her/世界でひとつの彼女
好きな映画のジャンルは幅広い。
特にSF映画が好きでよく観ていた。
四次元の世界やタイムトラベルもの。
又はファンタジー。
映画を観ると、その主人公になれる!
もう、その世界に没頭してしまう。
近未来の世の中は、バーチャルで旅行したりゲーム内でリアルな自分が活躍したり。
本当にそうなるのかなって妄想していた。
で、この映画。。
近未来のロサンゼルスが舞台。
主人公セオドアは、他人の代わりに想いを伝える手紙を書く“代筆ライター”。
優しさに溢れたロマンチックで感動するレターが好評で評価もされている。
だけど、私生活はと言うと
長年一緒に暮らした妻に別れを告げられるも、想いを断ち切れずにいる。離婚届にサインせず、1年が経過しようとしていた。
そして、彼女への想いを残しながら孤独な日々を過ごしいた。
不器用で頑なところがあり、愛している彼女を自分の考えで縛り付け、解放させる事が出来ない自分とも葛藤していた。(自分とダブルところがあり、共感と後悔の念
そんなある日、人工知能型OSの“サマンサ”に出会い恋に落ちる。
サマンサは、その際限のない探究心で様々な事を学び、進化を続ける。
愛し合う(?)二人の一番の悩みは。。
肉体が無いが為に触れ合う事も出来ず、愛し合えないもどかしさ。
やっぱり、そこは男と女。
愛する人とは心と身体でひとつになりたいし感じ合いたい。
サマンサのアイデアで様々な試みをするのだが、行き違い、喧嘩になる。
だけど彼は、葛藤し悩んだ挙句、自分勝手な考えを反省し成長していく。
主人公演じる、ホアキン・フェニックスは
後に「ジョーカー」でアカデミー主演男優賞を獲得する。
同じ役者が演じたのかと勘ぐりたくなる位、違うキャラクター。才能って素晴らしい。
あっ、映画の事になると、つい脱線してしまう。
果たして、肉体を持たない人を本当に愛せるのだろうか。
そんな恋は成立すると思いますか?
男女の"愛"ついて、深く考えさせられる映画だった。
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