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15周年おめでとう



Hey! Say! JUMP
15周年おめでとう。

私は岡本圭人くんのファンでした

とにかく今は8人にお礼を言いたいです。



その前に、ドームツアーの感想を少し。


圭人くんがグループを辞めてからも、私はHey! Say! JUMPというグループが大好きでした。


大好きだったアイドルが何故か演劇留学すると言い出し、帰ってきた途端に脱退してしまったあの時から1年8ヶ月。

紆余曲折あり、もう既に圭人くんへの未練をほとんど捨てた状態で迎えた15周年ドームツアーの初日。


道中、JUMPの曲を片っ端から聴きながら
「どんなセトリかな?あの曲やる?この曲は?」
楽しみとドキドキでいっぱいでした。

10周年のドームツアーの時は、圭人くんに最初で最後のファンサを貰ったな〜。

思い出になっちゃったけど本当に大好きだったな〜。あれから5年かぁ。なんて懐古しながら現地へ到着。




そしてなんやかんやあり入場。



席はなんと有難いことに、スタンド最前でした。(お友達へ 本当にありがとう.....。)


スタンド最前ということは、開演前アリーナ席のオタク達が目の前を通っていくわけです。

大好きな人に会えることが楽しみで今すぐにでもスキップしだしそうなニコニコワクワクのオタク達が可愛くて、「可愛いな〜嬉しそうだな〜」などとニヤケ顔で呟きながら(キモおばさんすぎるな)開演を待ちました。


さて、このライブで私が1番書きたかったのは、後半の1曲目です。



なんとなくしんみり始まるような雰囲気で、
ドキドキしながら待っていると
画面に砂絵が映し出されました。



見た瞬間、My Girlかと思いました。

(山田涼介くんと有岡大貴くんが2016年のライブで披露したMy Girlという楽曲の演出が、砂絵でした。)

あれ?でもなんか影が多い気が...


..................4人?





イントロが流れ始めて、気がついた時には涙が出ていました。


学生時代から私を支えてくれている、大切な曲。


入試の時も就活の時も、ずっと聞いて
何度も何度も、何度も何度も何度も何度も
背中を押してくれた曲。


社会人になった今も変わらず、大好きな曲。


そしてモニターには、Hey! Say! 7(Hey! Say! JUMPのユニットで、岡本圭人くんもそのメンバーでした)の4人の写真が映し出されました。


思ってもみない演出に、困惑と、嬉しさと、暖かさと、辛かった今までと、楽しかった思い出と、大好きだった記憶と、色んな感情が一気に押し寄せてきました。

まさか15周年ライブで圭人くんのことを思い出せるなんて...


そこからはもうとにかく涙と嗚咽が止まらなくて(圭人くんが脱退した時より泣いたと思う)ほとんど記憶が無いのですが、
最後のサビを歌う3人を見て「7年前にライブで披露した、あの映像のままだ」と思ったのだけはしっかりと覚えています。


(次の公演でちゃんと演出見て、3人の方に向いて拍手して消えていく圭人くんの影と、最後まで圭人くんの方を向いて少し手を伸ばす知念さんにさらに涙が止まりませんでした)


圭人くんがグループを脱退してからずっと、メンバーとも、周りのファンとも、それから一途に圭人くんを応援し続ける皆とも、なんだか壁があるような気がしていました。

Hey! Say! JUMPのことはとっても好きだし、
圭人くんのことも嫌いになった訳では無いし、
グループのことは今までと変わらず応援しているはずなのに、
同じものを見ているはずなのにやっぱり感じることや熱量がどこか違っていて。


ただ好きだからライブに行って、その場では心の底から楽しんだはずなのに、終わった後は必ず虚しい気持ちになってしまって、ここは私の居場所では無いのかもしれないと心のどこかで感じていました。


あの留学騒動から5年、ずっと「好きの度合いが違うかもしれない」「執着かもしれない」「重ねてはいけないのに9人のこと思い出しているかもしれない」
『申し訳ない』という気持ちと隣り合わせの自分がいました。


でも、その5年が、「ただ前へ」たった1曲でひっくり返ったんです。



ずっと、ライブのMCで圭人くんの話をするJUMPにモヤモヤしていました。


どうしてそうやって思い出させること言うんだろう。今私は8人のJUMPが好きなんだけどなぁ、と。


でも、それって、JUMPの8人が
圭人くんとの日々を「過去の思い出」として受け入れているからできることだったんだなって、この1曲を見て理解しました。


Hey! Say! 7にとっては4人で過ごした時間が大切な思い出で、軌跡で、

そしてそれは私達も同じことを思っていて、


思い出って無理矢理捨てる必要ないんだ。

大事に胸にしまっておいて、
たまに思い出して懐かしむことは
悪いことじゃないんだ。

そして、そうやって過去に縛られる私みたいなファンも

Hey! Say! JUMPはきっと受け入れてくれるんだろうな。

受け入れる場所をいつだって作ってくれているんだなって。



だって、FILMUSICでJUMPが用意してくれたメンバーカラーのペンライトには

誰のカラーでもなく何色にも染まっていない「白」があったから。



ただのオタクのエゴかもしれないけれど、

「救われた」と思いました。


終演後、圭人くんを一緒に応援していた、大好きなフォロワーと会場外で会いました。

その子とは、4年前のライブで会ったっきりで
いつか圭人くんが帰ってきたら会えるかなぁなんて思っていたのですが...



