The Last Dinner Party in Fujirock’24感想 未発売曲について
Fuji rock Festival2024にて、リサーチしていた今一番気になるロンドン出身のロックバンドThe Last Dinner Partyを念願叶って観て来ました!!!
フジロックが終演してあっという間に一週間も過ぎてしまいました。まだまだセットリストを振り返って余韻に浸る中から、個人的感想&未リリース曲について記載します。
参考までに、以前リサーチしていた記事はこちら。
1.ライブ開始まで
ころころと変わる苗場スキー場付近の雨予報にも運良くかからずに、下界での猛暑を思わせる炎天下の中、スタート三十分前くらいからステージサイドの柵に寄りかかってスタンバイしていました。他のお客さんもパラパラと集まっていましたが、押し寄せて詰め掛けるのを想像していた私には予想外でした。けどぎゅうぎゅうで観ることにならなくてよかったな、などと思いながらも、スタートする頃には見渡すといつの間にかグリーンステージもたくさんの人で賑わっていました。
2.パフォーマンス
時間通りにライブがスタート!PVで観ていた子たちが本当に肉眼で見えることにキュンキュンしつつ、登場してからすぐに演奏が始まりました。
全力で来たな、と思う
本当にここでも海外でやってるようなパフォーマンスをしてくれるのか?なんて思いながら見守っていると、急に初っ端から完璧な演奏を見せながらキッズダンスばりの緩い踊りを披露してくるくる、るんるんしたり、メンバー同士絡んだり。「か、かぁわぁいぃ〜」としか出てこない、彼女たちらしい世界観っていう感じの状況でした。
見所のフロントのアビゲイルの舞いも自由奔放で絶好調そう。それから特に、大学からの友人だというアビゲイルとジョージアとリジーも仲良さげにおんなじ振り付けしたりしていて微笑ましかったです。五人のメンバーが並ぶととても華やかでした。
やっぱり見た目は女の子たちなのに、パフォーマンスは確立されたしなやかで生々しい女性っぽさを感じるのは、非常に魅力だな〜と終始感激。MCの大半はジョージアが担当していて、とんでもなく上手い日本語で日本でのことなど詳しくお話していました!
セットリストで注目だったところ
今出ているアルバムからの曲のを十曲、カバー曲を一曲、未発売曲を二曲やっているようでした。
中でも、"Gjuha"の全員参加のコーラスや、"Pertrait of Dead Girl"、のアビゲイルの歌唱は本当にのびのびとしていてぼうっと聴き入ってしまったなぁ。
完成度が高いTLDPですが、観客にも優しく、参加できるコール&レスポンスや手拍子も教えてくれました。曲は"Pertrait of Dead Girl"や"My Lady of Mercy"にて。
一曲だけ入れていたカバー曲、Bloundieの"Call me"もかっこよかった!
こちらは専門的なライブレポートでかっこいい記事
未発売曲
04."Secont Best"と、11.Big Dog はライブ中初めて聴いて、Spotifyでも出てこなかったので、これからリリースされる曲なのだろうと思いました。
"Secont Best"は私好みの全員コーラスから入った後、すっきりとしてるけどうまみが反芻するようなめっちゃいい曲でした。(説明下手謝罪)
"Big Dog"はアビゲイルがヘッドバンギングするかっこいい曲。
これから、再び新作が届くと思うと今から楽しみです!
3.現地でしか味わえなかったこと
ライブ終盤では、アビゲイルからのサービスで観客のいる柵外に作られていた通路をハイタッチしながら走り回ってくれました。私も伸びるだけ手を伸ばしましたが、残念ながら届かなかったけれど、目の前にきた彼女に軽い衝撃を受けました。おっきかったんです。何がって、身長が!私が低身長寄りだからそう感じたのかもしれないんですが、日本の成人男性の平均身長以上はありそうなくらいで迫力があったなぁ。それからもう一つ、間近で見た瞬間、えっ美人!!とよぎった彫り深な顔も同時に拝めました。それまで可愛らしい印象だったのに、なんだか堂々としていたのが、だからこのパフォーマンスができるってことなんだなぁ、なんて納得するように思いました。
4.終わりに
やっぱりフジロックは何と言っても山の気持ちいい風に吹かれながら大好きなバンドを観れるのが最高です。値上げされた料金や一緒に行く人の事情などで、今年は行くのに結構迷っていたけれど、結局行かなきゃよかったとはいつも絶対にならないフジロック。準備の大変さも終われば完全に忘れる。そんな苗場にまたTLDPも戻って来てくれますように。