秒で変わる複雑な母心
貴女が生まれる直前まで。
「この子が無事に生まれたら、私はどうなってもいい。」って、本気で思ってた。
「ほぎゃ、ほぎゃ」と、消えそうなくらい小さな産声を聞いた瞬間。
「だめだ!何としてでも生きてこの子を育てなくちゃ!」と思った。
娘を抱えて、父と母の二役をこなす日々が想像以上に大変すぎて、「早くおっきくなって!」って思ってた。
なのに。
誘っても一緒に寝てくれなくなった娘に、「もっとゆっくり大人になって!」···なんて思ってる近頃の私で。
貴女は私にいろんな気持ちを教えてくれる。
一日一日、成長していく姿が嬉しくもあって、ちょっぴりセンチメンタル。
そんな複雑な気持ちをもっていることは、ここだけの秘密。
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