JOHNNY'S Experience──エクを"エク"した2022春
Island FES、Jr祭り、五騎当千、JOHNNY'S ISLAND THE NEW WORD、Spring Paradise CRUSH THE FRONTLINE ときて気にならないわけがなかった。
自軍を追いながらも、ぽやぽや踊っていた子がさらに幼い子を導き、先輩方から愛された分だけ人を愛し、穏やかに育つのを見守るようになった私は衝動的にグローブ座に向かった。紙媒体にもならない完全電子チケットとはまったく寂しいものだと思ってしまう。
好きな先輩を自担と言ってくれたたくさんのフレッシュJr.たち。自担から愛を注がれたみんながどんなパフォーマンスをしているのかという好奇心半分、ローラー組が気になる気持ち半分。グローブ座への道で我が子の体育祭を見に行く親の気持ちを思い知ることになろうとは。
結果として
フレジュのみんなが何かを"エク"する時間にお邪魔する気持ちで行ったけどこちらが"エク"していた。HiHi Jetsのオリジナル曲を歌ってくれる子がいて、自担が歌いたかった歌を歌う子がいる。自担や自軍メンバーに憧れてくれる子がいる。心がいっぱい。
ということに落ち着いた。これが全てだ。
(筆者のTwitterより転用)
HiHi Jets越しに見るみんなと、メインを張るみんな。同じなのに違うような。
──ド新規H·A·Fの私でも経験した、単独コンサートで駆け回る5人の輝きと先輩のバックで踊る5人の輝きは同じ5人なのに違う煌めきを纏っている──
それをフレッシュJr.のみんなでも体感したのである。
身長もダンスもバックのときより何倍も逞しくなるみんな。自分のうちわどこかな〜?見つけた!ねぇあっちにうちわあるよ!教えてあげる! のやり取りが微笑ましいのなんの。
どんなに踊っていようが誰が喋っていようがうちわを見つけたら各々手を振り出す姿がまぁ可愛い。嬉しかったのか、全部答えたいのか、でも多分いつでもいい訳じゃないのよ という具合である。それもまた一興なのだが。
運用直後には色々と話題になったアプリをスタッフに見せると画面がQRコードから席番号へ変わり、そのまま初のグローブ座に足を踏み入れた。
開演までの間で流れる先輩グループのデビュー曲やヒット曲たち……これもまだオリジナル曲がない彼らの特権だ。Hey!Say!JUMPの曲でペンライトの動きが揃ったり、もうここにこの曲が入ってくるのか〜としみじみしながら待っていた。
ちなみに私はここでEverybody Goに合わせてHiHi Jetsのペンライトを振りながらGo! Go! kidsを待つ というローラーグループ応用編を体験した。
セットリストや衣装一つ一つを書けるほど見に行けなかったため、私の中での印象的な部分をいくつか紹介する。
まずは数ある楽曲の中からHiHi Jets to the moonを選んでくれた小山十輝くん。ありがとうございます(?)
デビューした先輩方も使用するグローブ座の0番でオタクに見守られながら可愛らしいほっぺたを赤くしながらしっかり歌い上げていた姿は貫禄すら感じられた。 尤も私はCRUSH THE FRONTLINEのペンライトを握り一節一節しっかり頷きながら泣いていたが……
"ちっちゃな頃の夢覚えているよね"
──HiHi Jets to the moon
夢に向かって進む十輝くん。いつかこのグローブ座のこと思い出してオタクが泣く未来が見えました。
大ヒットメドレー。こちらは最近どこかで摂取したような……………大人が良いと感じて組み込んだのだろう。良かったねJets。
春現場関係なくオタクの体が勝手に踊りだすメドレーだ。同じ曲、同じ振り付けでも曲の印象が変わるのだとしみじみ。 曲中のセリフを恥ずかしげもなく言うフレッシュJr.たち。これが気恥ずかしくなるのはもう少し先かも知れない。頑張れ思春期(?)
中でも「令和」を感じたのはタブレットを使った演出だ。メドレー中もその曲を歌ったグループ名を表示したり(KinKi/Kids Sexy/Zone Six/TONESといった具合で2台で一組になる形式)
私は今回グループ名がついたローラー組の括りを見に行ったようなものなので、ここからはそのGo! Go! kidsについて書いていく。
※表記順がわからないので五十音順にしています
上原剣心くん。
プロフィールの夢が「ローラーグループ」で私が爆死。尊先猪狩くんに貰った帽子を被って滝沢くんに子分みたいと言われた剣心くん。猪狩くんが観ていた公演で憧れを伝えられていてほっこり。
長めの髪をちょこんと結んで帽子が綺麗にかぶれるようになっていました。アイノビートのようながつがつ踊るものが似合う。
佐久間玲駈くん。
瑞稀くんがYouTubeでお家を教えてくれなかったエピソードがあった玲駈くん。リモラブで優斗くんとも共演しました。目がくりっくりで小さいお顔から飛び出そう。
ダンスの全力さが初々しくもあり眩しい。ジャニアイより大人びた印象をまといつつもたまに迷子になったりするあどけなさも混在。
鮫島令くん。
他の子から「虫が嫌い」という自己紹介があるたびにしゅんとしちゃう令くん。好きな先輩は瑞稀くんでも付き合いたいのは優斗くんというジャニアイのエピソードが記憶に新しい方もいるのでは。
様々な公演を経てローラーが上達していく令くん、ストッパーでキュッと止まるのが麗しい。ダンスのトメがはっきりしたのとライトが当たってなくても踊ったり盛り上げたりしていた姿が印象的。
田仲陽成くん。
フレッシュJr.という雑多な括りの中でも有名な印象。名前につられてか黄色のイメージ(?)。 THE アイドル!というオーラを既にまとった陽成くん。ぱっと手を振ったりさりげないファンサービスがお上手。
とにかく元気いっぱい、度胸もあってトークもこれから伸びていきそう。「田仲のナカは仲良しの仲です」納まりの良い自己紹介でした。
寺澤小十侑くん。
終始クール系な印象。耳掛けアレンジという各所のオタクの好きそうなことをやってのける期待のアイドル。
小さい子達を見ていたり、引っ張らなきゃという気持ちが見えたり。陽成くんから度々愛を注がれるのにしれっと交わす温度差がまたオタクの心に刺さっているのでは。
羽村仁成くん。
仁成くんもYouTubeで瑞稀くんから絡みエピソードがありました。加藤くんのドラマや有岡くんの舞台でお姿を見た方もいらっしゃるでしょうか。@YUMA HOUSEでは謎解きが得意な一面も。
落ち着いていて硬派なイメージ。Go! Go! kidsの(自称?)リーダー。公演中のグループ発表も報告動画等でも率先して話しています。
松浦銀志くん。
名前の厳つさとお顔の可愛らしさのギャップ。終始笑顔の天使さん。ダンスの踊り方が流石ジャニーズ……つい目が行ってしまう魅力がありました。
仁成くんがMCなら裏回し役もできそう。度々令くんと一瞬にファンサービスしたりお話していたりと穏やかに公演を楽しんでいました。
三村航輝くん。
何を食べたらこんな天使が…と思ったらISLAND TVで優雅におやつを食べておりました。そりゃあそうなるわ。自発光タイプでジャニアイではトランペットも吹いていた実力派。
「愛の讃歌」で瑞稀くんが滑っていたようなフィギュアスケートのようなしなやかな滑り方が印象的。優斗くんの衣装のような片側にマントのついた衣装ですいすい。芸術的でした。
Go! Go! kidsに栄光あれ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?