B-Side School の第 2 回配信を受講したことと、今後の音楽活動の目標設定

この記事の概要

B-Side School とは、一般社団法人 B-Side Incubator が開催するイベントです。

インディーズアーティストを念頭に、プロモーションや MV、メンタルヘルスなどのノウハウをウェビナー(現地開催もあり)で教えてくれるイベント。

これの第 2 回(音楽プロモーション編)に参加してみました。その上で、プロモーションに必要であろう目標設定をしてみました。

この記事は B-Side School 第 2 回の感想と、自分自身の目標設定が混在した記事になってます。

B-Side School 音楽プロモーション編の感想

クローズドなウェビナーなのでどこまで書いて良いか迷うのですが、まず、面白かったです。

今回の講師は西村謙大さんでした。最初に用意されてきたスライド資料を読み、その後 Q&A に入りましたが、用意されてきた部分よりアドリブ部分(スライドの補足や、質疑応答の答え)のほうがむしろ参考になりました。これはたぶん、プロモーションというものが不定形というか、経験などによる勘が重要になるからではないかと推測します。西村さんも、「正攻法は無い」と言っていました。

音楽プロモーションのキーワード

プロモーションのキーワードとして、「メディアミックス・露出・オンラインとオフラインの導線」を挙げておられました(言葉遣いはこのままでは無かったと思います)。

メディアミックスは、分かりやすいところではタイアップが挙げられます。ボカロ P が投稿する MV はメディアミックスの好例であるようです。

露出は、話題になるようなインパクトと継続した活動を見せる持続性が大事になるようでした。

オンラインとオフラインの導線は、例えばライブハウスでの集客をストリーミングの視聴数に結びつける施策です。

音楽プロモーションの手順

また、プロモーションのやり方として「目標設定->ターゲッティング->立案->実施・振り返り」を挙げておられました。

目標設定はさらに中長期的な目標と短期目標に分かれます。例えば、「ZEPP でライブする」を中長期的目標、「観客動員 ◯◯ 人」を短期目標とできます。長期目標は質的で、短期目標は量的なのかなと思いました。

ターゲッティングは、例えばライブバンドであれば、バンド好きのリスナー界隈であるとか、集団をイメージしているようです。

立案にはさきほど挙げた「メディアミックス・露出・オンラインとオフラインの導線」が使えそうです。

そして実施した施策をアナリティクスなどを用いて分析し、振り返りすることが大事だと言っていました。

振り返ったあとさらに次の目標設定へ移るので、PDCA サイクルと近い感覚のようです。

これらに関連して、目標にする具体的なアーティストを見つけると立案しやすいとのアドバイスもありました。

自分自身の目標設定

1. 目標

さて、ここからが自分自身の目標設定になります。

自分はボカロ P / ネットアーティストだと考えると、ストリーミング関連の指標を選ぶのが良さそうだと思いました。

そこで、長期目標を「ストリーミング報酬を副業にする」、短期目標を「Spotify 月間リスナー数 1000 人」と設定してみました。

短期目標が 1000 人なのは Spotify においては 1000 人という数字がいろいろな区切り(表示されるかされないかとか)になっているからです。

2. ターゲッティング

1000 人がどういう 1000 人かですが、自分の Spotify のアナリティクスを見ると半数近くが外国アクセスなのです。そこで、海外在住リスナーを捨てるのはナシだと思いました。

また、どっちかといえば評論家筋やディグる人に受けがいい音楽性であることも考えると、「ターゲッティングは海外を含めた、自分で音楽を掘るようなタイプの音楽好き」としました。

3. 立案

一つには SNS を強化しようと思いました(キーワードのうちの「露出」部分)。今はごった煮なので少し音楽家的なツイートを増やして統一感を出します。

また、作風にも統一性を出そうと思いました。日々のニコニコ投稿と並行して、ある程度のテーマを持ったオリジナルアルバムも作成していきます。

さらに、(勝手に)メンターを探そうかなと思います。「目標にする具体的なアーティストを見つける」という部分です。

4. 実施

ここはこれからです。

まとめ

どこまで徹底できるか分かりませんが、やるだけやってみようと思います。配信受講はいい機会でした。

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