時の流れに耳をすませて。
初めに。不謹慎かと思いますが私は阪神・淡路大震災を知りません。1月17日にテレビで見て学校の防災訓練で見る映像でしかわかりません。
しかし、歳上の友達やTwitterで知り合った方のお話を聞いて。その時の状況が大変だった事を知る事ができました。
知らないのに話せる事じゃないので、このお話はここで…。
私は人の誕生日を覚えるのが得意ではありません。子供の頃から盛大に誕生日を祝う事がなかったため、兄弟の誕生日くらいしか覚えてないです。
そんな私が唯一誕生日を忘れまいと記憶したのが、友と呼べる彼でした。
いつも明るくて元気で、みんなの誕生日を覚えている今でいうチャラい陽キャパリピです。
悲しい事が多い1月17日ですが…
私にとっては彼の誕生日なのです。
おめでたい日で誕生日を覚えられない私が、阪神・淡路大震災というフレーズを聞いて思い出す、おもいでなんです。
彼が
「俺、誕生日なのに地震があった日だぜ。みんな暗くてよ。全然嬉しくない」
そんなふうに言ってよく笑ってました。
今年で何歳になったかな…
お互いに、バカできる年齢じゃなくなったね。
台風の日の原付二人乗り、明らかに未成年なのに大人ぶって注文した泡盛。貸したお金は…さんざん奢ってもらったらいいか。
いつになっても、夢に出てこないね。
やっぱり君はそうゆう奴だよ。
あっちで元気にしててね、ちゃんと奥さんと子供見守るんだよ。
そっちいったら、まぁ、年に1回くらいは飲みに行こうか。
じゃ、またお盆の時にね。
ちょっと過ぎたけど…
お誕生日、おめでとう。