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アイスランド語のことを少し

アイスランドの公用語はアイスランド語。バイキングが使ってた古ノルド語で、アイスランド語が当時から形が変わっていないほぼ原形だそう。言語の仲間がデンマーク語、ノルウェー語、スウェーデン語。英語よりも古く、ラテン語的な要素もあるみたい。

さてこの度アイスランド語を学ぼうと決心し、現在は授業の日々。7年ぶりくらいの久々の学生だけど、なんら抵抗はなくサラーっと言語の沼に入り込んだ!

私は日本語と英語なのでヨーロッパの言語たちと今まで関わりがなく、女性詞、男性詞の考え方は全く初めて。そしてこのアイスランド語、それに加えて中性詞もある。ジェンダーへの寛容度は昔からなのか…ちょっとここからは愚痴のような説明。

名詞の一つ一つに性別があり、
definite article(定冠詞と呼ぶらしい)と呼ばれる、いわゆる名詞の前につく"the"の形が性別によって活用が変わる。というわけで、全ての単語(名詞)の性別を把握しなければならない爆

そして4つの格。英語だとI my me mine的な。これが名詞にもある爆爆
そしてその活用が性別によって全て違い、かなりランダムに変形する。そしてそして複数形。英語だとただsをつけたら良いのが、なぜかアイスランド語はこちらも全て活用が変わる。

つまり、一つの単語を知るのに性別を把握した上で、
16個の活用を覚えなければならない地獄※
※[単数]普通の活用 x 4格+ 定冠詞の活用 x 4格+ [複数]普通の活用 x 4格+ 定冠詞 x 4格 = 16

また、動詞は主語によって形が変わる。そしてこの主語がまた多いのよ泣
単数の 私、あなた、彼/彼女/それ
複数の 私たち、あなたたち、彼たち/彼女たち/それらたち
1つの動詞に6つの形があり、さらに過去形では全て形が変わる。
ちなみにこの活用の型がこれも6こくらいあった気がする。もうわけわからん

つまり、ひとつの動詞に対して覚える活用は 6 x 2 (現在形と過去形)= 12 爆泣

先ほどの4つの格をどう使いこなすかは、それぞれの前置詞と動詞がどの格をとるのかを把握していなければならず、時には例外ももちろん出てくる。

形容詞にも性別があって、活用があって……..
もう考えたくない。

活用だらけ例外だらけのアイスランド語をいつの日か使いこなせるようになるのか。。アイスランド語を話してる人は天才じゃないかと思う。
といった感じで、見事に沼にハマっている近況報告でした。
言語に簡単楽ちんはないよね。言語の方、一緒に頑張りましょう。





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