性教育普及団体を作ろうと決めた理由~性教育は知識ではなくマインド~
こんにちは🥰
このたび、区の登録団体として包括的性教育のマインドを広める団体を立ち上げることにしました。
その経緯と目的についてお話します。
私と包括的性教育との出会い
性教育のイメージ
性教育=大事なはなし でも なかなか大っぴらには話せないこと
これが私のもともと抱いていたイメージです。
もう少し丁寧に紐解くと
大事なはなし=命の誕生に関する話=性行為に関する話=大っぴらには話せないこと
となります。
恐らく私達親世代の多くは、私と同じイメージを抱いているのではないでしょうか。
ゆえに、大切な話とわかっていても、なかなか子供に伝えられない
どう伝えたら良いかわからない
そんな状況でした。
長男の友達を見て
さて。そんな私ですが、長男が小学生に上がってしばらくしたとき
男の子同士で「英語しゃべれるよ〜」と盛り上がっていたときのこと
ある男の子が「six」を言い間違えて「sex」と言ってしまいました。
その瞬間
「うわ!こいつセックスって言った!やべえ〜!エロ〜!」
と囃し立てた子がいました。
他にもちょっと恥ずかしそうに微笑んで下を向く子
何が起きたかわからずキョトンとする子
反応は様々でした。
この時、直感的に「性について正しい知識を身に着けさせないとマズイ!」と感じました。
というのも
わずか7〜8歳にして、【セックス=エロい】という印象を抱いている子もいれば、なんのことだか?という子もいると知ったからです。
特に【セックス=エロい】という印象を抱いている子は、どこでそのようなイメージを入手したのか…?と考えました。
お兄ちゃんやお姉ちゃんがいて、その影響…?
漫画やYouTube?
聞いたわけではないのでわからないのですが、この情報社会
放っておいてもたくさんの情報が目に耳に頭に入ってきます。
それは時として穿った、曲がった、偏った情報として入ってくることもあるわけです。
そうなる前に「正しい知識」を身に着けなくてはならない!
そう感じました。
育休コミュニティMIRAISとの出会い
そんなわけで、様々な本を読んだり講座に出たりしました。
何しろ私自身、性教育について学んだことがないわけです。
もちろん受精のことや避妊のことは、保健体育の授業で習いました。男女別々の教室に分けられてね。
でもそれは小学校高学年〜中学生
そこまで待っていられない!
さらに
我が子にどう伝えたら良いかわからない!
ということで、区が主催するイベントやオンライン講座を受けたりもしました。
その中で、私を大きく変えてくれたのが【育休コミュニティMIRAIS】との出会いです。
この中で、性教育について関心が高い友人と知り合い、一緒に学びを深めていきました。
そこで大きな変化が生まれました。
性教育に対するイメージの変化
それまで
性教育=命の誕生に関する話=性行為に関する話=大っぴらには話せないこと
&
放っておいたら穿ったイメージを植え付けられてしまう=早期に正しい知識を身につける必要があるもの
と考えていました。
しかし、【包括的性教育】に出会い、この⇧考えは一変しました。
包括的性教育とは、性行為の話だけではなく
一人ひとりが自分らしく生きるための権利を守ることです。
性行為、避妊、妊娠の話はそのうちのごくごく一部にしか過ぎず
価値観、文化、ジェンダー、人間関係などなど
はるかに幅広い視野で捉えるものだと知りました。
そしてそれは「知識」の問題ではなく「マインド」の問題なんだということを知りました。
わたしもあなたも
みんなちがって
そしてそれぞれに大切
なんだ!こんなに素晴らしいものなんだ!
一人ひとりがこのマインドを身につければ、世で問題とされているイジメやパートナーシップ問題、ジェンダーギャップ問題も解決するじゃん!!
とても素晴らしい宝物に出会った気分でした。
しかし、現実はそうそう甘くないと知ります…………
すごく長く続きそうなので、一旦ここで👌
最後までお読みいただきありがとうございました🥰
誰かのなにかの気付きとなるnoteであれば幸いです🥰