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思い出にひたる

久しぶりに大学時代の友人に会った。
最後に会ったのはコロナ前なので5年ぶり。

5年の間にお互い出産したり、転職したり、異動があったりと色々と状況が変わっていたので、3時間くらい話が止まらなかった。
(お席は2時間ですって言われたけど、思いっきり2時間過ぎてしまいました)

コロナ前後で変わったことだったり、もっと社会がこうだったらみんな働きやすいのにね、こんなこと仕事でできたらいいなぁって考えてる、とか色んな話をした。

学部は全然違う友だちで、仕事ももちろん全く違うんだけど、違うからこそ経験してきたことや感じてきたこと、そして「自分が仕事を通して社会に対してやりたいこと」をお互い共有できた気がして、話していてうんと楽しい時間だった。

改めて、私は色んな人の仕事の話や、体験したこと、そしてそれを通しての気持ちなどを聞くのが好きだなぁと思った。
同じくらい、信頼している人に自分の話を聞いてもらうのも好きなんだけど。
一人でいる時間も必要だけど、人と話してあーだこーだ話をすることも大好きなんだよなぁ。


そして、大学の頃の思い出話も止まらなかった。
サークルが同じだった彼女とは、1年間役員を一緒にやっていて、サークル関連の活動で同じ時間を過ごすことが多かった。

二人で「一緒にあれやってたけど、今考えるとあの仕事なんだったんだろうね」「毎月役員会議してたの、何の話してたんだっけね」と笑ったり。

大人になってから考えると、何を一体あんなに真面目にやっていたんだろう?って感じることもあるんだけど、当時はサークルの活動がとても忙しくて、とても楽しかったんだよな。
今になってみると、時間がたくさんあったんだろうね、贅沢な時間の使い方だったね、としみじみ語り合ってしまった。

あの時一生懸命みんなで話し合って、たくさん笑って、時には揉めて。
そんなかけがえのない時間を共有できたことって一生の宝物だなぁと思う。

「大学時代は人生の夏休み」なんて言ったりするけど、高校生よりも自由にできることが増えて、でも社会人に比べると金銭面などの制約はある。
その分時間はたっぷりあるから、時間をかけて自分たちで色んなことができたんだろうな。

空きコマに学食で友達と課題やりながらおしゃべりしたり、お菓子パーティーしたり、他学部の友だちとばったり会って立ち話したり、大学構内を歩きながら恋の話をしたり。テストお疲れさま会として友だちの部屋で鍋パしたり、こたつで雑魚寝したり。

自由にのびのび過ごしたあの時間が本当に本当にしあわせだったな〜。
他の友だちにも久しぶりに連絡してみようかな。


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さっこ|「私らしさ」をはぐくむ助産師
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