【開始1日で目標金額達成】今週のクラファン分析
こんにちは。クラファン研究家のいるかです。
今日は、今週スタートしたクラウドファンディング案件をいくつかピックアップして考察してみようと思います。
開始して間もなく、100万円以上集まっている/目標達成しているプロジェクトをピックアップしました。
なぜ支援が集まっているのか?という観点で考えてみたので、ぜひご覧ください。
頭がうれしいぷりぷりプリンピロー。DORE枕シリーズ第3弾
資金調達額:¥3,243,040
支援人数:405人
期間:2021.02.02~
プロジェクトURL:https://www.makuake.com/project/pudding-pillow/?
リターン:20~30%OFFでプロダクトを提供
※2021.02.05現在
快眠をもたらす枕をクラウドファンディングを通して販売しているプロジェクト。
立体構造で頭を支えてくれるつくりになっており、通気性や放熱性に優れ、お手入れも簡単というプロダクト。
元々AmazonやTV通販を通して販売されていたものもあり、評判が良かったようです。
また枕以外の商品も過去に何度もクラファンを通して販売しており、そうした実績からクラファンサイトのMakuake内で注目され始めた様子です。
元々ファンがいる製品であれば、継続購入や苦労しがちな最初の拡散も期待できるため、最新製品をクラファンで、というのはよくある手法の一つですね。
【kimonoちゃん】スタジオ再構成プロジェクト
資金調達額:¥2,346,000
支援人数:173人
期間:2021.02.02~
プロジェクトURL:https://camp-fire.jp/projects/view/380224#menu
リターン:特別版のグッズやアルバム、チケット、メッセージなど
※2021.02.05現在
系統はガラリと変わって、こちらはYoutubeやツイートキャスティングでの配信者の「kimonoちゃん」による、自身のスタジオをつくるためのプロジェクトです。
Youtubeのチャンネル登録者数は21.1万人、Twitterのフォロワーは7,804人、クラファンは初挑戦という方です。
特徴的なのは、リターンの中身が凝っていること。
ライブ開催時のスペシャルチケット、VIP席への招待に加え、ライブ前の楽屋招待もリターンに含まれています。
ここでしかない体験を、プロジェクトに貢献している実感と共に得られる。
クラファンに大事な「トキ消費」という考え方に近いものがあります。
【#おうちで豆天狗】廃棄されそうな「飛騨高山中華そば」をご家庭で楽しんでほしい!
資金調達額:¥1,265,805
支援人数:277人
期間:2021.02.02~
プロジェクトURL:https://camp-fire.jp/projects/view/376841#menu
リターン:15~35%OFFでラーメンのセットorチケットを提供
※2021.02.05現在
飛騨高山の中華そば屋「豆天狗」さんによる、クラウドファンディングを通したラーメンの冷凍パックの販売プロジェクト。
コロナの影響もあり、催事を開くことで売上を復活させようとしたところ、緊急事態宣言の発令により仕込んだスープが大量に余ってしまったとのこと。
そこでクラファンを通してお値打ち価格で販売しよう、という経緯です。
Twitterの運用はしているものの、フォロワーは387人と爆発的な拡散力があるわけではありません。
一方でこちらのお店は高山以外にも出店しており、各地域に愛されているお店です。
CAMPFIREの支援者コメントにも「久しぶりに地元のラーメン食べたくなったので申し込ませてもらいます!」「前の店舗からのファンです。」等の言葉があり、地元のファンに愛され、支援が集まっているようです。
また地元の方でなくとも、こうしたコメントを見て「食べてみようかな」と思うケースも少ないはず。
外食がしにくくなっている世の中ということもあり、地元以外の方からの応援購入も集まった形です。
こうしてみると、プロジェクトの初期を支えてくれる支援者の存在が非常に重要だと分かりますね。
創業110年、燕三条のおろし金屋が本気で作った「しょうが」と「わさび」のおろし金
資金調達額:¥3,006,795
支援人数:314人
期間:2021.02.03~
プロジェクトURL:https://www.makuake.com/project/tsuboe/?
リターン:3~15%OFFでプロダクトを提供
※2021.02.05現在
創業110年のおろし金屋「株式会社ツボエ」が、最新のおろし金をクラウドファンディングを通して販売しているプロジェクト。
Makuakeでははじめてのプロジェクトですが、2020年度グッドデザイン賞ベスト100に入った実績のある商品です。
その特徴である切れ味やおろしやすさが、写真や動画、GIFなどを使って分かりやすく表現されています。
老舗メーカーのこだわりが見えるとともに、それを使っているイメージの湧く画像もかなり載せられているため、思わず買いたくなる方が増えるようなページになっています。
今週のプロジェクト分析、いかがでしたでしょうか。
クラウドファンディングは、いかにスタートダッシュを切れるかが非常に大切です。放っておいても支援が集まることはないので、初めに支援をできるだけ集め、SNSなどで拡散されることや目標金額へ近づくことを目指すべきです。
クラファンを始めたいけど…という形で困っている方は、クラファン成功マニュアルを活用いただくか、DMでお気軽にご相談ください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?