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歴史保存地区へ

水曜日、セントロの歴史保存地区に久しぶりに出かけてきた。

コロナ前は地下鉄に乗って、頻繁に出かけたけれど、最近はほとんど行くことがなかった。

ラテンアメリカタワーは1985年、2017年、2度の大地震の後もすくっとそびえているタワー。
最上階は展望台。
メキシコシティの人口が減る年末や長い休暇の時、風が吹き、晴れている日に登ると、メキシコシティは谷にあるんだなーということがよくわかる。
そういう日はスモッグがなく、視界が広いから、四方を見渡せる。

私は高所恐怖症だから、あまり行かないけれど、メキシコシティ観光の人気スポット。

右はラテンアメリカタワー。
できた頃は日本の商社もここに入っていたらしい。
左の建物はメキシコ風中央銀行のいくつかある建物の一つ。

ラテンアメリカタワーの頂上にはその時の時間が刻まれている。

サッカーワールドカップがある時など、メキシコの国旗対戦相手の国旗のデザインが映し出される。

一昨日のメキシコ銀行の建物には「コインが流通して100年目」という垂れ幕がかけられてきた。

きっとそれまでは紙幣だったのだろう。


庶民の足。地下鉄。

このあたりには地下には地下鉄が走っている。普段は地下鉄で行くと駐車場を探さないでも良いので便利。またこの界隈には官庁省庁のオフィスが多くある。観光客も多いし、平日はビジネススーツを来て闊歩している人たちも多く見かけることができる。

夕方7時ごろ到着したので、仕事帰りの人たちが多く行き交っていた。

手前は国立芸術院 べジャスアルテスの建物。
イタリアから運ばれた大理石建築。

スペイン植民地時代が始まる前はここは湖上都市。
制服後、スペイン人が埋め立てた土地。

この地区に来て楽しいのは、植民地時代に建てられた古い建物、また20世紀に建てられたラテンアメリカタワーや建物、1995年の地震後建てられた現代建築の建物が混在していて、今までのメキシコを感じることができること。

昔を想像しながら歩くのは楽しい。

20世紀前半のメキシコ建築。
べジャスアルテス。

国立芸術院 べジャスアルテスではオーケストラ、オペラ、バレエ公演
国立民族舞踊団、音楽全般の公演
展覧会、美術館の役割。
レストランやアート系の書籍を扱う本屋も併設されている。

中を歩いて見学するだけでも圧倒される絵画作品、そして建築アート。

20世紀にイタリアから運ばれた大理石で作られた建築物。
スペイン人入植後、湖上都市を埋め立て作られた町に建てられたこの重い建物。
毎年数センチずつ沈んでいる。

毎週水曜日と日曜日には国立民族舞踊団の公演があり、質の高い公演を繰り広げていて、旅行者の外国人にも人気。

でも私は33年住んでいて、一度も来たことがなかった。
この日は初体験。

それについては次回書きます。

春はハカランダが咲き乱れるのを見ることができる場所。べジャスアルテスの建物の西側。

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