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宿題やりなさい! 読み返していない日記#34

新札の話をしたくない。なぜならしろと言われている気がするから。

やれと言われるとやりたくなくなる。このように、選択の自由を奪われたと感じることを心理的リアクタンスと言ったりします。覚えなくていいです。

ちなみに逆にやるなと言われるとやりたくなるのはカリギュラ効果といいます。公開停止になった『カリギュラ』という映画がかえって話題になったことから来てるとか来てないとか。これも覚えなくていいです。下手に覚えてひけらかしたりしたら教室でクスクス笑われますよ。わかんねーてめぇに非があるのに笑ってんじゃねーよと思うけどね。てめぇの無知を笑ってんのか?

新札の話であった。

新札の話をしたくない。新札のフォントがキモいとか肖像画がキモいとか、そういう流れに乗りたくない。話題にしたくない。なんならあまりちゃんと画像を見ていないのでこれから会計の時困るかもしれない。それくらい新しく話題になっているものに触れたくない。

私が逆張りおじさんなのもあるが、新しいものに文句を付けたくない。それは変化を受け入れられないという自己紹介であり、特にこのような誰かが傷つくわけではなく絶対に覆らない事項については批判するだけ無駄な気もしてしまう。文句を言うならある程度馴染んできてから文句を言いたい。

そうでないとその批判はその物ではなく新しい物全般につけられる薄い批判になってしまう。新しいからではなく、そのもの自体を評価したい。そのためには新しいものを新しいまま評価してはいけないのだ。人は変化を嫌うし現状維持バイアスをかけてしまうから。

現状維持バイアスとは認知バイアスの一つで今のままでいたいと望む心理のこと。これも覚えなくていい。

というか、誰かに不利益がないなら無理に批判もしなくていいしね。新しくてもすぐに批判しなければならないときもあるけど、今が本当にその時かは考えていたいよね。

そもそも自分の批判の根拠は本当にあっているのか、それが批判に値するのか、その情報はゆがんでいないのか。批判したいという気持ちが先行すると批判している記事や書き込みしか見えなくなってしまう。フラットに物事を見るのは案外難しい。

少し難しいことを言いました。

批判ありきでいると批判の声が大きく聞こえるように、自分がすでに持っている先入観や仮説を肯定するため自分にとって都合のよい情報ばかりを集めるバイアスを確証バイアスといいます。

これも覚えなくていいです。


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