好きな曲setting sunとノエルが繋がっていることを、今日Be here nowのリマスター版を丁寧に聴いている中でまた喜んでしまった。ノエルがsetting sunを歌っている曲がある。実は、ここ最近になってノエルが歌詞提供したのを知ったので、その喜びの新鮮さはまだまだ味わえそうだ。あんなにsetting sunが好きだったのって、そういうことだからなの?という疑問が浮かび続ける。
というかBe here nowが普通にとんでもなくかっこいい。magic pieは何度聴いても鳥肌立つし。特にドラムが好きで、調べたら二代目のドラマーのアランホワイトという人だった。その人は、最近の記事だと再結成後にまたドラマーとして混ざるのでは?と言われているらしい。
note.でもoasis好きの先輩方からたくさんの情報を仕入れさせてもらったり、楽しくて有難いですねぇ〜。
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冒頭のDig out your soulのアルバムは、私がオアシスファンになった当時にリアルタイムで入手できた最初で最後のアルバムだった。またあの時から時間を動き出させるつもりで、これは中古ではなく新品で購入した。
昨日正式にワールドツアーの情報が出ましたね。
再結成ニュースのときに、前座は誰がやるんだろう?という予想ポストが見受けられたけれど、私はスマパンが来てくれたら嬉しいなぁ。まだスマパンは一度も観たことがなくて、その上、一回観てどハマりしたジェームス・イハが大好きだから。観たいなぁ〜。てか前座って遠征でもやってくれるのかな?
十五年前とは違って、純粋に音楽が楽しめる今があることに幸せを感じる日々。解散や日々の責務による切迫でずっと息を潜めてきた、オアシスを大好きな気持ちに素直に向き合えるからだろう。