「まぁまぁ、お茶でも飲んで一息つきましょ」って言える人になりたい
ほぼ毎月受けているSHElikesのグループコーチング。昨日のコーチングの中で「仕事を通してどんな景色がみたいですか?」という問いをコーチから受け取りました。
確かにどんな景色を見たいかって視点であんまり考えたことなかったなぁ。
昨日からちょこちょこ思い描いています。
私がやりたいことは、「助産師」の経験から女性のライフについて一緒に考えたりお話する場をつくること、そして、一人一人が自分の人生で自己決定していけるようサポートすること。
それって助産師として働いていた時になんとなく好きだった時間が関係しているんだろうなという気がしています。
いろいろ楽しかったことはあるけれど、長く入院してる妊婦さんと夜勤の時に何気ないおしゃべりで笑い合ったり、産後慣れない育児で肩や背中がガチガチなお母さんに「肩甲骨の辺りに当てて横になるといいですよ〜」ってホットパック(ま、レンジで温めるゆたんぽです)渡したら「あったか〜い、気持ちいい〜」って表情がゆるむ様子だったり、なんだかそんなことばかり思い出すんですよね。
きっと、頑張ってる人が一息ついて、ぎゅーっと固くなっていた心と身体がほわっとゆるむようなな、そんな景色を見ていたいんだろうと思います。
そして、そんな何かを自分が提供できたらいいなぁなんて考えています。
なんで日勤じゃなくて夜勤の思い出なのかというと、夜って日中よりも深い話というか、ふとした瞬間にポロッと本音が出てきたりしませんか?
昼間は「こんなこと言うのどうなのかな」って理性がブレーキをかけているものがひょこっと顔を出すというか。
だから、ちょっと本音を話してみようかなって思ってもらえる人になりたい。
タイトルにも書きましたが、ふらっと「ねぇねぇ話聞いて〜」ってやってきた人に「お疲れさま〜。ま、とりあえずお茶でも飲んでひと息つきましょ。あ、クッキーもあるよ〜」みたいな、そんな人を目指しています。
なんだろう、近所のおばちゃん?
保健室の先生?
行きつけの喫茶店のマスター?
実家のお母さん?
この辺りはうまく言えないんだけど、ちょっと疲れたなって時、少し話聞いてもらうかって気持ちの切り替えに使って欲しいな。
あと、SHEのコミュニティのサポ隊メンバーとやりとりをしている時に「手土産が好き」という話をしまして。
久しぶりに会う友だちとかに、ちょっとしたお菓子とかお茶とか選ぶのが好きなんです。
「会ってくれてありがとう〜帰ったらこれでまったりしてね〜」みたいな、そんなちょっとしたお楽しみを渡したいなって思ってるのかも。
独りよがりでおせっかいかもしれないけど、なんとなく世話焼きたいのかもしれないなぁ。
新卒で勤めた病院の先輩方がベテランばかりで、「いいからいいから、こっちやっとくから大丈夫よ!」みたいなタイプが多くて、なんかお母さんみたいだなぁ。あったかいそんな包容力を持てたらいいなぁってなんとなく思っていたから。
あの場所での日々が今の私につながっている。
いつか、一緒に働いていた皆さんにそう伝えられたらいいなと思っています。
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