残念だけど

親から適切な愛情を受け取った記憶はない。
こんなことを口外するつもりは毛頭ないので、ここに書いてみることにした。絶賛就活中(?)で病みまくってるわたし。かなり前に最悪だったメンターに言われて書いた自分史を読み返してみてまた病んだ。
人生において楽しかったことがなにもない。こんな考え方になってしまったのは親のせいにしたい。昔から、「わたし」だからよくできた、とかそういうことで褒められた覚えがない。なにをしてもできて当然、そういう対応だった。

だからわたしは人一倍プライドが高くなった。「できない」は恥。だからできるように努力する。でも、その努力を見せる=できない、だからダサい。人に努力しているところは見せない。結果だけを見せて、ほらできたでしょ?それが親がわたしに望んだ姿勢だったように思う。

「あなたは別にすごくない」この言葉が頭から離れない。そりゃそうだろ、鳶は鷹なんて産めないんだ。自分だって鳶なのに、どうして子供に鷹であることを望む?鳶の中でがんばったね、それでよかったのに。

小学校からの学生時代、いろんな責任者やリーダーをやってきた。それは自分に存在価値を与えるためだった。正直、人より視野が広くて、誰がどれに向いてるとかそういうのも察する能力があったから、人の上に立って何かすることはわたしにとって才能だ。別に何が理由でそういうスキルを得たとかじゃないし。

当たり前のことを当たり前にこなす。それがなんのアピールになるんだ。怒られたから、指摘されたからそこを直す。次は失敗しないようにする。だってわたしの信頼が落ちるでしょ?親からの。


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