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【社会人ワーホリ】なんでワーホリ来たんだっけ、をまとめてみた

こんにちは。
多分、しばらくワーホリ関連の記事続きます。

私は去年の7月からカナダ・モントリオールへワーホリビザで滞在していて、ついに1年が経ちました。
1年と言う節目のタイミングなので、この1年で何をしたのか、何を感じたのか、少しずつまとめたいと思っています。

で、今更なんですがまず大前提として
なんでワーホリ来たのかを整理したいと思ってこの記事を書いています。

私のワーホリに来た理由は簡単
「海外に住んでみたいから」

思いつきと勢いで来ました。

当時、周りの大人たち(両親や会社の上司)にはそんな薄っぺらい理由だけで行っても失敗するとか、意味わからないとか、なんだかんだ言われましたが
「海外住みたい」ってワーホリ行くのに十分な理由だと思います。

会社退職が6月末(最終出勤日は6月中旬)
7月の10日には出国、というめちゃくちゃなスケジュールでした。計画性皆無。絶対にもう少し余裕を持ったスケジュールがいいです。


ここから時系列で追っていきます。

大学時代から留学に興味はあったものの、当時は部活第一優先の生活を送っていた事や金銭的な面で諦めていました。

就活生時代に「就活やめて留学行きたい!」なんて思ったりもしましたが、引かれたレールから外れるような勇気もなく。
別に今行かなくても、駐在のチャンスがある会社に入社すればいいや!と思って、海外支社が沢山ある日系企業へ入社しました。

入社した会社には若手向けの海外研修制度があって、実際その制度を使って海外赴任した人が周りに何人もいたので、私も20代のうちに海外赴任できればいいなーなんて思ってました。

そして社会人2年目を迎える2020年、コロナ大流行。
もちろん若手の海外研修制度は一旦中止になったし、特に若手で海外赴任は難しい状況に。
最初は目標を失ったような気持ちにもなりましたが、コロナの制限がある中で社会人生活を送るのに毎日必死で、「海外駐在する!」なんて熱意は忘れていきました。


一方で、2020年2月にコロナ前滑り込みで行ったフランス旅行をきっかけにフランス語の勉強を始めた私は、「フランス住みたい」が口癖になってました。漠然と「30歳までにはフランスに住みたいなー」と思っていたけど、コロナ禍では自由に海外旅行すらもできないし、夢のまた夢という感じ。

いずれチャンスがきた時のために英語・フランス語の勉強と貯金頑張っとこう!と頭では思ってたけど、
実際、平日は仕事に忙殺され、休日はアイドルオタクとして現場に足繁く通ったり、Go to travel(だったよね?)使って国内旅行したりで、なんなら平日より忙しい休日。年1-2回TOEIC受けるのが精一杯でした。


月日は流れ2022年4月。
それまでは東京勤務でしたが、地方都市へ転勤となりました。異動ともに増える仕事。さらに友達のいない都市で一人暮らし。
幸運にも(?)アイドルオタクをしていたので、月1-2で東京や現場へ行き定期的に友達には会えていましたが(新幹線で3時間の距離なのに!)、冷静にお金の計算をする度に平気で月2桁かかる交通費やチケット代に絶望し、

「あーーーーー東京戻りたい、今の生活が本当に嫌だ。」
脳内の感情は全部これでした。


仕事内容や職場環境への不満も募っていたし、元々転職には興味あったので、「ここを脱出するには転職しかない!」と決意したのが22年11月。


転職エージェントに登録をして職歴経歴書などを作成する傍ら、ぼんやりとした「海外住んでみたい」の思いを確かめるため、オンラインの海外留学説明会や相談会に参加。そこではワーホリとCoop留学の説明をされました。
それまでほぼ調べてこなかったので、ここで初めて実態を知りました。この説明会を受けた正直な私の感想(※当時の感想です!!)

ワーホリ→英語環境とはいえ結局飲食店とかでバイトするなら大学生と変わんない。この歳になって日本でのキャリアを中断して大学生のバイトみたいなことをするのはきつい。(←実際今がこの状況ですが。)
でも思ったより必要な費用が少ない。現実的に可能な額だから手っ取り早く海外いくならワーホリだな。

Coop留学→インターンできるのは良いけど、カレッジでどの程度のことが学べるのか正直よく分からないし、あまり期待できそうにない。どうしても学びたい分野があればいいけど、文系科目のような抽象的で資格に結びつかないものを学ぶために、学費を出すのも時間を使うのも、もったいない気がする。


正直どちらも魅力的に映らなかったし、海外大学院は費用面でも語学力でも到底無理だと思った私は「真面目に転職活動するしかないか」と12月は転職活動に全振りすることにしました。


でも転職活動を進めながら、今の状態で転職活動を進めるのは違うのかなーと思い始めました。「海外住むならこのタイミングしかないのでは?」と思いがちらほら。

というのも、
・新しい会社に入社したら、最低3年は働きたい。(というか辞める前提で転職活動をするのは相手の会社に失礼だしモチベ保てない。)となると、新しい会社に入社したら20代のうちに海外住みたいっていう漠然とした夢は叶わない。新しい会社入社前に「海外に住みたい!」っていう思いを成仏(?)させておきたい。

