アマージョexの考察をしていたら未来デッキを作っていた男
どうも、どうも水卜です。
久しぶりの初投稿です。
いろいろてんやわんやしておりまして、わんやが忙しかったので、てんやしておりました。
ぼちぼち投稿をいろいろしていこうかなと思います。例にならってポケカの話です。
しばらくポケカから離れるうちに、デッキの環境が固まってきました。
少し前は、結構いろんなデッキが活躍していましたが、現在主に活躍しているデッキは次の3種類になるかと思います。
①リザードンexデッキ
②ドラパルトexデッキ
③タケルライコex&オーガポンexデッキ
1つずつ解説していく前に、現環境でめちゃくちゃ悪さをしているカードのご紹介。
色んなデッキに採用される凶悪カードです。
ほんまにこのカード来てからポケカおもんないです。助けてください。
このカードの強いところとしては、多々あるんですが、とりあえず僕が思うに次の2点ですね。
①「特性」による「ダメカンを13個のせる」という効果
→見ればわかります。強すぎる。まず、特性で相手のポケモンを攻撃します。似たように、特性でダメカンをのせるポケモンとして、マスカーニャex、テツノブジンexやユキメノコがあります。
ポケモンいれかえなど、いれかえの手段は結構あるので、テツノブジンexの特性も強く、まあまあ厄介ですが、のせられるダメカンは2個なので、許されてる部類かなと思うんです。マスカーニャexもエネルギートラッシュで3個なので、デメリットとリターンの釣り合いとしては妥当なラインだと思います。進化ポケモンのたねのHPで多い60に到達するには、マスカーニャex(2進化)を2体育てないといけませんからね。条件の厳しさもいいバランスだと思います。ところが、ヨノワールは13個も乗せられてしまいます。非ルールの1進化ポケモンはほとんど消し飛びますし、かがやく系のポケモンも大体耐えられません。考えてみてください。テツノブジンexを6回バトル場に出すこと、マスカーニャexを4体並べて4枚エネルギーをトラッシュすること、そして、ヨノワールを育ててきぜつさせること。どれが1番簡単かは考えるまでもないですね。
ドロー手段であったり、そういったサポート系のポケモンを特性で消し飛ばすことができます。ワザを使っているわけでないので、1ターンで2,3枚サイドを取られてしまう、ということも起きてしまいます。ワザでダメカンをのせるわけでないので、ベラカスやミストエネルギーを無視します。明確に対策カードというのもなく、唯一くらいの対策方法はダメカンをのせてディンルーexくんでしょうか。
②非ルールのきぜつ
→特性を使うためには、ヨノワールがきぜつする必要があります。サイドを1枚相手に取らせることになるので、デメリットではありますが、そのデメリットすら、おつりが出るほどプラスに持っていけるカードが多いんですね。
さて、1つ目の環境デッキ、リザードンexについてですが、ワザを見ればわかりますよね。相手にサイドを1枚取らせることによって、ダメージを30アップさせるわけです。ヨノワールの特性+その後のバーニングダーク210ダメージで、HP340のポケモンまで倒すことができます。340ダメージを素の状態で耐えられるポケモンはいないので、基本的に、このコンボですべてのポケモンを倒すことができるわけですね。ヨノワールで取らせたサイド1枚に対して、こちらは少なくとも2枚くらいは交換できるわけですね。意味がわかりません。リザードンex以外にも、サイド不利の状況で強い効果を発揮するカードというのは、現在のポケカでは多いです。
特性を使うだけで、意図的にサイドを調整できるので、状況を能動的に作ることが可能です。
ちなみに、水卜がメインで使っているアマージョexは、あえてサイドレース(先にサイド6枚を取りきるために、どんどん高火力で攻撃する動き)に参加しないことで、必ずサイド状況不利を作り、カウンターキャッチャーなどの効果を生かしていく動きが強いです。基本的に相手をきぜつさせないので、アンフェアスタンプやキチキギスexなど、きぜつした後のリカバリーができるカードを発動させない、という強みもあります。
アマージョexの基本の考え方として、ダメカンをばらまき、相手はダメージが溜まったポケモンがベンチに溜まっていき、新しいポケモンを出せなくて詰む、という考え方で戦います。殴り合いではなく、コントロール、詰め将棋の考え方ですね。(ジムバトルの対戦相手に、「これ余命宣告やな」って言われました。ほんまその通り。)
ところが、ヨノワールを使って、1ターンにサイドを複数枚とられつつ、場のポケモンを確実に1体以上失うというケースが増えてきました。
アマージョexはHPが310と高く、よほどワンパンされないだろう、というのを前提にムーブを考えていきます。ところが、ヨノワール→リザードンexで無理矢理ワンパン、ヨノワールでビーダルをきぜつ→火力が上がったリザードンexに攻撃を食らう、などのケースが多いですね。サイドを取らされるので、ナンジャモで引ける枚数も減ってしまいます。サイドレースに無理矢理参加させられる、ゲームスピードを上げられてしまい、盤面作成の前に負けてしまう、という試合を多く経験しました。