再会を喜んだ後、その子が口にした言葉は「報われた」でした。


あれから5年間、ファンクラブを続けても圭人くんに会うことは叶わなかったけど、今日やっと報われたと。


同じものを見て同じ感想を持つ人がようやく現れた瞬間でした。



普通、脱退したメンバーのことを
脱退したグループのライブで
脱退したメンバーのファンと語り合うなんてことは有り得ません。


同担が大好きだった私にとっては
耐え難くとても辛いことでした。


でも、

15周年のライブには、圭人くんが存在した跡があって、確かにそこにいて、

それを語り合える大好きな同担がいて、

これが楽しくて私はライブに来てたんだよなぁって思い出させてくれました。


15周年記念で掲載されたYouTubeの動画を見ると、確かにそこに居たはずなのに全然圭人くんが映らなくて(まぁそもそもあんまり映る人ではなかったけど)

あぁ、こうやって無かったことにされるんだな、なんて思っていたから、
それが大間違いということが分かって、どんなに嬉しかったか。


どれだけ熱量が周りと違っても、

どれだけ感じることが違っても、

ライブに来れば、そこには変わらず
笑顔と暖かい気持ちをくれるHey! Say! JUMPがいて、

こんなファンのことも受け入れてくれる場所があって、


帰ってきていいんだ、私の帰る場所はここにあるんだ、居場所だと思っていいんだって


そうやって思わせてくれるHey! Say! JUMPのことがもっともっともっと大好きになりました。



圭人くんのことしか見えていなかったあの頃の私に、

留学報道でご飯が食べれなくなった私に、


「Hey! Say! JUMPは暖かいよ」

「ご飯食べれるようになるよ」

「ちゃんと私も幸せになれるよ」


と伝えてあげたい。

そして、圭人担だったあの頃の私より
今の方がずっとずっとHey! Say! JUMPのことが大好きだと教えてあげたい。

圭人くんを応援していた時みたいに
物凄く強い「好き」の衝動に駆られることはないけれど、

今のJUMPにも、私の心をじんわりと暖かくしてくれる1人のメンバーを見つけることができました。


周りの皆とは少し違う感情かもしれないけれど、

ひっそり、彼のことを応援していきたいです。



そして、そんな幸せな暖かい気持ちをくれる8人がいてくれる限り、
私は私の距離感で
Hey! Say! JUMPを好きで居続けられるし、
好きで居続けたいと思っています。



Hey! Say! JUMPへ

これまでも、これからも、ありがとう。
Hey! Say! JUMPで居続けてくれてありがとう。
暖かい気持ちをくれてありがとう。
いつも私のことを救ってくれてありがとう。

こんなにも幸せにしてくれる
貴方達8人が、誰よりも幸せになってほしいと心から思います。


それから、圭人くん。

アイドルの圭人くんに未練がありすぎて全く気づかなかったけれど、私はやっぱりまだ貴方のことが好きなんだと思います。

私がJUMPのライブであんなに泣いたのは、圭人くんに見つけてもらった最初で最後のあの瞬間と、
今回のただ前へだけだからです。

ここまで心動かされるのは、貴方だけです。

圭人くん以上に好きになれる人は、もうこの先いないと思います。
それぐらい大好きでした。

自分の意志と我儘を貫き通したからには、
絶対に成功してね。



大好きなフォロワーの皆

色んなことがあったから
めちゃくちゃ少なくなってしまったし、
同担もほとんどいなくなったけれど、
残ってくれた皆のことは本当に信頼しています。
ずっと大好きな人達です。

いつもありがとう。

みんながこれからも幸せでいられるように心から願っています。



最後に、

もう別の道を歩んでいる、あの頃の同担へ

一緒に過ごした時間は、一生忘れません。

いーーーーーっぱい思い出があるなぁ。
みんな暖かくて大好きだったよ。

辛い思いをして、もしかしたら思い出したくもないかもしれないけれど、

私と関わってくれた皆が、
どうかどこかで幸せに暮らしていますように。





Hey! Say! JUMPを好きになれて本当に幸せです。

これからも、心の底から大好き。




「好き」の形は人それぞれで、
その好きに劣等感を覚える必要はないし、
義務のように感じる必要もない。

自分の感情に正直になろうと思った15周年でした。




私が、ライブの終演後、あの頃のファンに心を暖かくしてもらったように、
(烏滸がましくはありますが)このnoteが誰かの心を軽くすれものになればいいなと思います。



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