RESPECT ブレイディみかこ著を読んで
まだ、読み終わってないですが、
読み終わりたくない、といった感じです。
一行読むだけで楽しい、ライブ感のある感じですかね。
声を上げる、とか立ち上がるとかいう話を自分がけっこう好きなのかなと気づかされもします。
わたくし的に思い出すのは「 パレードへようこそ」という映画です。
舞台は同じ ロンドンか、細かいことはわかんないけど、ゲイのグループが権利擁護的な活動していて、募金集めとかしていたのかな。
そのリーダーがある日新聞を見て、炭鉱労働者たちが、炭鉱の閉鎖が決まって、すごい困っているということを知ったのでした。
それで ひらめく!っていう話でした。
って、違う映画の紹介してどうすんじゃて。
「RESPECT」の方は、ホームレス手前のシングルマザー達が、ロンドンの街の開発のために住処から追い出されることになる、っていう話です。
いわゆる生活保護をもらっている存在だと、何も文句は言えないと思って黙ってしまうものだろうけど、「もう私は黙らない」と決意するのでした。
戦争反対って思うなら、Tシャツに No WAR ! ってかいて着ればいいんだよ、て感じですね。
ちょっとちがうか?
なにも、くわしいこと知らなくても、そう思うならそう言う、っていうのも当然アリって感じです。
ちょっと話が違うか。
家を追い出されるのはとんでもなく、重要な問題だから。
本は、全然かたくないので、本の表紙のように、ポップな感じです。ポップというか、アナーキーとか
そういう言葉が出てきますが。
DIYというと、ホームセンターにいって、電動工具とか買いそろえて、フローリングを自分で貼り替えちゃったり、それをきれいにできてしまうような人のことだと思ってました。
ですが、この本でいうDIYは Do It Yourself ではありますが、コミュニティ意識ということで出てきます。
国や市がやってくれないなら、自分たちでやるんだよ、コミュニティで助け合ってやるんだよ、というDIYでした。
Let's go to カーマ!とはちょっとちがうのでした。
年収大幅ダウン転職しちゃって、子供に接することはできていいこともたくさんあったけど、歓迎されてない感に耐えられなくなり、ひと月たたずに辞めてしまいました系のこの夏のわたくし。
そんなわたくしの朝の地下鉄出勤時の楽しみでした。