覚えたい欲
大して社会で役に立つかどうか分からないことをすごく覚えている。
例えば
じゅげむ
小学校4年生のとき東京から引っ越してきた女の子が披露した時、になぜかトキメキ、そのじゅげむとやらを我の脳内に吸収したい!!と目を輝かせ、口伝えで覚えた。遊ぶたびに「ねえねえ、あれ、やってよ」と何度も言ってもらった。さながら落語の師匠と弟子だった。ずいぶん迷惑なことだったろう。
メリー・ポピンズの呪文。これも魅力。
もちろん覚えた。たしかコレも友達のVHSで何回も歌を聴かせてもらったと思う。当時我が家にディズニーなんて洒落たものはなく、クラシックのカセットテープ24巻セットを渡されくり返し聴いていたのだった。レコードは自分専用にプレーヤーは持っていたが、聴けるレコードがマザーグースしかなかった。そんな中、軽快でオシャレなディズニー音楽はとりわけ煌びやかだった。
数字の桁
億丁京がいじょじょうこうかんせい、、、、
コレも小学校4年生。
なんか、小4て児童発達的にこういうやたらなんでも覚えちゃう時期なんのかしら。
初老をむかえ、思うにさして役に立ってこなかったこの記憶だが。ほんの、たまーーーーーーに、ネタになって感心されたりする、こともある。この記憶、消えないもんだよねえ。
そして、今、脳みそつるんつるんで日々、あれソレどれが乱発する日々だが、どーでもいーことを覚えたくなるのだ。
今やってるのはアメリカ50州。敬愛する安住紳一郎の日曜天国で取り上げられて以来、オクラホマミキサーの旋律に乗せて歌っている。
これから覚えたいのは八十八箇所巡礼の寺の名前、国旗、首都、徳川家、天皇系図、、、
いやいや、司法書士勉強中なんだからそっち覚えろよ
DTM操作覚えようよ
単純な記憶って、なんかこう、癒されるんだよな。脳がスッキリーっていう。
わっかるかなあ、、 わっかンねぇだろうなぁ
いえーい