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株の失敗談と私の投資基準

株式投資を始めたきっかけ

昨年、国内株式投資デビューしました。
株式投資って聞くと「なんか怖い。失敗して多額のお金を失っている人がいる。私には無縁」というイメージでした。
ところが、今の私は初心者ながらも国内株式の運用をしています。
きっかけは、夫が先に始めて私にも「やってみたら?」と勧めてきたから。

今、0歳児を自宅保育している傍ら、業務委託で在宅ワークもしているのですが、仕事に充てられる時間はほぼなく収入は0円に等しいです…。
そんな中、昨年の夏初めて買った銘柄で1ヶ月も経たない内に16,000円の利益を得ることができました。
「え、在宅ワークよりも稼げるじゃん」と思ったのが、実際に投資を始めて抱いた感想でした。始める前と思っていた印象がガラリと変わった瞬間でした。

株の失敗談

そこから順調に利益を出し続けてはいたのですが、そう上手い話が続くわけもなく、ついに私も損切りを経験することになるのです。

とある銘柄で、ある日連続ストップ高が続いたのです(銘柄は伏せますが、割と特殊な業種です)
その会社のことをよく知りもしない・調べもしないで「これは短期で儲かるかも」と株を購入。
ちょっと利益(5千円くらい)もらえたら利確して逃げようと思っていたところ、なんと半日も経たない内に利益がプラス6万円に…!
購入したその日もストップ高で終わり「これは明日もきっと上がるはず!」とニヤニヤして一日を終えました。

ところが、次の日から株価は一気に下落。買い値を下回り、あれよあれよと含み損が増えていったのでした…。

私が株を始めて、しばらく経ってから「株トレ」という本で勉強をしたのですが、そこには「損切りはとにかく早く!」と何度も書かれていました。

今にして思えば、何でもっと早く損切りしなかったんだろうと思うのですが「きっと明日にはリバウンドして戻るはず」と根拠のない自信で持ち続け「もう駄目だ…株価は戻らない」と損切りを決めた時には含み損額30万円になっていました。

買った日にはプラス6万円になったものが、たった数日でマイナス30万円…。ここまで大きく株価が動く銘柄に出会ったのは初めてですが、本当に何も考えず会社のことも研究しないで食いついた結果、痛い目を見ました。
30万円は私にとってかなり痛い金額ですが、良い勉強代と思って今回の損切りを決意したのです。

今後の投資基準

今回の失敗をきっかけに、自分の中で投資する際の基準を設けました。

  • 応援したい企業、興味がある企業に投資する
    →「株価が急上昇しているから短期間で儲かるかも」と何の会社かも知らないのに食いつかない。

  • 配当もしくは株主優待がある企業に投資する
    →最悪塩漬けになった時に、このどちらかがあれば投資していても少しはプラスになっている感があるから。

  • ナンピンは一回まで
    →確実にあがるかもわからないのに、ナンピンし続けるとナンピン地獄に陥るから(実際、ナンピンして失敗したなぁと思う銘柄を既に1つ持っています)

このことを念頭に置いた上で、また前向きに投資を続けています。
今は、損切りした分のマイナスをプラスに変えるためにスローペースではありますが利益を得るために頑張っています。
今年中にはスタート地点(マイナスを0円にする)に戻りたい!

ハイリスク・ハイリターンを求めず、ゆっくり自分のペースで投資していこうと心に誓った出来事でした。

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