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草稿(1)に補足したいこと | 20241014
つい先ほど、
書き表したいものの草稿(1)|20241014
というものを勢いで投稿してみたのだが、
その中に
—
生き切るというのは、存外難しい。
難しいと言ってハードルを上げるつもりもないけれど、
生き切るために、絶対避けたいのは、不完全燃焼。
1)私の思う不完全燃焼のリスクは、「残念」念を残すこと。
それは、祖先に顔向できないし、未来の人の負担になる。
肉体を持って動ける人として、それは避けたい。
残念の最大の養分は拗れ、だと思う。湿っぽい感じするよね。
—
ということを書いた。
その直後、親しくさせていただいている青森のお寺のご住職の、日々の綴りの中に、こんな一節を見つけた。
![](https://assets.st-note.com/img/1728907733-ZGKpkSyN2HsW58XLwRUQgAv6.png?width=1200)
ちょっと泣きそうになる。
さっそくご連絡を差し上げて、引用のOKをいただく。
「念を残さない」=完全燃焼!と勇ましく書いたし、それは目指す姿の一つである。
けれど、ご住職の書かれたものを拝読して、立ち止まって考えた。
燃やし尽くすだけが手段なのかい?・・・とmiddled agedとしては、ちょっと鼻息が荒かったかなぁと思った。
違いは何かな。この「満ち足り感」はどこから来るのか。
今の充実。今の肯定。
大人になって得られる自由。
ちょっとお金があるとか、ちょっと地位があるとかで、
ちょっと得られた気持ちになるようなかりそめの自由。
そーいうものが確実にある一方で、
自由にならないことややるせないことにぶち当たることだって、
確実にある。
念を残さない手段は、燃やし尽くすことだけでなく、
思いを昇華させて行くという方法だってあると思う。
その昇華の手段は、今の自分を形作る、過去の自分に向ける、
眼差しの暖かさ。
自分への憐憫ではなく、自分への充足。
—
充足なんて言ったら、もしかしたら引用元のご住職は、
いやいやいや・・・とおっしゃるかもしれない。
でも、憐憫と過度な自信や過度な主張の間というのは、
中庸とか、それこそ塩梅とかで、足を知るに寛ぐ感じ?
私は自分の人生を振り返って、局所的に極端を振り切っている感がある。
自分の器の中で、良い感じを積み上げて築く人もあろう。
私は、あっちにスクラッチ&ビルド、こっちにスクラッチ&ビルド。
自分の程良いって、この感じ?みたいなことを、
追い求めることを面白がってきたのだろうと思う。
辿り着く先が同じだったとのしても、あっちとこっちで試したよ。
—
私の奥歯は、一本だけインプラント。
一本足のインプラントは、完全設置目前に折れてしまった・・・
(本当に本当に珍しい事故です)。
ということで、二本足のインプラントを再設置してもらっている。
99.9%の人は、一軸で、うまいこと人生を設計/構築していけるのだとしても、
私は、二軸流の、私の取説で行くしかない。
これが良い例えかも分からないが、車の話。
どっちが良い悪いではない。全部違う。
ものすごく気軽に乗れて、メンテも楽で、手に入れやすくて、誰でも運転しやすい車。
例えばファミリーカー。フツーのレンタカー。
ちょっと故障しやすい、部品も手に入りにくい、でも乗っていると気分が上がって、人目も惹く車。
例えばちょっと良い外車。ちょっとこだわりの年代車。
運転に特殊な技術が必要な車。業務に必要な車。
大型トラック、バス。
運転に特殊技術が必要な車。メンテにも特殊技術が必要な車。魅せる車。
レーシングカー。超人手が必要。高コストで一発勝負。
特殊な用途に必要な車。
よく分からないけど、ものすごく精密な機械を輸送する、衝撃がものすごく緩和される車とその運転技術。
維持費がかかる。出番は少ない。でもないと困る。
とか、とか、とか。どれでも良いと思う。*どれも空想です。
自分を知って、自分を使うしかない。
自分の使い道があると信じて、心を震わせて、頭に汗して、体を動かす。
—
最後に、再掲させていただきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1728907753-admjCPDhSn7ETbzp4lRO91rF.png?width=1200)
今日の私も、十分幸せで良い人生だと思うけれど、
まだもーちょっと頑張り必要だと思うし、フツーに伝えたいこと伝えておかないとダメな顔が浮かぶ。
そういう、自分でできる思い残すことは、どんどんしていかないといけないね。