女1人でコロンビアへ行って来た話⑥コロンビア旅行する上での注意
番外編!
How to コロンビア旅行
初めての南米旅行、南米出身の友達何人かに気をつけるべきこと聞いたら、みんな言うのが「絶対道でケータイを見ちゃダメ!!!!」
意味わかんないですよね、ケータイ見ずにどうやって旅行するん?
そのくらい危険(とされている)南米に、
大ビビりしながらも1人で行ってきた私が、事前リサーチしたことや気をつけたことまとめ。
自分の備忘も兼ねて。
南米旅行に行く方いれば、ぜひ参考にしてください😽💖
参考になったと思った方は、いいね頂けると大変嬉しいです!
1.治安面
(1)事前リサーチ情報
とにかく不安だったので色々と現地民に聞いた。
まとめると、
・街中でケータイを見ない
→スマホ(特にiPhone)を持ってたらお金持ち認定されて強盗犯に狙われやすくなる。
・暗くなったら出歩かない
→地元民でも暗くなったら女性だけで外歩くのは避けてる。1人きりで歩くなんてもってのほか。
・人に話しかけられても無視する
・荷物は常に目の届く範囲に、不要な貴重品は持ち歩かない
・地味な格好をする
・万が一金品を要求された場合は大人しく渡す、絶対に抵抗しない
→抵抗したら武器で攻撃されて、最悪殺される
・公共交通機関は治安が悪いのでなるべく使わない
・危険なエリアやスラム街は事前にリサーチして、近づかないようにする。ただし、治安が良いとされているエリアでも、スリは頻発してるので油断しない
スリが多いのはヨーロッパ等も同じですが、南米では銃やナイフを使った強盗も多いのが怖いところ。
抵抗すると容赦なく殺されます。実際日本人の被害例もある。
これ分かってても、実際襲われるとケータイとかお金を渡したくなくて抵抗したくなっちゃうみたいです……ああ怖い😅
(2)実際行ってみて
何もなかった&常に地元民と行動してたから言えることかも知れませんが、怯えるほどではないかなってのが正直な感想です。
コロンビアは紛争地帯ではないし、経済力もある程度はある国なので辺り一面スラム街やプレハブ小屋なんて事はないです。
特にボゴタは、思ったより都会でびっくりしました。
歩いていると、暗くて危なそうな場所が見えたり、見た事ないようなでっかい銃持った警察が街の至る所にいたりと、少し治安の悪さを感じることはありますが。
でも逆に警察が沢山配備されてるのは安心です。
とにかく注意事項を徹底すれば、そこまで恐れる場所ではないと思います。
あと、南米はびっくりするくらいアジア人がいなくて、見た目アジア人、且つ英語(Spanish以外の言語)を話してるってだけで通行人に二度見されるくらいには目立ちます。
それだけ狙われるリスクが高いってことだと気を引き締めました。
ちなみに、私にケータイを見るなって注意しときながら、私の友達を含む現地民達は道でケータイ見てました笑。もちろん日本みたいに歩きスマホしてる人や、荷物を無防備に出してる人はいないけど。
殺気のある場所もあるけど、それ以上に活気のある場所が多くてめちゃくちゃ楽しい。
2.移動手段
ボゴタもカリも電車やメトロはなくて、公共交通機関はバスだけ。
バス専用レーンがあって、バス停は駅みたいにしっかりしてて、バスってより路面電車って感じ。
時間によってはめちゃくちゃ混んでます。日本のラッシュ時の通勤電車くらい混んでる。
ボゴタの人口800万人なので(東京23区より少し少ないくらい)、ボゴタはどこ行っても人はそこそこ多いです
ボゴタではUberが使えるので利便性と治安を考えてUber移動をしました。今、政府の政策でUberは違法らしいですが、普通に使えます。
運賃も欧米諸国に比べたら安い。
アプリで行き先指定するからスペイン語話せなくても行き先指定できるし、アプリ上で決済済むから金銭トラブルもないし楽。
実際私は空港への往復は1人で手配して1人で乗車したけど、特に問題なしでした。
笑顔でHola〜って言えればいける(言えなくてもいける)
カリでは友達と一緒にバス乗車しました!
昼間だしラッシュの時間ではなかったけど、2回中2回ともバスの中で何かを叫んでる人はいた、、、
まあこれは日本でも同じだけど、とにかく目を合わせないを徹底すれば、特に害はなさそうでした。
ただ、友達がバスに乗る時だけ「荷物は絶対自分の前ね!!!」って注意喚起してきたし、バス停でケータイ見る時(マップ確認してた)はめちゃくちゃ人影に隠れて見てたので、現地民の中でもバスは気をつけなきゃって認識みたいです。
3.言語
これは今回1番驚いた事で、英語が通じないとは聞いていたものの想像以上に通じなかった😂
街中でのやりとりは全部友達にお任せしてたので、私が1人でやりとりしなきゃいけない場所といえば空港とホテルくらい。
行く前の私「空港では流石にコミュニケーション取れるっしょ〜」
甘かった!!!!!!!
