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なぜ働く?誰と働く?いつまで働く?③

6、~忖度のないダメ出しを受ける~

🌞メンターを見つけよう
キャリアを形成していく上では、メンターという存在が注目されている。仕事やキャリアの手本となる先輩社員というイメージだが、必ずしも自分より上位の人である必要はない。キャリアの形成も多様化しているから、仕事面でもプライベートのことでも、安心して相談できる存在という方が適当かも。
メンター選びのポイントは、自分のために親身になって相談に乗ってくれて、遠慮や忖度などをせず、フラットな立場で意見を言ってくれる人であること。自分が理想とするような仕事や生活を実践している先輩でもいいし、利害関係のない学生友人でもいい。もっとわかりやすく言えば、自分の悪口を面と向かって言ってくれる人。

そしてもっと重要なのが、メンターの意見には基本的には従うこと。どんなに厳しい意見でも思いもしなかった指摘でも、一度はそれを受け入れて検討しなくてはならない。なぜならそれが自分の、「盲点の窓」だから。(盲点の窓… 自分は気づいていないが、他人は知っている自己) 自分の都合の悪いことを排除していたら、メンターを作った意味がない。
🌞他人に意見を言われるというのは、言い換えれば、他人を使って自分を言語化すること。

7.価値化~自分の武器を見つける~

🌞自分の能力や実績とりも価値を信じてみる
🌞誰と働くかで自分の価値は変わる

キャリアを考える上では、突出した才能やセンスを持っていることよりも、自分が少しずつ蓄積してきた知識やスキルを、「誰と働くか」という関係性の中で、価値化することの方が大事。

🌞謙虚ぐせから抜け出す……..(自分の課題….)
何か言われたら、「ありがとうございます」「嬉しいです」 と言ってみる。褒められたことを素直に受け止めることも、同じくらい大事なこと。そして、自分の向けられた評価を頭から否定しない習慣というのはとても大事。🤍



8.~他人と比べるのではなく並べてみると価値が見える~   p136

🌞横の関係性で「変化適応力」を高める
競い合って上へ上へ目指していくのも一つの道だが、選択肢はそれだけだはなく、もうちょっと広く横に関係性の中で価値を探ってみると、意外と自分が活きることがある。
🌞変化適応力→自分の持っている知識やスキルが活かせる関係性を横展開していくこと
🌞「好き」「得意」はゴールにではなく、「スタート」
今好きなことや得意なことは、あくまできっかけくらいに考えおくと◎


9.~苦手なことや弱点は価値を発見するヒント~  p150

🌞自分の持っている経験やスキルも、誰のために活かすのかを考えるとアダプタビリティ(状況や環境の変化に柔軟に対応し、適応できる能力)を発揮できる可能性がある。
🌞長所も短所もただの特徴の一つ


10.~ちょっと未来の変化を洞察する  p160

🌞未来の洞察派、変化適応力を高める大切な要素
自分の働く業界は今どうなっていて、これからどんな社会が成長していきそうか、洞察する練習をしてみる。
🌞価値観もどんどん変化している
ある場面では価値のないことも、状況が変われば無価値になってしまうこともある。でも自分が持っているものを、やりようによっては価値のあるものに変えていける。たとえ一度失敗したことでも、時と場所を変えれば成功につながるかもしれないし、ターゲットを変えることで受け入れられる可能性があるかもしれない。状況が移り変わっていくのを敏感に察知して、私たちはそれにアジャスト(適合)していくことになる。


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