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スマホVRでVRchatに行こう!手も動くよ【iphone + Switchジョイコン + kinectでHTCvive HMDをエミュレート】


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スマートフォン(iphone)をスマホVRゴーグルとアプリivryを使ってHMDにして、
タブレットPCとdriver4vrとSwitch joyconコントローラーとkinect v1 でHTC viveのHMDとコントローラーをエミュレートして、
VRchat(steam VR)にダイブする話。

(2018-04-14 地点での記事です)


・前置き

・コース
 【スマホでVR・HMDコース】
 【スマホでVR・HMD+コントローラーコース】

・必要なもの

・手順
 (1)HMDをなんとかする 【スマホでVR・HMDコース】
 (2)コントローラをなんとかする 【スマホでVR・HMD+コントローラーコース】
 (3)kinectをなんとかする
 (4)トラッキング・エミュレート
 (5)引っ掛かりやすいポイント


・前置き

はじめに、
出来はしますが、
HTCviveやOculus等の快適なVR体験には及びません。
これをもってして「VRってこんなもんかー」とは思わず、ぜひ専門のHMDを体験してみてください。

…というのはよくある前置きですが、こういった記事を見るのは「ゲーミングPCもないし、いきなりvive買えないし、周りに持ってる知り合いもいないよ」みたいな方なんじゃないかと思います。

そんなあなたに、
インターネットカフェの自遊空間・NEXT蒲田西口店では個室でのHTCvive&ゲーミングPC貸出があります。
マナーを守って楽しいvive体験を。

それから、
現地点で、iphoneHMDでのVRchatダイブに関する詳細な解説はほぼ英語です。動かない!上手くいかない!そんな時、翻訳しながら調べる気合が必要です。
ハッキリ言って、コントローラートラッキングまでやるならvive買ったほうが安いです。
この記事は変態向けです。

申し訳ありませんが趣味で書いたので、私からこの記事以上の保障・サポートはできません。少なくとも私は現段階でネットで辿り着ける情報でなんとかなりました。上手くいきますように。

 

・コース
 【スマホでVR・HMDコース】

★HMD 項目のアイテムのみ揃えればOK。
手順は(1)まで。

カンタンに3000円ぐらいでVR・VRchat体験が待っています。
『Joytokey』などのソフトを使ってbluetoothコントローラに主要な操作を割り当ててもいいですね。

 【スマホでVR・HMD+コントローラーコース】
 全手順・全アイテム。
vive買ったほうが安いコース。
わざわざこの為にkinectとSwitch joyconを買うのはマジでやめてくださいほんとに。VR体験として比べものにならないので。元々持ってる方向けです。


それではスタート!

 

・必要なもの

★機材

・iphone
 ※私はiphone 8で動作確認しました。
・長めのライトニングケーブル
・Windows タブレットPC
 ※私はcintiq companion2で動作確認しました。メモリを16GBに増設済み。

HMD
スマホHMDゴーグル
 ※眼鏡のまま付けられるという理由でこちらを選びましたが、裸眼でもピント調整ダイヤルを調整すれば見えました。なんで?
・iphoneアプリ ivry 840円
 ※steamVR対応のiphone HMD化ソフトです。

【スマホでVR・HMDコース】の人はここまででおしまい。

コントローラー
nintendo swich joyconコントローラ
nintendo swich joyconコントローラ拡張バッテリー
 ※ コントローラを充電するために必要なだけなので、swichをお持ちなら拡張バッテリーは必要ないと思われます。

コントローラーのトラッキング等
・kinect v1(kinect 360またはkinect for windows)20000円前後
 ※PCとの接続アダプタ(必須)が2018年4月現在廃盤品です。未所持の場合は中古で探す必要があります…
 ※kinect v2(kinect One)での動作は未確認です。
・driver4vr 約2700円
 ※エミュレートソフト


・手順 
VRchatがデスクトップモードで動作する環境を前提とします。


(1)HMDをなんとかする 【スマホでVR・HMDコース】
◆steamVRのセットアップ
steamからsteamVRをインストールします。

◆ivryのセットアップ
ivryをiphoneにインストールします。立ち上げたら、右上の「i」マークをタップし、出てくる指示通りにセットアップしてください。

◆動作確認

iphoneでivryを立ち上げた状態で、steamVRを起動します。
ルームセットアップを実行します。
iphoneにゲーム画面が表示されれば、HMDはなんとかなりました!
VRchatを立ち上げてみると、これだけでもなかなか楽しい体験が待っています。

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 スマホでVR・HMDコースはここまででおしまい。
ここまできたら一旦SteamVRを閉じましょう。


 (2)コントローラをなんとかする 【スマホでVR・HMD+コントローラーコース】
【スマホでVR・HMD+コントローラーコース】はまだ続きます。

◆PCへBluetooth接続
joyconの拡張バッテリーを外した状態でコントローラ握って薬指あたりにあるいかにもbluetoothっぽいボタンを長押しすると接続待機モードになります。
PCにbluetoothでコントローラを両方接続しましょう。


(3)kinectをなんとかする
◆ドライバのインストール
「Kinect for Windows SDK v1.8」をインストールします。
SDK 2.0はkinect v2用なので違います。


(4)トラッキング・エミュレート
◆driver4VRの登録・インストール
をします。割愛。

有料プラン(gold)と無料プラン(friend)がありますが、動作テストに成功するまでは無料プランでいいと思います。ただし、無料プランでは15分程度でソフトが停止するため、本格的に使うなら課金する必要があります。

 ◆steamVRを立ち上げる(iphoneとivryも接続しておく)
とdriver4VRも立ち上がります。

 ◆driver4VRのTracking設定
TrackingのHeadとHand controllesをこんな感じに設定します。

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 ◆drirver4VRのDeviceManager設定
DeviceManagerをクリックし、このように設定します。

1.Device configration「JoyCon」タブからSettingsをONに
2.左の「Controlles」と右の「Devices」を正しく選び、「Assign」ボタンで割り当てる

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◆Headのキャリブレーション
Tracking-Head右側の「Settings」をクリックすると、kinectが無事動いていればこんな感じに緑色の棒人間が表示されます。チェックしておきましょう。

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「Calibrate」をクリックします。こんな画面が立ち上がるので、

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スマホをセットしたHMDゴーグルを被り、kinectの正面に立って「Calibrate」をクリックします。

 ◆スタート
「Start Driver4VR」をクリックします。レッツプレイ!

コントローラへのキー割り当ては自動で行われますので、自分一人のワールドで色々やって確かめておきましょう。


(5)引っ掛かりやすいポイント
・キャラクターがしゃがんでいる場合、リアル腕を上に上げ、「Yボタンを長押ししながらリアル腕を下す」を繰り返すとキャラクターが立ち上がっていきます。

・メニューボタンはYボタンの「ダブルクリック」です。単押しではありません。

・移動はleftコントローラのジョイスティックを「押し込んで操作」です。rightコントローラのジョイスティックを押し込んで操作するとリアル体を回転させずにバーチャル体だけ回転できます。kinectではリアル体を回転させられないので必須操作。

プレイしていると、どんどん手首の角度とジョイコンの角度が合わなくなってきます。仕様。その都度ホームボタンを長押ししてキャリブレーションしましょう。


以上です。うまくいくといいですね。

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ちなみに普段はドールとして生きていたりファッションデザイナーをしたりしています。そちらでの活動もご覧下さったら嬉しいです(宣伝)

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生きてる いのちって最高♪