最近良く耳にする「フロントエンド」とは？
はじめに
マンハッタンコードは2016年に設立し、当初はスマートフォンアプリ開発に特化した開発会社としてお仕事をしていました。しかし、2021年にスマートフォンアプリ開発からフロントエンド領域に特化した開発会社として変化をしました。
設立から5年間スマホアプリサービスの開発事業を行い、開発した商品と利用者の関係について数多くの研究を行ってきましたが、開発事業を行なってきて感じることは利用者が購入を決定する上で決め手になるのは「見た目」であるということです。
「フロントエンド」という言葉は、IT業界で広く使われていますが、マンハッタンコードが指す「フロントエンド」はおそらく世の中のエンジニアが認識している範囲と意味合いが異なります。
本記事は、マンハッタンコードが指す「フロントエンドとは？」について知ってもらうための記事です。
「フロントエンド」という言葉は聞いたことがあるけれど、なにを指すのかよくわかっていない方に読んでもらえると嬉しいです👍
マンハッタンコードにとってのフロントエンドとは
エンジニアの方が良く聞くフロントエンドとは、WEBアプリケーションやスマートフォンアプリケーションなどといった、ユーザーが画面越しに触れる部分の認識だと思います。
マンハッタンコードではフロントエンドを「人が触れられるものや、目で見てわかるもの」と定義しています。
また、弊社ではペースレイヤリングの考えを取り入れており、ファッション層とコマース層を繋げる部分がフロントエンドの位置付けだと考えています。ペースレイヤリングのファッション層は表層のためすぐに変更することができ、フロントエンドが一番実感しやすい部分となります。
フロントエンドの魅力とは
利用者が購入を決定する上で決め手になるなるのは「見た目」です。
「見た目がいいから欲しい」「これを使っている・これを身に付けてる自分はとてもかっこ良くなるだろう」という利用者の感情を引き出すのはフロントエンドの魅力です。
フロントエンドの魅力の例を3つ紹介します
店頭で内容が全くわからないけどパッケージのデザインがいいから買ってしまう
同じ機能であってもデザインの良いものを少し値段が高くても買ってしまう
鏡の前でヨガウェアを着た自分をみて、痩せなきゃダメだと自覚できたためヨガの定期利用に申し込んだ
心理学の世界で「メラビアンの法則」というものがあるのをご存知でしょうか？コミュニケーションの要素を言語・非言語などで分解したデータのことで「人は見た目が9割」という考え方の根拠となる法則です。メラビアンの法則では視覚情報が55%（半数以上）を占めており、利用者が購入を決定する上で「見た目」が重要であることの学問的裏付けになっています。
UI/UXの違い
最近は「UI/UX」という言葉を良く耳にします。どうしてここまで世の中は必要としているのでしょうか？
皆さんは、日用雑貨や洋服で「見た目がいいから欲しい！買いたい！」と思った経験はありませんか？
利用者がサービスや商品の購入に至る理由の80%は見た目であり、利用者の感情的な欲求を引き出すことができるのは「優れた見た目」と実際に「手で触れられることができること」、そして、購入することで得られる購入後の「ストーリー」が具体的になるからです。
例えば、皆さんが旅行などへ行って帰ってきた後に自宅で一息つきながら「あぁ〜、また行きたい」と思ったら、UXとして、とても素晴らしいサービス＝良いフロントエンドとなります。そういった利用者体験がサービスや商品のファンやリピーター・インフルエンサーとなり、事業が発展していきます。
マンハッタンコードが考えるフロントエンドとは、見た目が良いものをつくるだけではなく、実際につくったものが利用者に利用されるシーンと利用された後の体験、また、そのサービスや商品を作っている企業が利用者から愛されるところまでを設計することが「フロントエンド」であると考えています。
まとめ
マンハッタンコードの定義するフロントエンドとは「人が触れられるものや、目で見てわかるもの」です。
皆さんが何気なく利用してるサービスや商品には、さまざまなフロントエンドの研究がされて世の中に出回っています。
マンハッタンコードでは常に、フロントエンドに関する実現のための探求や研究が行われており、人間が商品やサービスを継続利用したくなるための魅力を探求していきます。
もっと詳しく知りたい方へ
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