13位の日

静岡日帰り出張。

行きの新幹線で予約した席は通路側。
途中、新横浜でハットを被った小綺麗なおじいちゃんが乗ってくる。
強めにトントン！と膝を叩かれて
「窓側座る？どうせすぐ降りるでしょ？僕は終点近くまで行くからね」とのこと。
じゃあ先に降りる私が通路側座ってたほうがいいのでは？と思ったけど、言われるがまま隣の席にそそくさと移動し、おじいちゃんが通路側に座る。

おじいちゃんは座りながら「これこれ〜！」と崎陽軒のお弁当が入った袋を自慢してきた。
起床から2時間以上たってるのにまだ寝ぼけてる私は「ｷﾖｳｹﾝ…ｵｲｼｲ…」と寝言みたいな返事をして、そのまま寝た。

少しして起きたら窓からでっかい富士山が見えて感動して、おじいちゃん景色見えるように窓側に座らせてくれたのかな？と思った。
静岡駅到着のアナウンスが鳴った途端に彼はわざわざ立って道を開けてくれて「お仕事がんばってね！」と声までかけてくれた。

ちょっとしたやりとりのおかげでじわじわ元気が出たし、自分がただの小娘じゃなくて「これからお仕事に向かう人」にちゃんと見えてたのが嬉しかった。

静岡での撮影は何も滞りなく無事に終わり（下っ端の自分が何をした訳でもないけど）2時間巻きで帰りの電車に乗っている。ハッピー！

しいたけ占いがもしこの世から消えてしまった時のために次なる占いを探し中。
「ソウルナンバー占い」だと今日自分は最下位だったけど、多分あんま当たってない。