自分の問題と向き合う大切さ
現代において、私たちはかつてないほど多様な選択肢を持っています。働き方も恋愛も、マッチングアプリのような手段で新たな出会いや関係を簡単に築ける時代です。また、就職活動においても、気軽にカジュアル面談を行う機会が増え、企業との接点を持つことがより容易になりました。何か問題が起きた時、その問題に真正面から向き合うのではなく、別の選択肢に目を向けることができるのは、まさにこの時代の特徴でしょう。
それ自体は間違っているわけではなく、むしろ柔軟に自分に合った選択ができることは大いにメリットがあります。
しかし、新しい選択肢があるからこそ、私たちは時として問題と向き合わずに避けてしまうことが増えたように感じます。私自身も、同じように自分の問題から逃げてしまうことがあります。新しい道を選ぶことで、短期的には解決したように見えても、根本的な課題が残ったままであることも少なくありません。
そこで、私は改めて自分と向き合い、改善すべきポイントやそれに対するアクションを考え始めました。以下は、その具体的な内容です。
改善ポイントとアクション
アウトプットするのが苦手
私は自分の意見を表現することが苦手です。そこで、日々考えたことを記事にしたり、SNSで発信することを始めました。意見を発信する際には、主観的になりすぎないように意識しています。さらに、意見を言う練習として輪読会に参加し、少しずつ自分の考えを他者に伝える場を増やすようにしています。
不足している知識の把握と強化
久しぶりにエンジニアコミュニティの人々と関わった際、自分が技術的にも、組織やプロダクトの知識にも不足していることを痛感しました。特に、組織やプロダクトに関する知識は実務だけでは補えない部分が大きいため、それに関連する書籍を積極的に読み始めました。これを通じて、知識の補強を図っています。
主体性の向上
受け身になりがちでしたが、主体的に行動することを意識するようになりました。最近では、自ら勉強会を主催し、他者との交流や学びの場を自ら作り出すことで、リーダーシップを発揮しようと努めています。
責任感の向上
私は自分に自信がなく、一度決めたことに対して確信を持つことが難しいと感じることがあります。責任を持ってやり切る経験が不足しているため、これを克服しようと意識的に行動を起こしています。具体的には、勉強会を主催したり、考えたことを発信する作業に取り組むことで、責任感を持って最後までやり遂げる習慣を身につけたいです。
転職をすることで、新しい知識やスキル、経験を積めることは確かです。
しかし、それに先立って、今の環境でも自分にできることが多いことに気づき、行動を起こすようにしました。現状を見つめ直し、今取り組める改善策を実行しているところです。
まとめ
現代は選択肢が豊富で、問題に直面した際にその場から逃げることが容易です。しかし、自分の問題と真摯に向き合い、それを解決するために行動することこそ、長期的な成長につながるのではないかと考えました。
改善すべきポイントに対して具体的なアクションを取り、目標とする自分に近づけるように、努力していきたいと思います。
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