Die with Zero 読後、高千穂遙氏「中高年やること無いなら自転車乗れ」に思い至るまで
売れてる本、Die with Zero を読むと、
50代、60代、70代、にやることを考えておこうと書いてあった。
自分が考えた、75才ですること、
三味線と太極拳。
その頃の自分は、あてもなくふらふら河原とかを歩いてそうで、やばいと思ってその対策的にそうした。
それ以外考えても、何も出てこず、
A4の用紙を用意して考えていたが、余白だらけで、
レシートの裏で充分だった。
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Die with Zero には、
・やりたいことは、体が動くうちにやろう
・お金も若いうちに使っていったほうがいい
・貯め込んでも、年をとると、そもそもお金の使い道が思いつかなくなる
という話がのっていた。
だから、やりたいことを年代別に振り分けて、
体力・予算配分を考えて、いいタイミング、
つまり、
人生の中の遅すぎないタイミングで実行して、
いい思い出を作っていこう、といった話だった。
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思い出とは、そんなに価値があるものなのだろうか。普段、全然思い出を、ふり返ったりしないので、よくわらなかった。
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しかし、
珍しく思い出をふり返ることができた。
Raku spa という健康ランドで、
お風呂つかって、ご飯食べて、ついでにお酒も飲んで、マンガよんで、現実遮断空間のサービスを受けたら、カコの思い出をいろいろ思い出せた。
ちょうど10年前の40代の始まりから、初めてロードレーサーを買って通勤しだした。
入門書を読んで知った輪行という、
電車に自転車を袋詰めしてのせることで、
自転車とともにいく旅行ができた。
輪行袋詰めの練習は、苦手意識がすごくあったけど充実感を感じることができた。
輪行行って、自転車ひたすらこいでた時、
海岸でみたシュノーケリンググループの人達が楽しそうで正直うらやましかった。俺もあんなふうがいいな、と思った。
そんな自分だったけど、
40代の自分にとっていい思い出になったんだ、
とあらためてわかった。
50代の自分は何するのかい?
って言われてもよくわからない。
そんな先のプランがたてられない、足もと定まらない感があっても、思い出があることはちょっと救いになるのだな、とわかった。
そして、
ロードレーサー買った時に読んだ入門書の、
高千穂遙氏の言葉が好きです。
「中高年、やることないなら自転車こげ」