思い出の歌
以前の職場は40代以上の女性が多く、成績によって更新出来ない厳しい仕事。
その中に、一人。。
その頃は21歳やったかな。
細身で背が高く、可愛らしい女の子がいた。
無口で、特定の人としか話をしない。
成績も良く、雑用的な事を率先してやってる。
ある日、その子が自分の隣りに座った。
(電話営業の仕事で出勤時間、席はフリー)
「えっ?」
「どうして、こんなおじさんの横に。」
聞いてみると、、
社内に、その子を妬んでか苛める人がいてその人が隣に座るのが嫌なんで座ったらしい。
それからは、話をする様になり
今は事情で離れて暮らしている、お父さんが大好きらしい。
写真を見せてもらったら、ちょい悪風のイケメン。
で、私と同じ歳。
「しん爺とは全然、違うよー」
「でも、爺も好きやけどw」
と悪戯っぽく笑う。
娘がいない私には、可愛い娘が出来たようで嬉しかった。
暫くして、苛めてた人の素行が明るみに出て退社。
もう、その頃は休憩時間には必ず色んな話をしたり、たまに昼ご飯を一緒に食べる仲に。
そして、ある相談をされる。
「社内で好きな人がいる」と。
「じゃあ、今度3人で食事しよう。爺が見極めて合格なら、ね」
と、もう父親気取り。
よくよく聞いてみると
30代で髭を生やしたモテそうな人。
実は私達の同僚やった。笑
「まだ若いんやから、もっと色々経験した方がいいよ。遊ばれるよ。」
◇◇◇
2人が付き合い出した頃
彼女と仕事帰りにカラオケに行く事になった。
ソファに膝を抱えて、彼女は歌った。
わがままばっかりでごめん
優しくできなくてごめん
ガマンをさせてるよねごめん
うまく言えないなごめん
ただ伝えたい言葉は星の数の「ごめん」と
心からの「ありがとう」そして「あいしてる」
~ももちひろこさん and I 歌詞引用~
そして、彼女の顔を見ると、、
涙ぐんでいた。
いや、そう見えたのかな。。
だから、この曲は今でもよく聴いている。
某Instagra◯を見ると元気そうで何だか嬉しくなる。
たまに連絡もする。
かなり時間を置いてやけど、返事もくれる。
「今度又、ご飯でも一緒に食べようね」と
皆さんにも、こんな思い出の曲はありますか?
◇◇◇
写真は、この記事とは関係ないんですが最近は用事以外、外出もせず悶々とする毎日。
何か家で出来る事がないかなあって思い、、
いつか熱帯魚でも飼おうかな。と思って置いていた小型水槽に水草を入れて、流れる水音に癒されています。
水質が安定してきたら、メダカでも飼おうかな。
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