【未定事件簿】1周年記念PV文字起こし+彼らのパーソナリティについて
祝・未定事件簿1周年!(国際版)
記念PVは台詞回し、音楽、映像すべてがあまりに美しく感動的でした。せっかくなので、彼らの言葉を文字に起こしておきます。
※4人が3回に分けて話しますが、ここではキャラクターごとに並べています。
水無瀬夏彦
森月黎
和泉景
左京静真
私見
※以下個人の見解です。
個人的に、森月先生がここで大事な台詞を落としていったと思います。
「人の魂は生まれながらにして欠けていて、最愛の人に邂逅して初めて、完全なものになると言われてる。」
精神科医らしからぬ(?)"魂"という表現があるものの、彼が言う通り、人間は誰しも特定の相手(特に養育者)との充分な愛着形成が必要です。
それが子供にとって絶対安心の安全基地になり、その有無によってその後の生き方が決まってしまいます。
詳しい説明はここでは省きますが、安全基地のない人は、不安、悲しみ、孤独、怒り、焦り、など負の感情が大人になってからも消えず、常にベースにあるため、それぞれ色んな回避パターンを取ります。
(それらが症状化したものに名前が付けられて、「鬱病」「アダルトチルドレン」「HSP」などと今では様々にカテゴライズされていますが、元を辿ると多くの場合は幼少期の生育体験や環境からくるものだと思います)
決して精神的に健全か/そうでないかと二分できるようなものではなく、これらの現象はあくまでもグラデーションですし、そもそも全くの無傷で生きられる人はいません。
人は誰でも大なり小なり傷ついた経験があり、それでも生きるために色んな防衛パターンを身につけた結果が、それぞれの生き方として表れているのだと思っています。
彼らの思い出カードや個人ストーリーからは、そういった傷を読み取ることができます。これは未定事件簿の醍醐味の1つですね。
そしてそれらの防衛パターンを解除するためにも同じく、心の安全基地になる対象が必要だと言われています。
人によってはそれがペットだったり、慈善活動だったり、趣味だったりすることもありますが、最も有効なのは多くの場合、愛情の渇望を受け入れてくれる恋人やそれに匹敵する存在です。
ということで、今後彼らが大切な女性と過ごしていくうちにどんな変遷が見られるのか、引き続き楽しみですね。
(と、森月先生の言葉から色々話を膨らませましたが、正直彼が一番心配です……大丈夫かな……)
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