・新卒の時は「海外赴任できる」が絶対条件だったけど、海外経験が無い私は正直海外に長期間住むほどのバイタリティが自分にあるのか分からない。だから、転職活動において海外赴任を絶対条件にするべきなのか分からない。

・転職候補先見ても行きたいと思える会社がなくて
「もうやだ!!!!どこでも働きたくないよー!!!!」というシンプルに現実逃避をしたい気持ち。働きながらの転職活動がしんどすぎて(地方住みだったので面接のために東京いくのもしんどかった)もっと落ち着いた状態で転職先を選びたい!!!!という転職活動疲れ。


私は前述の通り「フランスに住みたい」という夢とフランス語の勉強意欲と基礎知識はあるので、ワーホリいくならヨーロッパ(イギリスかフランス)がいいけど、当時イギリスのワーホリは抽選制だし、フランスも枠が狭くアプライの時期も決まってる。

今となってはそのどちらかのビザが取れるのを気長に待てばいいじゃない、とも思いますが
当時の私はとにかく今すぐ会社を辞めたかったし、会社を辞めたらさっさと次の道(転職なりワーホリなり)に進みたかったので、イギリスやフランスのワーホリビザに挑戦するいう選択肢はありませんでした。あと、2カ国とも人気国且つビザ発給数が少ないので狭い枠に入れる自信もなく。

(今ならイギリスビザ発給数増えたから迷わずイギリスにしてると思います。イギリス行きたかったなーーー泣)

会社を今すぐ辞めたかったこともあり、とにかく当時の私は焦っており、早くしなきゃ!と思っていました。


そんな感じで迷走していた12月中旬、転職活動に忙しくしばらく連絡してなかった留学エージェントの方からその後の状況を聞かれ、今の状況を伝えてみたら
「モントリオールはどうですか?カナダですがフランス語圏ですよ。」との返事。

モントリオールという街は初耳だったので調べてみると
「フランス植民地時代の名残が残る街」「別名、北米のパリ」
これらの言葉を見た瞬間「ここだ!!!!!!!!」と思いました。


ヨーロッパって治安面で不安だったので、住むならカナダの方が安心だと思ってたし最高じゃん!モントリオールってカナダとフランスのいいとこ取り?と思ってました。(現実はそんなに甘く無いよ私)

私、直感でこれだと思ったら他の選択肢が考えられなくなっちゃうタイプで脳内は「モントリオール!!」一色。
とはいえ流石に直感ですぐに決めれるような内容ではなかったので、一応しばらく悩んだし、その後も転職活動を進めて内定を頂いたりもしました。

でも、やっぱり、内定頂いても乗り気になれなかったし
直感で思った「モントリオールだ!!」が頭から離れず。

悩んだ末私の中で生まれた答えは
「モントリオールへワーホリに半年だけ行く」でした。
ワーホリを決心して転職活動を完全に辞めたのは2月下旬。

当時の私の思考はこんな感じ
「ワーホリって別に1年行く必要ないよね!!半年だけ行けば、日本でのブランクも半年で済むから就活にも大きく響かなさそう。しかも現地で必要な生活費も保険代も半年なら安い。しかも夢のフランス語圏に住める!」
私的に妥協案を見つけた気分でした

ありがたいことにカナダワーホリは手続きも楽だし必要書類も少なく、3月下旬に慌ててパスポートの更新をし、4月にビザの申請を始めて、5月中旬には許可がおりました。

年内(2023年)には帰ってきたかったので一刻も早く会社を辞めて旅立ちたかったのですが、夏のボーナスもらえれば金銭面でかなり助かるので、6月まで退社を待ってしっかりボーナスを貰って、7月上旬には旅立ちました。
ボーナス月退社オススメです。


長々と書きましたが、私はめちゃくちゃ大きな決意を持ってきたわけでもなく、長年あった「海外すんでみたーい」の欲を解消させるため、割と軽い気持ちで来ました。
半年だけ、海外生活お試し!みたいな気持ちでやってきたものの、なぜか1年以上もカナダにいます。そんなもんよね人生。


ちなみに、ワーホリってみんな1年のイメージでしたが、大学生なんかは大学の関係で最初から半年と決めてくる子もいます。

私は半年で帰る気満々で渡航しましたが、渡航直後に出会った友達に(この子は当時ワーホリ11ヶ月目くらいだった)、「半年すぎてからが楽しくなるし、語学力も伸びるから半年で帰るのはもったいないよ!」と言われていて、何度か帰ろうかなーと思った時にこの言葉が脳内をよぎって踏みとどまりました。

今の私は、当時の友達の言葉に大納得です。

半年過ぎてから時間の流れが早いし、気持ちの落ち込みやホームシックもかなり解消されて、カナダのいいところを見つけることができるようになりました。正直渡航直後はカナダ生活きつすぎて日本のいいところしか発見できませんでした。笑

半年でもいい経験だけど、私は1年いてよかったなあと思ってます。

というわけで一旦、カナダ来るまで編でしたー!






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