アマージョexのことは本当に好きだけど…。一度、本気でリザードンexの対策をしたい…。と考えるようになったわけです。この後の水卜の動きは後述。
さて、長く語りましたが、次の環境デッキについて。
バトル場のポケモンに200ダメージというのは、中火力ではありますが、効果も含めると実質260ダメージという、非常にいい火力。たねexで、HP200以内のポケモンもそれなりにいるので、ワンパンできるポケモンもそこそこいる。何より効果が強い。ベンチにダメカン6個置けるので、多くの非ルールたねポケモンがHP60以下なのを考えると、ドラパルトexの強さは説明するまでもなさそうですね。
あと、前述のヨノワールと組み合わせれば、最大330ダメージをバトル場のポケモンに与えられるという。勘弁してくれ。
こういう痒いところに手が届かないみたいなところで、ヨノワールを入れると解決みたいなのが多いっすね。
1つのワザで複数のポケモンをきぜつさせて、盤面を崩壊させるのが強みです。ところが、それに比較的強そうなのが、次の環境デッキなんですね。
倍率がえぐいですね。パオジアンexですら×60ですからね。HPも高く、ブーストエナジー古代の対象でもあるので、HP300のたねポケモンがガンガン殴ってくる。おかしいでしょうよ。ポケカ、どうなっちまうんですか。さらに、これと相性いいのが次のカードです。
これがほんまに強いっすね。意味不明っすね。タケルライコexは、自分の場のエネルギーをトラッシュするので、とにかく場にエネルギーをためることが重要です。普通にエネをつけるだけなら、1ターンに1枚しか場にエネルギーは増えません。しかし、オーガポンexのみどりのまい→オーリム博士の気迫(2体選択)→手札からエネルギーつけるのムーブで4枚エネルギーを場にためることが可能です。オーガポンexがベンチに増えれば、さらにエネルギーをためることができます。
とまぁ、なんやかんやありながらエネルギーをためていけば280,350といった大ダメージを与えることができるわけです。トラッシュしたエネルギーは、次のターン、オーリムで再びタケルライコexへ。上手くハマると高火力を毎ターン出せるとんでもないアタッカーになります。
タケルライコexはエネルギーを貯めることさえできれば、早い段階で280,350といった大ダメージを与えることができます。大ダメージを出せなくとも、1エネで70ダメージを出せるので、進化デッキのたねは簡単に倒せます。このへんもえらいですね。ドラパルトexとの対面では、バトル場でファントムダイブを耐えるし、ブーストエナジー古代でHP300に上げれば簡単には突破されないですね。
上記3つのデッキをまとめて対応するのはやはり難しいです。ということで、リザードンexに比較的有利に戦えて、ドラパルトexやタケルライコexにはそれなりに戦えそうなデッキを考えていたんですね。
そんなこんなで、下のカードがおぼろげながらに浮かんできたんです。わりかしいけるのでは?的に。
テツノイサハexくんです。ちなみに、水卜はBWキッズなので、普通にこのポケモンはすこです。強ければビリジオン使っていきたいくらいには。
性能を確認していきます。
特性のラピッドバーニアは、ベンチに出したらバトル場へ。つまり、デフォルトでいれかえ札をもっているようなものですね。これはありがたい。カビゴンLOなど、相手を逃げられなくするデッキやカードもあるので、このへんは偉いですね。さらに、エネルギーを好きなようにつけかえできるので、オーガポンexのように場にエネルギーをためられるポケモンと非常に相性がいいですね。
ワザはエネ少し重めですが、火力はそこそこ。ネオラントVやイキリンコexあたりもワンパンなのは素晴らしいですね。基準がディンルーexくんなので、かなり甘めの評価ですが、いいでしょう。
特に、1つ無色エネなのはいいですね。上にあるような、カウンターゲインの対象になりますからね。
環境のリザードンexに対しては、草弱点を突いてワンパンできます。かがやくリザードンに対してはめっぽう弱いので、対策を考えなければいけませんが、リザードンex自体に強いのは、とりあえず魅力と言えそうですね。
ドラパルトexに対しては、2パン必要で、連発もできないので結構しんどそうです。ただ、ドラパルトexデッキは、デヴォリューションに弱めな印象なので、うまくギミック使っていければそれなりの試合になりそうです。
タケルライコexに対しては、先に攻撃できたもの勝ちですね。ただ、こちらからタケルライコexをワンパンするときは、火力を上げなくてはいけません。そこで、色々考えた結果、下みたいなデッキが完成しました。
メインアタッカーをテツノイサハexくんにしています。サブアタッカー兼サポート役にオーガポンexくんです。手札が事故っていれば、イキリンコexの特性で、デッキの回転率を上げていきます。
