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#4 再会の日

おはようございます。Lilasリラです。

話はいったん15年ぶりに再会した日に戻ります。
LINEをしてから約一週間後に逢う約束をしました。

LINEのやり取りしている時、彼から

私の誕生日はいつも何してるかな?って考えてた。
それくらい俺の中で大きい存在なんだってつくづく思う。

そんなことを言われました。
彼とお互いに気持ちが通じ合っていることは
20代の頃に確認していますが
そんなに毎年思い出してくれていたことは驚きだったし
ものすごく嬉しかった。

連絡してよーー笑
なんて平然を装って返事したけど
内心は嬉しくて嬉しくてたまらなかった。

再会当日
彼は車で来ていて、少し早く着いたとのことで
家まで迎えにきてもらいました。

何着ようかな?メイクどうしようかな?なんて考えたけど
10代を知っている彼の前で着飾る必要もないし
いつもと変わらない(むしろ素に近い)私で会おうと決めていた。

車から手を振ってくれる彼。
あの頃と変わらない、優しい笑顔だった。
久しぶりだねー☺️って挨拶をして少し車を走らせて
コンビニで車を止めて話し始める。

あー、この空気感懐かしいな。居心地いいな。安心するな。
たったの数分でもそれを感じました。

当時は自分の全てを曝け出すことなんてできなかった。
(気持ちばダダ漏れだったから彼には伝わっていたけどw)
一緒にいられるなら妹みたいな存在でもいい。
そう思っていた。

飲みに行くまでの時間
彼が宿泊するお部屋でゆったり過ごしていたけど
くっついたりはしなかった。この時はまだ。

飲みながらお互いの歩いてきた人生について話す。
そしてお互いの気持ちも包み隠さず話す。
どれだけ彼が私を想ってくれていたかを知った。
私が初恋の相手だと言ってくれました。

こんなことも言っていた。

恋ってこんなに苦しいのか?
胸が苦しい…こんなの耐えられない。
そう思って、私以外に恋をするのをやめた。

そんなに…
彼は、当時の気持ちを全部話してくれました。

私は驚きましたが
こんなにも想ってもらえてなんて幸せなんだろう。
と思ったし
大きな大きな愛に包まれている安心感を感じることができた。

今までずっと心にいた人。
逢わなくなってからも、何かあった時には
助けて。といつも心で助けを求めていた人。
私が過去一愛した、これから先もずっと好きな人

その彼が今、私のことを
人生で一番好きな人
そう言ってくれている。

もう二度と離れたくない

心からそう思った夜でした。

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