空港も通じません!!!!
空港の中のお店の人は勿論だけど、航空会社の職員や空港の職員すら通じません!!!!!
ホテルのスタッフも英語通じない人全然いる。
アメリカ行きフライトのスタッフは辛うじて英語で会話できたけど、コロンビア国内線はもうSpanish onlyの世界線だった…もちろん隣に座ってくる乗客も英語話せないしね😰(中には話せる人もいるかとは思いますが)
基本的にはノリとジェスチャーでなんとかなりますが、トラブルが起こったらかなりやばい。
実際カリの空港で、チェックイン時にトラブルがあったけど、友達と一緒にいる時だったので通訳してもらってなんとかなった😭
1人だったら終わってました。
片言英語すら話す努力もしてくれなくて、彼らはずっとスペイン語で話し続けます。
スペイン語が話せないからって冷遇されたり差別をされるわけではなく、ただ単に英語が話せないし、話す気もない。という感じでした。
ツアー参加だったり現地でアテンドしてくれる人がいるなら大丈夫ですが、そうじゃないならお店での基本的な会話は出来るようにしとかないと、結構キツイと思います😅😅
ただ、ラッキーなことにスペイン語はローマ字読みだし、発音が日本語と似てて簡単なので、単語さえ覚えとけば通じます。
私の超カタカナ読みスパニッシュですら、現地の友達ファミリーに発音いい感じ!って言ってもらえました。
発音が悪くて伝わらないって事はあまりないと思うので、その点英語より楽かも。
4.健康面
(1)渡航前のワクチン
「コロンビア ワクチン」で検索したら5種類くらい推奨ワクチン出てきますが、必須のものはありません(2023年11月に調べた時点では)
但し、黄熱病感染の可能性がある地域に行く場合は黄熱ワクチンは必須。
でも入国時にどこ行くか調べられないし、入国できないとかはないと思う(黄熱危険地域行く方はちゃんと調べてください)
ボゴタは標高高いので黄熱の危険はない、とか地域によって必要なワクチンは違います。
で、いろいろ調べた結果、必須ではなかったけど念の為、黄熱病とA型肝炎だけ接種しました。黄熱ワクチンは一度打ったら効果が一生続くとのことなので、悩んだ結果接種。
これがまた、めちゃくちゃ高かった……
私はカナダで打ったので日本の事情はわかりませんが多分保険適用外なんよね…旅行前に痛い出費😅
ちなみに黄熱ワクチンはボゴタの空港で無料で接種できるらしい(私は利用してないけど)
ワクチン打った病院で高山病の薬Getできたのはありがたかった!
(2)高山病
ボゴタは標高2600m(富士山7合目くらい)なので高山病になる可能性があります。
私は登山したことなくて自分が高山病になる体質なのかよく分からなかったけど、今回夜のフライトで朝着いて、飛行機で一睡も出来なかったのでオールで挑む人生初の標高2600m。高山病の条件揃いすぎてる。
着いた当初はヨユーだったので、全然大丈夫じゃん✌🏻って思ってたけど、到着して6時間後辺りから頭のフワフワ感と胃の不快感😰😰お腹空いてたのに急に何も食べたくなくなってぐったり。
で、「高山病 症状」で検索したらこちら
てっきり着いた瞬間から不調になると思ってたけど6時間後辺りから不調になると……そして6時間後というドンピシャの時間から体調不良になった。
ワクチン接種した際に処方してもらっていた薬を飲んだらフワフワ感は鎮まったので、その後は普通に観光できたけど、薬の副作用で手足の痺れ凄かったし、疲れと寝不足で若干身体はだるかったし、初日は本調子ではなかった😅
当たり前だけど寝不足でボゴタ挑むのはおすすめしません。笑
高山病の薬はお守りとして持ってて損はない!
(3)食あたり
今回現地の友達と行動したおかげで安全に楽しく過ごせたけど、食事面だけは少しストレスで😅
友達が普段当たり前に飲んでるもの食べてるものを「食あたりが怖いから…」って拒否するのも失礼な気がして出来ず、氷入りの露店のジュース飲んじゃったり、お店のお水飲んだりしてしまって、食あたりにとても怯えてたけど、なんとかお腹は全く壊さず過ごせました。
5.まとめ
何もなかったから楽しかったー!と言えますが、一応外務省のHPでもコロンビア国内は全域危険レベル1、治安悪い場所は2〜3は設定されてるし、気を引き締めなきゃいけない旅行先であることは確か。
南米だから特別気をつけなきゃなのは、標高高い都市に行く場合の高山病対策(南米は標高高い都市だらけなので!)と、ケータイの管理くらいでしょうか。あと言語の問題と!
地球の裏側だけあって全てが異世界で楽しいので、ぜひ旅行先に選んでみてください。
私は次は自然を楽しめるような都市に行きたい!
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