映画「ラ・ジュデ」感想
Twitterで27分の傑作映画として紹介されていたので洗濯物を畳みながら観てみた
1962年のフランス映画、「フォトロマン」と呼ばれるモノクロ写真を連続し映す手法で描かれる一風変わった映画。
この手法では代表的な作品で、時間と記憶を行き来するSF映画だけれどSF的な美術は見られない。
映画を観ている最中はなんだか紙芝居を見せられているようで面白いとは思えなかったけど、突然心臓を奪われたラストの余韻に浸りながら、この手法である理由などを深く考えてみるとなかなか面白いじゃんと思えてくる。
スライドショーの様に流れていく写真たちが記憶の断片をかき集めていくようで面白い。
少しの確実な記憶の中から残りはなんとなく想像巡らせこうだったかなと埋めていく、私が過去を振り返る時なんかはそんな感じなんだけど
それをこのフォトロマンという手本で1枚1枚の写真の間は視聴者の想像にまかせる、そうして記憶と過去未来を表現している様に感じた。
恋と愛と生と死
脅迫概念からの彼女への感情だけだったのか
廻る悲劇の運命の中にでも刹那的ではあるけれど美しい旅
それを見つけるために私たちは生きているのかな
個人的評価は
3.0/5.0 点
です=(^.^)=
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?