歌い手、Vtuber、配信者…に宛てて インターネットスターの私が泣いた 映画ワンピース『ONE PIECE FILM RED』【前半ネタバレ無し・後半ネタバレ有り】
※歌い手的な当事者によるメチャ痛い感想です!!!注意!!!!
私が観に行ったきっかけは、フォロワーさんによるこんな感じの感想からでした。
その映画がこちら。
『ONE PIECE FILM RED』
「ねぇルフィ、海賊やめなよ」
気になる。
Adoちゃんが歌ってるみたいだし。
といっても、実はわたくしワンピースを読んだことがなく、いわゆるミリしらでございます。
というか、Adoちゃんも『うっせぇわ』しか知らない。この世のことを何も知らない…。
大丈夫なんだろうか…。
観てから考えよう!!
ということで、ググって出てきたこちらのサイトで全ての悪魔の実(ゴムゴムの実とか)の能力の予習だけして挑みました。
※予習なくても全然楽しめたけど、予習しとくとちょっと理解が早い。
ところで私、millnaは、ちょっとした小規模なインターネット・スターです。(自称するのかなり恥ずかしいが、他に適切な表現がない)
現在は主にクリエイターとして活動し、御洋服、人形、文章、音楽などを作り……
チャンネル登録者数が約9万人、SNS総フォロワー数が約30万人。
10代からインターネットで作品を発信、好きになってくれた方々に支えて頂き、好きな仕事を頑張ってみんなを喜ばせることがとっても幸せで、今も日々を生きています。
ありがたいね。
という突然の自己紹介が、この記事では重要になってくる。
ネタバレ無しはここまで。
いいから見に行け!!!!!!!!早く!!!!!!!!!
できれば公式のMVさえも映画鑑賞後にとっておいて!!まずは!!映画を見にいけ!!早く!!間に合わなくなっても知らんぞーッ!!
〜ここからネタバレがはじまる〜
ウタは私。(痛い信者)
爆泣きしすぎてマジで無理。
一生女子中学生
わかる。全部わかるよ。
好きなことを頑張って、インターネットでひとり発信していたら、好きって言ってくれる人がいて、応援してくれる人がいて、前向きになれた、勇気をもらえた、明日も生きていける、そう言ってもらえて。
自分なんて誰にも必要とされてないと思ったから、そのことが本当に嬉しくて。
でも、気づいたら、どんどん神様みたいになってて。
私の力じゃ解決してあげられない「助けて」が、毎日のように届いて。
>みんなにわかって欲しいから 誰かに必要とされたいから
あるあるみたいなことを探して 誰でも共感できること言って
こんな神様ごっこが 本当にしたかったのかな
きっと最初はほんとうは 対等な友達が欲しかった
(『アイワナビー宇宙人』millna/24歳)
でも今更戻れない。止まれない。
裏切れないもん。みんなの期待に応えなきゃいけない。
ウタちゃん……T_T
わかるよ……強制ハッピービーム、撃ちまくりたいよね。
苦しい。みんな幸せにしたいよ。永遠に、ずっと・・・・・
ウタ「みんなで、ここで、ずーっと楽しく暮らそうよ!」
ナミ「いやぁ、ウタちゃんのことは好きだけど、ずっとはちょっと……」
↑本質
みんな、大切な友達や、家族や、恋人がいて。
その余暇時間で、わたしというコンテンツを見てくれている。
わかるよ。
わかってるよ。
そのことに納得できないで、好きになってくれたみんなに縋りついて、
不当なまでの愛をむしり取ろうとするほど、わたしは悪い子になれないよ。
良い子なんだよ。
最悪の意味で。
ウタちゃん……T_T
隙自語りしてすまんかった、でもそれくらい、
誰もが発信者となった今の時代の、わたしたちの映画だったと思います。
ちなみに、クリエイターの神格化と孤立については、
今そばにいる友達をマジで大事にしろ
が解決方法なんだけど、
ウタちゃん、島に行ってからは友達いなかったからな…。
それは…。
あと映画として、そこはさすがビッグタイトル、老若男女楽しませるぞ!!って作り方だったのと、
ピックアップされてるウタちゃんだけでなく登場人物がとっても魅力的で、この映画だけでどことなく人柄がわかるような作りになっていて、ワンピースちゃんと読んでまた観られたらな〜!!と思わされた映画でした。
みなさん音響が良いところで是非観てほしい。Adoちゃんの歌が本当にすごくて、それだけで感動してしまった。
少なくともわたしは公開終了までに何度か映画館で観るでしょう。映画館の音響でウタちゃんの「新時代」が聴きたいから…。
余談
わたし長女でもあるんだけど、ウタちゃんの「良い子すぎて壊れていく」さまが本当にウルトラ長女…とか思いました
長女の人もぜひ見に行ってください
おしまい。