かがやくゲッコウガも入れることで、ドローサポートを厚めにしています。テツノツツミはお守り的に。カイでテクノレーダーや大地の器とテツノツツミを持ってきて、必要なければそのまま肥しにしてしまいましょう。
未来デッキなので、下の2つで火力アップを図っていきます。
ワザのダメージが70なら天下取っていましたね。60でも相当な汎用性だったと思います。さすがにそれは強すぎるので50。条件かみ合えばめちゃくちゃ強そうですね。これはこれで何か組み合わせて使ってみたいです。
タケルライコexのHP240を狙うには、テツノカシラex3匹or2匹+ブーストエナジー未来でいけます。少し難しいですが、テクノレーダー1枚でテツノカシラexを簡単に2匹用意はできるので、現実的なラインだとは思います。
最大、テツノカシラex4匹+ブーストエナジー未来で+100ダメージ。テツノイサハexでは、280ダメージまで出すことができます。そう考えると、ドラパルトexに対しては、どうしても弱めですね・・・。もう少し対策を考えるべきですね・・・。
あと、単純にテツノカシラexをベンチに4匹も並べるスペースはないので、当然スタジアムはゼロの大空洞です。8匹並べられれば、かなり余裕あります。
あと、相手のデッキを見ながら刺さりそうなら、次のギミックで戦っていきます。
どういうギミックかというと、めっちゃ簡略化して、下の感じが理想ですね。
上の状態だと、オーガポンexの特性で草エネルギーをつけながら、山札を引いていきます。なので、一旦次のような状態になります。
エネルギーをつけつつ、手札補充強いっすね。ここで、テツノイサハexをベンチに出す→特性でバトル場へ。エネルギーをテツノイサハexにつけかえ、ルミナスエネルギー(雷エネルギーでも可)を手札からつけたら準備OK。今回はブーストエナジー未来もつけちゃいましょう。
からのネジキで、
これでテツノカイナexのごっつあんプリファイを使うことができます。
この状況なら、ごっつあんプリファイで160ダメージを出すことができます。雷弱点のポケモンなら320ダメージまで出せるので、結構な火力だと思います。かがやくリザードンもネオラントVもイキリンコexも、なんならピジョットexやパルキアVstarもきぜつさせてサイド1枚多く取れます。
非ルール中心のデッキなんかを相手にしてても強そうですね。そこそこ使えそうです。ただ、刺さらないデッキには刺さらないので、あくまでサブプランです。狙えそうなら狙うという具合です。
テツノカイナexの課題はどのようにしてエネルギーをつけるか、でしかありません。
水卜が戦ってきた相手だと、
・パオジアンex&セグレイブ
・ミライドンex、エレキジェネレーター
・ルギアVstar&アーケオス
・ロストデッキ、ミラージュゲート
だいたい上の4パターンくらいかなと思います。
パオジアンexで水エネルギー確保、セグレイブでつける、という感じですね。水ポケモンにしかつけられない、というわけでもなく、タイプの指定がないので、テツノカイナexにもエネルギーをつけられます。ずるいねえ。
ミライドンexの特性でテツノカイナexをベンチへ、からのエレキジェネレーターを連発して、雷エネルギーがつくのを待ちます。安定性には欠けるっちゃ欠けますが、普通に強い動きっすね。
ベンチにアーケオス2匹を、ルギアVstarの特性で並べます。山札から特殊エネルギーつけられるの強すぎるんだよなあ。みとを。
これを2枚使えれば準備OKですね。テツノカイナexにつけるエネルギーは、1枚だけ雷で、あとの3枚はどのタイプでもいいので、そのへんはえらいですね。
どれもテツノカイナexを使うためにいろいろ工夫していますね。ということで、水卜も考えてみたのが、テツノイサハex&オーガポンex&ネジキの組み合わせですね。上記のどれよりも再現性は低いですが、逆に言えば、ケアされないので奇襲性は一番高いのではないでしょうか。
リザードンexをはじめ、トドロクツキexなど、草弱点のポケモンもいるにはいるので、そこらへんと戦うときはそのままテツノイサハexで戦いましょう。
テツノイサハexはワザを連発できないので、ボタンやポケモン回収サイクロンで手札に一度戻す→オーガポンexにエネルギーをつける→テツノイサハexの特性で再度バトル場へ、という動きで連発できない効果を消します。あとは、いれかえカートでテツノカシラexをバトル場へ→ブーストエナジー未来をつけて逃げエネ0で逃げて、再度テツノイサハexをバトル場へ、という動きも可能です。
再現性は低そうですが、それなりにパワーありそうなので、そこそこやれそうですね。ていうかおとなしく環境デッキを持つべきでは?という突っ込みはおやめください。USEDマーカーで炎上させますよ。(個人的には、特性使ったかどうかを覚えておくのも、プレイングスキルの一部だし、USEDマーカーを番の終わりに回収するの普通に忘れそうなので、僕はUSEDマーカー使いませんが、相手に使われても何も思いません。別にええやろくらいの感覚です。)
実践あるのみ。アマージョexの考察も頑張りたい所存。ジムバトル優勝したいっすねえ。人生は勉強や。ほなまた。