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執事の館の本宅に帰宅した

 ご機嫌よう諸君。
 諸君らは執事の館をご存知だろうか。愛知県名古屋市に存在する執事喫茶だ。

 ちなみに私が一昨年帰宅した際のレポがこちら。

 あれから1年半。本宅が出来た、という事でまた帰宅してきた。

 そう、本宅である。

 今まで帰宅していたのは仮住まい。そこも素敵な場所だったが、執事の館はガチの本宅を作ったのだ。と言っても元々あるお屋敷を買い取ってリフォームした、という形なのだが、それでもガチっぷりが凄い。しかもまだ完成はしていない。今日帰宅した段階でも十分凄い内装だったが、カーテンが掛かっていなかったり、庭も手入れの途中だったりと、まだまだ進化するのだ。なんてこった。

 では何でそんな途中掛けの本宅に帰宅したのか、と疑問に思う方もいるだろう。
 その答えはずばり

6月が誕生月だからだ。

 誕生日を祝われる為に帰宅した。そして祝ってもらえたヤッター!
 いつ振りかは覚えていないが、ロウソクの火を消す、という実に誕生日らしい事もした。楽しいね。

 さて、帰宅時の内容をできれば時系列順に詳細に書きたい所ではあるが、この記事を読んだ他の主の皆様方が本宅に帰宅した際に「次はこれがくるんだな」と思ってほしくない。ネタバレを伏せたいという気持ちもある。
 なので帰宅時の感想は以下にざっくりと書かせてもらう。あえて全部は書かない。
 まずは外観や内装から。

・外観
 住宅街に佇む一軒のお屋敷。主なら一目見て「これだ」と思う事間違いなし。庭が完成したら「小さい頃はよくこの庭でペットのゴールデンレトリーバーと駆けまわったな……」とか存在しない記憶が蘇りそう。

・1階”白の部屋”
 白い。めっちゃ白い。これでもかってくらい白い。驚きの白さ。
 ここの窓際に座って読書したい。

・階段
 1階から2階へと階段を上る時、あなたは魔法に掛かる。

・2階”赤の部屋”
 白の部屋とは打って変わってシックな装い。今回はここで食事をした。
 先週、英国アンティーク博物館【BAM鎌倉】という所へ行ったのだが、あそこの4階の様な雰囲気。もっともピアノやでかい蓄音機は置いていないが。
 食事中、ずっと清掃係の清住さんが見守っていた。いつもお掃除お疲れ様です。

・シャンデリア
 これを考えた人は天才である。施工業者さんが興奮して写真を撮るのも納得の素晴らしさ。この凄さは是非本宅に帰宅してその目で確かめてほしい。
 今回は朝帰宅したのだが、夜になるとまた雰囲気が変わるらしい。次は夜の時間帯に帰宅せねば……。

・2階”ドレッサールーム”
 思わず息をのむ素敵空間。これから服も靴も鞄も増えていくそうだから、次に帰宅した時はもっと素敵になっているのだと思うと夢いっぱい。

・軽食
 執事の館と言えばやっぱりこれ、その1。キッシュ。一口食べた瞬間「これだよこれ」と笑顔になる柔らかさと美味しさ。
 出てきたものはどれも美味しく、普段は苦手故に食べないピクルスも食べられた。
 ケークサレとソーセージの相性が抜群。天才的。

・お菓子
 執事の館と言えばやっぱりこれ、その2。スコーン。数種類のジャムを前に、さてどれにしようかと迷っていたら、
ばあや「全部でもよろしいですよ」
私「あっ……!」
 と言う訳で全部出してもらった。迷ったら全部出してくれる。それが執事の館クオリティ。
 そして驚いたのがシフォンケーキ。あなたはシフォンケーキが成長する所を見た事があるか?私はここで、この目で見た。おまけに生クリームも大量につけてもらった。本当に大量。持ってきてもらった分全部。ばあや曰く「雪山」。そんなわがままも聞いてもらえる。それが執事の館クオリティ(2回目)。ただしお腹の容量とは相談しよう。

 他にもまだまだ沢山あるのだが、これ以上のネタバレは控えさせてもらう。
 あなたの目で、口で、この凄さを体感してほしい。百聞は一見に如かず、という諺があるように、実際に見て、食べて、本宅の凄さ、素晴らしさを実感すれば、他では得られない貴重な経験となるだろう。

帰宅してシャンデリア見て!マジで凄いから!

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