専業主婦が扶養内で個人事業主になった話
私は、フリーランスでWebライターとWebデザインをしています。
2021年に開業届を出し、個人事業主になりました。
もともと専業主婦だったので旦那の扶養に入っています。
いざ開業届を出すときも、国民健康保険や年金が自己負担になるので自分の収入で払っていけるのか不安がありました。
そこで、まずは扶養内で個人事業主になる方法を選んだのです!
最近では、主婦の方も家事や育児のすきま時間などを使ってお仕事をする人が増えてきています。
本ページでは、
私が開業届を出した理由、
開業届を出すメリット・デメリット、
扶養内で開業届を出すときの注意点を
私の経験を踏まえて書いています。
扶養は抜けたくないけど、開業届を出したい
開業届を出して子供を保育園に預けて仕事がしたい
開業届ってどんなもの?
とお困りの方はぜひ最後まで読んで参考にしていただけると嬉しいです♪
開業届とは?
開業届とは、「個人事業主の開業・廃業等届出書」というものです。
簡単にいうと、自分が事業を始めました!と税務署にお知らせするための書類です!
事業を始めて1ヶ月以内の提出が推奨されていますが、提出しないからといって、罰則があるわけではありません。
しかし、控除なども受けられるので、早めに提出しておくことをおすすめします。
提出方法は、
税務署の窓口に直接提出
郵送で提出
ネット(e-tax)から提出
です。
忙しくて税務署に行く時間がないという人は、ネットからいつでも提出することができます。
私もネットから提出したのですが、必要項目を打ち込むと書類を自動で作成してくれるのでとても簡単に書類を提出することができました!
私が開業届を出して個人事業主になろうと思った理由
私がなぜ専業主婦から個人事業主になろうと思ったのか。
理由は3つあります。
自分のやっている仕事に自信を持ちたかった
子供を保育園に預けて仕事に集中したかった
目標は、旦那の月収を超える!なので、ステップアップしたかった
個人事業主になる前は、「家事も育児もあるし…」と何か理由をつけて逃げていた気がします。
開業届を出してそんな自分を少しでも変えたかったのです。
個人事業主になったんだ!と思うと自然とやる気がわいてきました。
そこから、コミュニティーに参加したり、このnoteを始めたり、行動することができているので、以前の自分から変わることができている実感があり嬉しいです。
まだまだ頑張ることは山ほどありますが、まずは第1歩!
私は専業主婦だったので、息子は保育園には入っていませんでした。
就労証明や開業届の控えがないと一時保育にすら預けられない。
子供のお昼寝の時間、夜寝かしつけた後、深夜まで仕事をする日が続きました。
昼間の時間、保育園に預けられればもっと効率良く仕事ができると思い、開業届を出そうと思いました。
今は扶養内でおさまる収入ですが、将来的には旦那の月収を超えたいとひそかに目標にしています。
収入が増えたときに青色申告の控除を受けたかったのも、開業届を出そうと思った理由です。
そんな立派な理由ではないかもしれません。
しかし、開業届を出したことによって気持ちの面で大きく変わることができました。
開業届を出すメリット・デメリット
開業届のメリット
青色申告ができる
青色申告とは確定申告をするときの、帳簿の形式です。
最大65万円の控除を受けることができます。
つまり節税できるのです。(青色申告するには開業届と申請書を提出する)赤字を繰り越しできる
事業所得から経費を引いた金額がマイナスになったときに、
最大3年繰り越しができます。
事業所得が増えたときに赤字を繰り越すと節税ができます。屋号付きの銀行口座を開設できる
仕事でのお金の管理をプライベートと区別することができます。
確定申告の時にも役立ちます。
開業届のデメリット
失業手当を受け取れない可能性がある
雇用保険に入っていた会社を辞めて、ハローワークで手続きすると「失業手当」を一定期間受け取ることができます。
開業届を出すと再就職の意思がないと判断され、失業手当を受け取れない可能性があります。
失業手当をもらっている方で開業届を出す時には、確認しましょう!
確定申告の帳簿が複雑
青色申告になると、帳簿の記入が複雑になります。
私も一番不安だった確定申告の書類。
しかし、会計ソフトを使うと簡単に記入できることを知り気持ちが楽になりました!
扶養内で開業届を出すときの注意点
開業届を出すとき、扶養を抜けなければいけないと思い込んでいました。
調べていくうちに、扶養内でも開業できることを知り
一歩を踏み出すことができたのです。
しかし、健康保険組合によっては、開業をした時点で扶養から外れなければいけないところもあるので、注意が必要です!
開業届を出す前に旦那さんの保険会社に確認しましょう!
最後に
開業届は、個人事業主として働く第1歩です。
不安がたくさんあるかもしれませんが、
扶養内で個人事業主になりたいと考えている方の参考になれば幸いです。
しっかり考え、確認する所をしっかり確認して、開業届を出しましょう。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
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