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ほんとは人生に投げやりになりたいんだけど

自分の非力さ、他に対する理不尽さ、同年代の子たちみたいに活力のない融通の効かない身体、などなど……色んなモヤモヤを抱えています。

そんな中で不安と少しの孤独で内から湧いてくる想いを詩(コトバ)にしました。

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この世に投げ出されるようにして産まれてきた

べつに生まれることを望んだわけではない

べつに歳を重ねるごとに中身も成熟するわけでもない。これ他人も然り

歳を重ねてもどこか大人になりきれてない自分がいる

歳を負うごとに孤独を認めたくない自分がいる

歳を負うごとにあまりにも情けない無力さに歯がゆくなる

人に絶望して人に生かされ、そしてまた人に絶望してきた

だけどまだ会っていない人がいる   まだ会いたい人がいる


手の中に感触がある

手に字の無いことづけを握りしめてそれを伝えるために、まだ名の分からぬ人に会いたい

もうすこしだけ

会ってみたい




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