最愛のおばあちゃんが亡くなった
以前帰省した時に書いた、具合の悪かったおばあちゃんなんですが、先日亡くなりました。
葬儀は地元に居る人達のみで行うということで、千葉にいる私は願っても行かれません。
2月に帰省した時はまだわずかばかり元気で、15分くらい話せたことが救いです。
葬儀って金かかる問題
重たい話から先に。
わかってはいるけど葬儀ってお金かかりますよね〜。
新聞に死亡広告出すのに、うちの地元は10万かかります。
旦那さんに聞いてみたら、そんなカルチャーうちにはないwって一蹴されたんですが…
今なら電話かLINE一本で済むかもしれませんね。新聞はうちら世代は取ってないだろうし。ばあちゃん世代の人達は新聞取ってるだろうから、それでも意味はあるんでしょう。
こちらの記事によると東北は平均202万葬儀にかかるそう…!
コロナウイルスの影響で親族のみ、しかもほとんど地元に居る人達のみで行うので、もっとかからないかもしれません。
そして、お墓を建てる費用はこちらの記事によると葬儀と同じくらいかかる…!
ばあちゃんは生前すでにお墓は自分のこういうのを建てたいというのがあったらしくてすでに建ててましたが…
最愛の人が亡くなった時にお金のこと考えなきゃいけないって本当に嫌な作業。
ばあちゃんの場合終活をしてて、身辺整理も徐々にしてたとは言え、色んな決まってないこととか、たくさんあると思います…。
ばあちゃんとの思い出
思い返せばたくさんのことを教えてもらいました。
お茶の先生としてだけでなく、お茶を通して、他のことを通して、人生について教わりました。
ばあちゃんは今の年齢からは全然想像できませんが、若い頃は体育教師をしてて、退職する時のお金でお茶道具を買って、それからお茶の先生になったとかって聞きました。
昔は今よりもっともっと理不尽なことがたくさんあって、そういう先人達が、色んなことを変えてきてくれたおかげで今があるんだなあとしみじみ思いました。
生まれた時代が違えば、もっと違う生き方ができたんじゃないか…とも思うのですが…。
いつも私を笑わせてくれて、あるものでなんとかしようと工夫して、いつも具体的に私の力になってくれて、地元で一番のオシャレなばあさんで…。
葬儀に立ち会えないことが何より悔しいです。
ゆたかさってなんだ
豊かさってつまり、ばあちゃんみたいな人のこと言うんじゃないかなあって思うんですよね。
人のことを慮る気持ちの余裕があって、ユニークで、伝統を貫くだけではなく、変えていくところは変えていく力があって、それを発揮できる。
自分の信念を持ってて、好きなことを貫いて、物事を工夫して、研究する能力がある。
周りからなんだかんだ言って愛されてる。
そういう人に、私はなりたい。
コッチヲ見ロッ!貴様!見ているなッ!